【BL小説】羽衣

小説
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天人伝説より

登場人物

人間の男 ……悠人
天人で男 ……天音
_________


天人、川で水浴びをしていたり_
人間の男、天人の羽衣を奪う_

_______________

水浴びを終えた天人・天音は羽衣を纏おうと、手を伸ばしたが、そこに羽衣はない。天音は慌てて、周りを探した。

「探し物はこれかい?天上人よ」

天音の背後に羽衣を持った人間の男が立っていた。男はわざと挑発するようににやりと笑うのだった。

「嗚呼、それはわたくしのございます。

返してくださいませぬか?それがなければ私は天に帰れないのです…」

「俺を騙してこの羽衣を取ればいい」

天音は首を振ってそのようなことはしない、と眉を下げて言った。

「天人は騙すなど、そのようなことはしませぬ」

「じゃあ、返したら礼でもしてくれるのか」

「…わたくしの舞ではどうでしょうか」

「見せてくれ」

天音は華麗に舞を舞った。天音の舞は、自然に溶け込むように儚くも美しいものであった。舞が終わり、天音はまた返してくれるよう頼んだ。

「俺はアンタが気に入った。

俺は悠人だ、俺の妻になれ」

天音は初めてその時困惑した。

「返してくれる約束ではないのですか…?
そなた、わたくしは天の者…また、わたくしはおのこでございます。
恩人とはいえ、受け入れらませぬ…」

「じゃあ、今すぐこの羽衣を焼き払ってもいいんだな」

「お、おやめください!!」

天音は悲しかった。天に帰さぬと言われたのだ。

「なら、妻になれ」

悠人は、天音を脅した。それほどまでに、天音に心を奪われたのである。
天音は恨むことはなかった、天人だからだ。そして、渋々天音はそれを受け入れた。

「分かりました」




.



end


はいどーも。ずっと占ツクで更新に追われてる大手裏剣です。
なんかちょっと、疲れてきたので私が好きな能「羽衣」の元というか…各地に伝わる天人伝説を勝手に物語にしたものです。

初めて、主の心語りにしなかったなぁー。


いやぁ、文才欲しいなぁ!



感想欲しい!!(やかましい、おこがましい)

大手裏剣


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