【小説】A week 【第三話】

小説
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最高ランク : 18 , 更新: 2017/07/17 10:20:58

『Wednesday』

「椿さんっ!おはよ!」
「おはよう、佐伯くん」

昨日連絡先を交換して、その夜、朝迎えに行く、という趣旨のメールを貰って翌朝の今日。
佐伯くんは本当に、私の家の最寄りに迎えに来てくれていた。

二人で電車に乗り他愛の無い話をして、あっという間に学校の最寄り。

学校に向かって歩いていると、

「亮くんおはよ!」
「佐伯先輩、おはようございます!」

幾人もの女の子が彼に声をかけていく。

「佐伯くんモテるんだね」
「んー、そう?全然だと思うけど」

いぶかしげな顔。
でもこれ、世に言うモテるだと思うなぁ、、、。



「「子安さんと佐伯くんってどういう関係なの?!?!」」

教室に入るや否や、押すな押すな勢いで、クラスの女の子達が私に詰め寄る。

「だって一緒に学校来てたし!!」
「すごく親密そうだったし!?!」
「子安さん、佐伯くんの彼女なの?!」
「「「ねえ子安さんっっっ!!!」」」

、、、?!

全然、、、って、全く全然じゃないよ!

佐伯くんって、、、女の子に人気だったの?!



「ちょっと騒がれるくらいだって!モテとは全く違う」

放課後、佐伯くんと帰りながら、クラスでの話をした。

「だけど凄い人気だよ?私知らなかった、、、」

知っていたら、ダンスパーティーの申し出も何もかも断っていた。

、、、私みたいな日陰の草花じゃ、佐伯くんみたいな向日葵の花には到底届かないから。

「でも、どんなに人気があったり、モテたりしても、本当に好かれたい人に好かれなきゃ意味がないよ」

佐伯くんがポツリと一言。

「佐伯くんの本当に好かれたい人って?」
「わかってんでしょ」
「??」
「椿さん」
「冗談言わないで!」

私は笑う。
そんなの冗談に決まってる。
どうして私なのか分からないもの。

私は笑った。

佐伯くんが寂しそうに笑っていたのにも気が付かずに。



To be continue...








続きは明日!



関係無いけど、
忍たまのロングクッションがどうしてもほしいです(笑)


綾部ぎゅーしたい、、、((



おやすみなさ~い_(ˇωˇ」∠)_ スヤァ…

Loveless@モラトリアム人間


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新垢作ったよ!
2017/10/24 10:16:47 Loveless@モラトリアム人間 6 6

どもー! 新垢起動しマシたー! 松下欅って、pixivの名前そのまんまでやっ...


垢変のお知らせ~
2017/10/22 10:12:55 Loveless@モラトリアム人間 7 5

リツカです、お久しぶりノシノシ さてさて、垢変しようと思います! pixiv...


ふえるふえる。
2017/10/17 10:00:26 Loveless@モラトリアム人間 7

ちゃす、リツカですノシノシ どんくらいぶりじゃ? ひさしぶり(笑) えー...



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