【ネタバレ注意】ニューダンガンロンパV3感想・考察

ダンガンロンパ ネタバレ 感想まとめ
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最高ランク : 73 , 更新: 2017/02/10 20:32:17

お久しぶり。ななとです。
発売から1ヶ月近く経った今ですが2週間前にクリアした論破感想を。
1~6章の感想と総評考察をまちまち書いていく予定です。
多分長くなるような気がします。
ちなみにトラウマすぎて周回プレイはできてません。1・3章はやりました。
通信簿は埋めました。育成計画と試練はまちまち。







⚠ネタバレ注意⚠
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・プロローグ・
制服がみんな可愛い!あれでグッズも出せる気がする。
そしてこの時からSF設定の思い出しライトとエグイサル降臨。
このころは深く考えなかったけど後々考えたらプロローグこそが最大の伏線なんだなと思った。記憶が植え付けられたものなんじゃないかとは薄々思ってたけど。

最初の赤松ちゃんの思考内容が変わってないから人格は変わってないんですかね?最原くんが王馬みたいな性格とかだったらめっちゃ嫌だな。



・1章・
ここでもうゲーム投げ出しちまおうかと思った。1章のくせに。
犯人を当てるところでは凶器があれだったしずっと星だと思っていたけど違った。けどその後の赤松ちゃんのセリフで犯人がわかった。あなただったのですか。

よくここで「主人公交代」って言われてるけどそれは違うと思うんだよなぁ...
最原くんは主人公じゃなくて、「主人公の意思を継いだ人」だと思う。
この狂った物語の主人公はやっぱり赤松ちゃんだと思う。
(アホ毛で女性大御所声優とはいえなぁ...)

実際あそこで彼女が死んでなかったら最原くんは帽子も取らなかっただろうし、真実を追い求めるようにならなかったと思う。その点「僕と私の学級裁判」だったかな?あのタイトルは本当にピッタリだったし、タイトルで内容が全く予想出来なかった。あれも伏線だったんだな...。



・2章・
1章の裁判パートで裏付けがないと証拠にならない的なことを言ってた彼。真実を知っていて言ったのかは分かりませんが、そのセリフ一つで彼のことをめちゃくちゃ好きになっていました。
その矢先ですわ。まあもうそろそろお亡くなりになるだろうとは思ったけどさぁ...

落ちている浮き輪と黒い布、繋がる窓たち。殺害現場やトリックは分かってもやっぱり分からないのは犯人だけだった。今思えばアリバイ辿ればすごく簡単な話だったんだよね。

しかも犯人お前かよ...しかもペコちゃんパターンで誰繋がりかな?って考えてたら全員かよ。けど滅私奉公のためにプライド捨てて逃げ回る姿はダンガンロンパっぽくてすごく好き。本当に「公」のために逃げているのか、「私」のために逃げているのかは今では知る由もない...。



・3章・
新エリア開放された時点で絶対アンジーちゃん死ぬな、って予想してたら案の定。プレイ当時は生徒会とか怖かったしほんとこいつ何やってんの、ってずっと思ってたけど彼女なりにこのコロシアイを止めようとしていたんでしょうね...って今なら思えます。

いや確かに2人死ぬだろうとは思ってたけどさ。
犯人は奇人だろうとも動機はんぱないだろうとも思ってたけどさ。
しかも3章犯人は絶対こいつだろうなって発売前から思ってたけどさ。
想像を超えたデンジャラスサイコシスコンでした。
なんでアンジーちゃん殺したのに転子も殺したの!?って思ってたらなんだそんな理由かよ、それでなんで殺したの!?←

とにかく学級裁判の夢野ちゃんと後半&理論武装の鈴村さん()が本ッッッ当にすごかった。夢野ちゃんに関してはあの変化があってこその生き残りなんだろうな。
前作は「許して」で今回は「謝って」、ねぇ...。



・4章・
やっぱり筋肉枠だった。
けど唯一の誤算は、今までみたいに彼が被害者ではなかったコト。
この章は本当に重かった。1番重かったかもしれない。

「知らない」の意味が「分からない」じゃなくて本当に知らないなんて。
しかもおしおきの時含めて何の抵抗もなしに死んでしまうなんて...。
別にそれまで彼のことを特別好きだった訳じゃないけど、ほんとつらかった。

前作5章みたいな自覚していない犯行と今回の自分でも覚えてない犯行の違いって、「殺した」という感覚が残っていないのに殺人の罪で裁かれる重さだと思うんですよ。誰かの命を奪ったその瞬間のことすら、覚えていない。彼みたいな子だったら、そんな非紳士的な行動をしたことを覚えていない時点で絶望なんだと思います。けど君は最後まで紳士だったよ。御冥福をお祈りしております...



・5章・
さっきから黒や白に視点を当ててばっかりなので、そろそろあの3人にも視点を当てていきます。というか彼らがメインと言っても過言ではないんですが...。
正直王馬黒幕はハナから信じてなかったけど、色々バラされすぎて6章大丈夫なの?って心配してた。
まあそんな心配する暇もなく捜査が始まるわけですけど。

最初は普通に考えて百田くんが死んだと思ってました。
...けど途中から、あいつあれだけ最原くんと仲良かったのにこんなあっさり殺されるか?これ王馬犯人でいいのか?って余計なことを考えたわけです。

案の定ダンガンロンパは鬼畜ですね。ちなみにこれを書いてる時に丁度弟がこのへんをやってて心が痛くなりました。

トリックは発明家、総統、宇宙飛行士の協力があったからこそのシリーズ史上最大のトリックとなったと思います。前作の「誰にも」どころか「モノクマにも」分からない犯行ってね。プレス機にかけられた彼は計画通りと笑っていたのでしょうか、それとも...。

