多分、詩いや、物語

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:801 hit

最高ランク : 4 , 更新： 2018/12/12 11:15:18

「死にたい…死にたい…死にたい‼︎」

昔、親にこう言われた

「誠…生きているのが本当の幸せなのだから…自ら命を落としてはダメよ？」

まぁ、口だけだろう…そのあと、親は自殺した。

俺は、一言呟いた…
「過去の俺は幸せだったか？」
と。

すると、ビデオで聞いたことのある声が聞こえた。

「幸せじゃないよ…」

その声は昔の俺の声だった。

「あの時、目の前で親が自殺して…僕だけ誰かの家に預けられて暴力振るわれてさ。今の僕に
"１つ"だけ言うね…」

「"１つだけ"？」

「そう、１つだけ。それはね、今生きてるのが幸せなんじゃなくて…」

「…」

「"君が君らしく居られる"」

「俺が俺らしく」

「そう、過去の僕は自分らしく要られてない…だけど、今の僕はまだ、自分らしく要られてる…それが幸せなんだよ…」

「っ〜〜〜〜」

「泣いて良いよ…けどね、僕はもう行かなくちゃ。じゃあね」

「…おう‼︎もう泣かねぇよ…過去の俺に弱いところ見せたくないしな」

2人で笑い、過去の自分は光に包まれた

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「誠くん、変わったよね！明るくなってない？」

「そうだよね！明るくなった！」

過去の自分のおかげで少しは明るくなれた…。

ありがとう

_____________________________________
感想、お待ちして居ます！
リクエストも