~休日~

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最高ランク : 1 , 更新: 2017/12/05 8:26:11


‘冬は嫌いだが,悪くないと思う、

冬の肌を刺すような冷たく冷徹な空気も、

息を吐くと白く儚くきえるのも、

凍った水溜まりを眺めるのも冬の楽しみだと私は思う、宮崎莉桜’

宮崎莉緒

最近売れている作家のペンネームだ

喫茶店、ココジィのこじんまりとした素朴な雰囲気を私はよく好み仕事時によく通う

カップに注がれた品のある珈琲をコトッっとテーブルに置き、前に座る学生達の会話に少し耳を傾けていた

「ねぇ、今日、宮崎莉緒さんの「冬の楽しみ」が、発売されるよ!」

「え、すぐに買いにいく」

私は


とある作家の宮崎莉桜というものだ

ついこの間,冬の楽しみを書き終え,今日は私の休日なのだ

休日


何をしようかと,テーブルに頬杖をつきながらぼんやりと考えていた

カランカラン

誰か来たのかなと思い,扉に目線だけを向けると

なかなかの美称な方だった

鮮やかな黒い髪を後ろで結ってあり,

白い肌には青くサファイアのような儚げな青筋を浮かべ

頬はほんのりと赤みを帯びておりその儚げな美しさをより一層引き立てていた

色素の薄い唇はほんのりと桃色に塗られており,

肩幅の狭い所謂,女性らしさというのを全て揃えたような全体的に細めな体つきは何人ものの男達を虜にしてきたのだろうか…

その方の身に纏っている白く清潔感の感じられる丸襟のブラウスに琥珀色の膝たけのスカートは女性の純粋さを醸し出していた

小さく折れてしまいそうな足にぴったりとはめられた紅の華を咲かせたヒールはまるで彼女のために作られたような統一感があったのです


私は一口珈琲を口に含みながら,窓から見える夕日に心を奪われていく

白兎*(元ユユリンです


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