自分は偽証で百田くんを降ろすところでぼろっぼろ泣きました。あと処刑失敗エラーのテロップね。最後まで轟いた百田解斗...
...と思っていたらキーボくんどうしたの、え、ゼツーボになる!?(違)
ここらへんから初出しイラストも案外間違いじゃねえな、って思い始めてた。



・6章&エピローグ・
出ましたよ、(非)日常編ないスタイル。5章終盤から察してたけど。
アクションパート()は超高校級のロボットの真髄発揮、って感じでしたね。
どこまでも成長できるからこその超高校級。考えられてるな...。
「ロボットっぽいのは嫌だ」っていうのは視聴者の意見だったんですかね?いきなりあんなことしだしたらゲームが成立しないし。

ここでまた1章掘り起こしちゃうってね。絶望倍増ですよ全く...。視聴者は知ってたんでしょうね。つむぎちゃんへのヘイトが溜まらなかったかどうか心配です()
確かに成功する確率低めだし、本人も確認できないわけですからこの流れは全然アリだと思います。流れは。ここらへんで最原くんの成長を感じました。親かよ。

ちなみにこの時の生存者の中で1番意外だと思っていたのはつむぎちゃんでした。
案の定ですね。あんた黒だと思ってたら真っ黒だったなおい。今思えばキモいブツブツについて真犯人が冤罪者に問いかけて証明させるって本当に憎い。

理論武装の時の視聴者の声は本当に胸に刺さった。「所詮はフィクション」とフィクションの檻に囲んでしまい、他人事のように楽しむ。あそこに出てきたセリフで数々のアンチスレを思い出しました。

あと最後のおしおきはモノクマが生徒にするんじゃなくて、キーボ(視聴者?)がモノクマやつむぎちゃんに行ったあたり、ダンガンロンパの終結を感じました。
あと最後の自爆シーンの前の笑顔...あれはほんと泣いた。ロボットに泣かされる日が来るとは思ってもいなかった。



・総評と考察・
今作の何が良かったって、考察がたくさんできるってことですよね。
実際賛否両論ありますし、考察も何パターンもあります。
個人的にはそれが作中で言う「視聴者」と重なって少し怖くもあるのですが。

1は希望、2は絶望を選択して終わりましたが、今作は言ってしまえばどちらも選ばず、哲学的な終わり方をしました。視聴者も「希望だ!」「絶望だ!」とどちらかを選ぶ事を望んでいました。...プレイヤーの中にも、この非王道的なルートを望んでいない方、いますよね?

まんまとダンガンロンパに踊らされている気がしてなりません。それがまず一つ。

もう一つ。希望ヶ峰学園は本当にフィクションなのでしょうか。
同じくフィクション宣言をされた赤松ちゃんの格好をしてブツブツが出たのに希望ヶ峰学園の子たちのコスプレをしたときはブツブツが出ないって普通におかしいですよね。かといって赤松ちゃん達がノンフィクションである可能性は、エピローグの世界の狭間っぽいものがあるあたり、可能性は低いと思います。

そこで考えられる可能性はいくつかあります。

①希望ヶ峰学園と赤松ちゃん達はフィクション。あの段階で自分たちがフィクションだとバレたら困るので、キモいブツブツを利用して回避した。

②逆にどちらともノンフィクション。アリバイ作りや後々の絶望のためにブツブツを利用した...があとから矛盾を生んだ。

③希望ヶ峰学園はフィクションだが赤松ちゃん達はノンフィクション。実際ノンフィクションのコスプレをしたらブツブツが出るから6章でも希望ヶ峰学園の人達のコスプレしかしなかった。

個人的には②であってほしいと思いますけど、いちばんしっくりくるのって①なんですよね。絶望度も1番大きいですし。
けど全シリーズが新世界プログラムのような所で行われていたとしたら?

実際1で生き残った彼らも、後々の作品に再び出てきていますよね。
だからこその「コロシアイは永遠に不滅」。プログラム世界に閉じ込められたらもう2度と帰ってこれないのです...。

という解釈をしたら割といろんな事の辻褄が合うと思うんです。
実際1や2の脱出直後の話は描かれていませんよね?
3も言ってしまえばキャラの使い回し。データ上の存在の彼らを復活させることなんか容易いもんですよね。2.5もただの復旧作業だとしたらしっくりきます。
良く考えてみたらロボトミー手術とかアルターエゴとかも現実じゃまずありえませんしね。

簡単に言えばこうです。
彼らはみんな、どこかから連れ去られて何かのプログラムにかけられたアバターなんです。実際、1以外はフィクションであることを利用して絶望を与えていますよね?おそらく何者かに脅されて参加しているのだろうと予想しています。(だからこそ最原の「みんなと一緒に死にたいです」)

ダンガンロンパが終わった今、最原くん達はあのウルトラホールみたいなのをぬけたらプログラム世界から脱出出来るのでしょうか...?
そうしたら「プログラム世界から今までの登場人物達を助け出す話」とか出てもおかしくないような気もします。とりあえずダンガンロンパV2あたり出て欲しいな。


こんなくそ長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
ご意見があればどっしどし受け付けます!!!!

漆斗


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あ、その考察とか難しいこと言えるか分かんないんですけどいいですかね...?でも漆斗さんの考察見て結構成る程ねーと思わされました!

槃華
2017/02/16 18:21:06 違反報告 リンク