【小説】デスループ・セカイ -No.2-「ショーの結末」

小説 デスループ・セカイ ECO-S
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※毎度毎度だけど、このお話は全然怖くないよ〜!




テクノです。

はいテス勉諦めてまs(殴)

「デスループ・セカイ」第2話!

今回も台詞と心情ばかりだよ。

でも、前回とは違うんだ〜!

第2話は、ECO-Sの長男、悪重戸(おえこ)……O兄さんが主人公だから!(`・ω・´)

……O兄さんのステータスを覚えてる方いらっしゃいますでしょうか?(急に丁寧)

『天馬司先輩を崇拝している』

これ重要。

まあ全部重要だけど……。

前回はチラッとプロセカ要素入ってたけど、今回も入るよ。

……前回よりも多めにね(*´∀`*)

O兄さんは「司先輩のためなら何でもするぞ!」って自分で言ってるから(^_^;)

司先輩発言が多いかも……?

司先輩への呼び方が私とO兄さんで同じなのは気にしないでね←←



いいねとかコメント、待ってるよ〜。

モチベに繋がるので。


それから、今回も先に挨拶書いておこうかな(何が何でも挨拶書く人)。

——貴方を笑顔にしたい、救いたい——




それでは、終わらないナイトメアへ……いってらっしゃい。










「次に行く場所は……こっちだよ」

「Cがいなければ、オレとEは迷子になって終わってたな……オレがルートを覚えられるわけがないし、Eも事前準備しない派だからな……」

「それは言えてる。流石Cちゃんだよね!」

オレは悪重戸(おえこ)だ!

今、三つ子の妹2人とプロセカのスタンプラリーで街をぐるぐる回っている。

ちょうど、オレらの住むこの街で開催されたんだ!

嬉しすぎるだろ!

……そう浮かれていたのだが。

「ん?」

「お兄ちゃん!」

「お兄!」

トラックが突っ込んできた。

思わず目を瞑った。

大きな音がしたが、2人は大丈夫だろうか?

「E、C、大丈夫か!?……え?」

目を開けると、2人は倒れていた。

「嘘、だろ……!?」

意識を失っているのか、全く動かない。

「脈を、脈を測らなければ……!」

脈を測ろうとしたが、肝心の脈が見つからない。

息は……してない、のか?

「きっと……きっと、何かの冗談だ……」

しかし、あのEだって流石にそんなことをするわけがない。

Cこそ、そんなことは絶対にしない。

「E?C?おい、起きろよ」

多分、もう遅いのだろう……なんて思うわけないだろ!?

絶対に助かるんだ!

強運のオレがいるからな!

いつまで経っても起きない2人。

こんなのって、あり得るのか?

いや、ニュースにも交通事故はよく出るし、あり得ないわけじゃない。

「いやいやいや、だからといってこんなに身近だとは聞いてないぞ?……あ、そうか、現実じゃないのか……」

そう言い聞かせても、2人に声をかけても。

やっぱり現実を知るしかなくて。

「そんな……オレは、オレは……!」

そこで、オレの意識は途絶えた。






「次に行く場所は……こっちだよ」

「!?」

はっと目を覚ました。

EもCも、生きている。

動いている。

「2人とも!?生きていたのか!?」

「は?」

「死んだのかと思ったぞ……(泣)」

「やめて気持ち悪い」

「生きてるよ……?」

「ついに変人化したのか……いや元から変人だけど」

何が起こったのか、まったくわからない。

時間が戻ったのか、オレの夢だったのか、異世界に飛ばされていたのか。

何が起きたのだろう……?

だが、このままではまた轢かれてしまう!

それを避けるためには、別の道を進むしかないな!

オレは、テキトーな方向を指差した。

「——よし!こっちから行ってみないか?」

「え……?うん、しぃはいいけど……」

「Cちゃんがそう言うなら、私も行くよ!」

Cが同意すれば、Eもそれについてくる。

長年一緒に過ごしてきたオレには、そんなこと、簡単にわかることだ!

さすがはオレ!

これで大丈夫なはずだ!

別の道を進んでいく。

トラックは来ていない。

これで確実に大丈夫だな!

だが、現実はそう甘くなかった。

角を曲がった時、上から何か降ってきた。

気がつけば、EとCは鉄柱に貫かれていた。

「——は……?」

全然理解できないんだ。

そりゃあ当然だろう。

目の前で、家族がこんな目に遭っているんだからな。

きっとこんなの嘘に決まってる。

「冗談だろ……?おい、嘘だと言ってくれよ。ほら、E!Cの悪口言ってる奴がいたぞ……?Cも、東大の過去問が更新されたぞ……?」

Eは重度のシスコン、Cは勉強好きな天才。

こんな情報(もちろん嘘)を聞いて、反応しないわけがない。

なのに、なぜ反応しないんだ……?

「……2人とも、嘘、だよな?演技なんだろ?なあ!」

そう、これは……2人のショーなんだ……。

「こんな、こんなショー、オレは好きじゃないぞ?バッドエンドなんて……。観客もキャストも笑顔で終わる……それが、それがハッピーエンドなんだ……!」

2人がいなくなってしまったら、オレはどうすればいいんだっていうんだ!

頼むから、オレを独りにしないでくれ。








それからも同じことの繰り返しだった。

オレには最強の運がある。

だから2人も救えるはずなんだ……!

だが、何をしても2人は救えなかった。

何をしてもオレだけが生き残るんだ。

——オレが、強運を持っているから……?

オレのせいなのか……?

この強運のせいで、オレだけ無事なのか……?

「——いや。しっかりしろ、オレ!弱気になるな!こんなんじゃ、司先輩に会わせていただけるような顔がない!」

今度こそ……救うんだ。

2人を。






司先輩。

ショーの結末はバッドエンド寄りになってしまいましたが、オレは2人が幸せなら、それでいいです。

先輩はそんなショー認めたくないと思いますが……。

でも、一度でいいから、お会いしたかったです。


EとC。

ちゃんとしたハッピーエンドじゃなくてすまない。

だが、オレとしては、2人がいなくなるのが1番嫌なんだ。

家族が自分以外いなくなるって相当辛いから……2人は絶対に生きてくれよな!


父さん、母さん。

今から行くからな!

父さんも母さんも、オレには長生きして欲しいんだろうけど……被害者が1人の方がいいだろ?

思い出が全然ないぶん、向こうで沢山思い出を作るぞ!





トラックが突っ込んでくるのを確認し、2人の前に立った。







……だが、トラックより先に飛んで来たのは——。





——白くて小さな紙だった。

テクノ


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まだまだ続くよ〜!
次回(第3話)の主人公が誰なのか、ほとんどの人が分かるかも……!?
最後に出てきた「白くて小さな紙」は、4話に詳しく登場するよ〜。3話にも出たり出なかったり()


テクノ
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ほえええええええええ!?(((
みんなループしてる??


月瀬零
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ほえええええええ!!(便乗)
そう、“みんな”ループしてるの!


テクノ
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