【小説】A week 【第二話】

小説
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最高ランク : 8 , 更新: 2017/07/16 10:50:49

『Tuesday』

昨日あんなことがあって、丸一日。
帰りのホームが終わって、放課後になった五分後くらいのこと。

私が帰ろうと支度をしていると、

「子安先輩!!!」

と、教室の後ろのドアから聞き覚えのある声で名前を呼ばれた。
振り返ると、

「佐伯、くん、、、」

やっぱり昨日の佐伯くん。
彼の突然の出現に、何故だかざわつく部屋の中。

とりあえずバッグを掴んで駆け寄る。

「どうしたの?」
「どうもこうもないですよ!昨日、考えが変わらなきゃ教室に来い、って言ったでしょ?だから来ました」

まっすぐ自信満々に言う佐伯くんだけど、

「ひとまず、、、場所変えない?」

流石に教室でその話は、、、っ!



そしてやってきた屋上。

「気持ちは変わりません。一週間でいいから、先輩に彼女になってもらいたいんです、、、俺のこと、子安先輩に知ってもらいたいし、俺だって先輩を知りたいから」

だから、、、
そう言って彼はうつむく。

ひた向きで、清々しいくらい純粋な言葉。
どこを探したって汚れた部分が見つからない。

、、、佐伯くんは、本気で言ってくれているんだ、、。

「、、、うん、分かった」
「、、、え?」
「私で、、私でいいなら、、よろしくお願いします」

私がOKの返事をすると、

「、、、やった、、、やった、あ、ありがとうございますっっっ!!!」

佐伯くんは顔をくしゃくしゃにして笑った。

向日葵にもよく似た笑顔だった。

「じゃ、じゃあとりあえず一週間、よろしくお願いしますね、先輩!!えと、名前で呼んでもいいですか?」
「うん、いいよ」
「椿さん、って呼びますね、それじゃ!あと、その、、、タメ、、は、、、??」
「大丈夫」
「よかった!これからは椿さん、それでタメ。一週間は俺の椿さん、ね?」
「、、、うん」

そんなこんな、私達の一週間の関係が、幕を開けたのだった。


To be continue...







続きはまた明日、、、_(ˇωˇ」∠)_ スヤァ…

Loveless@モラトリアム人間


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新垢作ったよ!
2017/10/24 10:16:47 Loveless@モラトリアム人間 6 6

どもー! 新垢起動しマシたー! 松下欅って、pixivの名前そのまんまでやっ...


垢変のお知らせ~
2017/10/22 10:12:55 Loveless@モラトリアム人間 7 5

リツカです、お久しぶりノシノシ さてさて、垢変しようと思います! pixiv...


ふえるふえる。
2017/10/17 10:00:26 Loveless@モラトリアム人間 7

ちゃす、リツカですノシノシ どんくらいぶりじゃ? ひさしぶり(笑) えー...



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