【小説】デスループ・セカイ -No.2-「ショーの結末」
小説 デスループ・セカイ ECO-S最高ランク : 21 , 更新:
※毎度毎度だけど、このお話は全然怖くないよ〜!
テクノです。
はいテス勉諦めてまs(殴)
「デスループ・セカイ」第2話!
今回も台詞と心情ばかりだよ。
でも、前回とは違うんだ〜!
第2話は、ECO-Sの長男、悪重戸(おえこ)……O兄さんが主人公だから!(`・ω・´)
……O兄さんのステータスを覚えてる方いらっしゃいますでしょうか?(急に丁寧)
『天馬司先輩を崇拝している』
これ重要。
まあ全部重要だけど……。
前回はチラッとプロセカ要素入ってたけど、今回も入るよ。
……前回よりも多めにね(*´∀`*)
O兄さんは「司先輩のためなら何でもするぞ!」って自分で言ってるから(^_^;)
司先輩発言が多いかも……?
司先輩への呼び方が私とO兄さんで同じなのは気にしないでね←←
いいねとかコメント、待ってるよ〜。
モチベに繋がるので。
それから、今回も先に挨拶書いておこうかな(何が何でも挨拶書く人)。
——貴方を笑顔にしたい、救いたい——
それでは、終わらないナイトメアへ……いってらっしゃい。
「次に行く場所は……こっちだよ」
「Cがいなければ、オレとEは迷子になって終わってたな……オレがルートを覚えられるわけがないし、Eも事前準備しない派だからな……」
「それは言えてる。流石Cちゃんだよね!」
オレは悪重戸(おえこ)だ!
今、三つ子の妹2人とプロセカのスタンプラリーで街をぐるぐる回っている。
ちょうど、オレらの住むこの街で開催されたんだ!
嬉しすぎるだろ!
……そう浮かれていたのだが。
「ん?」
「お兄ちゃん!」
「お兄!」
トラックが突っ込んできた。
思わず目を瞑った。
大きな音がしたが、2人は大丈夫だろうか?
「E、C、大丈夫か!?……え?」
目を開けると、2人は倒れていた。
「嘘、だろ……!?」
意識を失っているのか、全く動かない。
「脈を、脈を測らなければ……!」
脈を測ろうとしたが、肝心の脈が見つからない。
息は……してない、のか?
「きっと……きっと、何かの冗談だ……」
しかし、あのEだって流石にそんなことをするわけがない。
Cこそ、そんなことは絶対にしない。
「E?C?おい、起きろよ」
多分、もう遅いのだろう……なんて思うわけないだろ!?
絶対に助かるんだ!
強運のオレがいるからな!
いつまで経っても起きない2人。
こんなのって、あり得るのか?
いや、ニュースにも交通事故はよく出るし、あり得ないわけじゃない。
「いやいやいや、だからといってこんなに身近だとは聞いてないぞ?……あ、そうか、現実じゃないのか……」
そう言い聞かせても、2人に声をかけても。
やっぱり現実を知るしかなくて。
「そんな……オレは、オレは……!」
そこで、オレの意識は途絶えた。
「次に行く場所は……こっちだよ」
「!?」
はっと目を覚ました。
EもCも、生きている。
動いている。
「2人とも!?生きていたのか!?」
「は?」
「死んだのかと思ったぞ……(泣)」
「やめて気持ち悪い」
「生きてるよ……?」
「ついに変人化したのか……いや元から変人だけど」
何が起こったのか、まったくわからない。
時間が戻ったのか、オレの夢だったのか、異世界に飛ばされていたのか。
何が起きたのだろう……?
だが、このままではまた轢かれてしまう!
それを避けるためには、別の道を進むしかないな!
オレは、テキトーな方向を指差した。
「——よし!こっちから行ってみないか?」
「え……?うん、しぃはいいけど……」
「Cちゃんがそう言うなら、私も行くよ!」
Cが同意すれば、Eもそれについてくる。
長年一緒に過ごしてきたオレには、そんなこと、簡単にわかることだ!
さすがはオレ!
これで大丈夫なはずだ!
別の道を進んでいく。
トラックは来ていない。
これで確実に大丈夫だな!
だが、現実はそう甘くなかった。
角を曲がった時、上から何か降ってきた。
気がつけば、EとCは鉄柱に貫かれていた。
「——は……?」
全然理解できないんだ。
そりゃあ当然だろう。
目の前で、家族がこんな目に遭っているんだからな。
きっとこんなの嘘に決まってる。
「冗談だろ……?おい、嘘だと言ってくれよ。ほら、E!Cの悪口言ってる奴がいたぞ……?Cも、東大の過去問が更新されたぞ……?」
Eは重度のシスコン、Cは勉強好きな天才。
こんな情報(もちろん嘘)を聞いて、反応しないわけがない。
なのに、なぜ反応しないんだ……?
「……2人とも、嘘、だよな?演技なんだろ?なあ!」
そう、これは……2人のショーなんだ……。
「こんな、こんなショー、オレは好きじゃないぞ?バッドエンドなんて……。観客もキャストも笑顔で終わる……それが、それがハッピーエンドなんだ……!」
2人がいなくなってしまったら、オレはどうすればいいんだっていうんだ!
頼むから、オレを独りにしないでくれ。
それからも同じことの繰り返しだった。
オレには最強の運がある。
だから2人も救えるはずなんだ……!
だが、何をしても2人は救えなかった。
何をしてもオレだけが生き残るんだ。
——オレが、強運を持っているから……?
オレのせいなのか……?
この強運のせいで、オレだけ無事なのか……?
「——いや。しっかりしろ、オレ!弱気になるな!こんなんじゃ、司先輩に会わせていただけるような顔がない!」
今度こそ……救うんだ。
2人を。
司先輩。
ショーの結末はバッドエンド寄りになってしまいましたが、オレは2人が幸せなら、それでいいです。
先輩はそんなショー認めたくないと思いますが……。
でも、一度でいいから、お会いしたかったです。
EとC。
ちゃんとしたハッピーエンドじゃなくてすまない。
だが、オレとしては、2人がいなくなるのが1番嫌なんだ。
家族が自分以外いなくなるって相当辛いから……2人は絶対に生きてくれよな!
父さん、母さん。
今から行くからな!
父さんも母さんも、オレには長生きして欲しいんだろうけど……被害者が1人の方がいいだろ?
思い出が全然ないぶん、向こうで沢山思い出を作るぞ!
トラックが突っ込んでくるのを確認し、2人の前に立った。
……だが、トラックより先に飛んで来たのは——。
——白くて小さな紙だった。
まだまだ続くよ〜!
次回(第3話)の主人公が誰なのか、ほとんどの人が分かるかも……!?
最後に出てきた「白くて小さな紙」は、4話に詳しく登場するよ〜。3話にも出たり出なかったり()
テクノ
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ほえええええええええ!?(((
みんなループしてる??
月瀬零
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ほえええええええ!!(便乗)
そう、“みんな”ループしてるの!
テクノ
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