【1人用セリフ】鬼の恋

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おぉ、やっと来たか。ふふふ…
その姿…わしと戦うため、沢山の鍛錬を積んだのじゃな。
嬉しく思うぞ。
ここに来るまで色んな敵と戦い、復讐心を忘れずにいた。
そうじゃ。
…そなたが心から愛していた友は、わしが食った。
あの者の味は、とても美味(びみ)であった。
わしの好みの女じゃったわい。
…わしが憎いか？許せぬか？
そうじゃろうなぁ。
…剣をわしに向けるのか。
そうかそうか、それほどまでにわしを殺したいか。
…じゃが…今のそなたは、わしには勝てぬ。
…信じられぬか？…ならば、証明してやろう。
…来い！

(剣を交え、2人の距離が近くなった時。鬼が相手の耳元で囁く)

…どうした、そんな程度か？
わしの方がそなたより強いことが分かったじゃろ？
………認めるがよい。
…手が震えておるではないか。
そなたに剣は似合わん。手を離すがよい。
…ゆっくり…
親指…人差し指…中指…薬指…小指…
…怖かったのじゃろ？
悪かったな、そなたの友を食らって。
仕方なかったのじゃ。
……謝罪と贖罪(しょくざい)の意を込めて、
わしの番(つがい)にならぬか？
そうすればそなたは、わしの元で裕福な暮らしができる。
…それに初めて見た時から、そなたが好きであった。
……わしと共に、暮らしてはくれぬか？