私が作詞したやつその1-魔法ノ招宴ト消陰世界-

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最高ランク : 21 , 更新： 2018/11/23 1:19:17

……わん、
………とぅー、
…………すりー、
ぎこちない律動で足を動かし今日も今日とて狂い咲きましょう？
ここは誰も訪れない魔法の屋敷、バケモノだらけの妖館だから
決まった音楽に決まった律動、毎日々々つまらないわ
世界は広い？定常は低い！心は広い？身長は低い！

さぁさぁ！みんな手を叩いて！
過去の自分を脱ぎ捨てて！穢れた過去も無に還しましょう？
だってそうじゃないとつまんない！
そうしないとみんな虚言に気づいちゃうわ
偽善ばかりのこの世界でなにも思わないわけないから

シャララシャララシャラララララン…
シャララシャララシャララルン……
鈴の音が静かな部屋に響く
部屋の真ん中にはてるてる坊主がふたつあるの
ああなんてキレイなんでしょう？
此処からはもう私は猛独に苛まれ生きるのね
もういいよ孤独は慣れたから

Good morning, ladies and gentlemen！
やぁやぁみなさんこんにちは！
昨日はよく寝れました？みんな悪夢見れました？
寝れたよね？見れたよね？
キミハナニモミテナイヨネ？

何をも知らず楽しむ子供達！
事実を隠し偽る大人達！
みんなみんないい笑顔！
ああ、なんて醜いんでしょう？
まるでキーボードみたいだわ

君は何も悪くないさ？
そんな言葉に掌踊りさせられて、
狂い咲く私はいったいなぁに？
花は散り逝く時こそ美しい！
咲いている間なんて、醜い汚泥よ

人の不幸は蜜の味！
そう云って嗤う私の心は蜂蜜みたいにドロドロで、汚いの
だから私には友達が出来ないの。
だから誰も私を理解ってくれないの？

人は人が人であるからして人で
だから人になるんだってあの人は云った
そんな話、難しすぎて困っちゃうわ。

わん、とぅー、すりー！
今日も今日とて決まった律動で足を動かす
誰も彼も仮面をかぶった怪物みたいで怖いの怖いわ
世界をぐるぐるまわってみるの
魔法の旋律に合わせて狂うの
定常は広い！世界は低い？身長は広い！心は低い？

さぁさ終わりも始まりもないこの世界で
狂い踊りましょう
終わりのないこの世界で
始まりなんてなかったこの世界で

あれ、あれ、
おか、しい……
ふし、ぎに…気づいた？
終わりも、始まりも、ない、はず、なのに？
どう、して、わた、しは、存、在、して、るの？

Chiku Taku...Chiku Taku...
時よ戻れと
呪文を唱える
誰も知らない
魔法の呪文よ

さぁさ狂い踊りましょう！
真実なんてないこの世界で！
さぁさ忘れ去りましょう！
偽善しかないこの世界を！

誰も知らないこの曲は、
……始まりの御終い！

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ここからは読み方じゃ←

律動＝リズム
屋敷＝おうち
音楽＝ミュージック
毎日々々＝まいにちまいにち
身長＝せたけ
虚言＝しんじつ
偽善＝正しいこと
孤独＝ひとり
悪夢＝いいゆめ
醜い＝きたない
理解って＝わかって
(※最後の偽善は普通にギゼンと読む。)