詩って書く?

なんちゃって詩
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最高ランク : 9 , 更新: 2022/09/03 20:19:57

どもどもセーバーです。

なんとなく詩が書きたかっただけです。

厨二病か←







ただ風を切る。

遠くの方で山々がざわりと吠えた。

必死に漕ぐ私を待つのは一体なんなのだろう?

未来なのだろうか?



漕いで漕いでそれでも止まらない足は

必死に生きようとする心臓そのものだ。



隣には家族がいたけど、

漕ぐ速度は違っていた。

駆け抜いていく上の兄弟と

後ろをただゆっくり漕ぐ両親がいた。

前には沢山の知らない人が漕いでいる。

それでも全員違う速度で漕いでいた。

荒く吹く風も、

穏やかな春風も、

暑くて溶けてしまいそうな夏風も、

色づいていく秋風も、

冷たく残酷に吹く冬風も、

これも全て人生というものなのだろうか。

この風を起こすのは誰なのだろう?

神なのだろうか?

それとも人生という名の試練か?

きっと誰にも分からない。

いつ死ぬかなんて分からない。



それでも漕いで漕いで漕ぐ心臓を、

足を見る。

止まらない止まらないはずがないと言っているかのように。

未来は輝くような物なのだろうか。

ドス黒い汚い色をしてるんじゃ無いか?

何度も問う。

漕ぐ意味はなんだろう。

私を待つ未来なんてあるのだろうか。

それでも足は止まらない。

いつか止まる足は今はまだ止まらなかった。

止まる気配はしなかった。



後ろで走っていた犬が止まった。

私をただ優しく見つめていた。

犬の足は消えていた。

いつかあんな風になるのだろう。

そう思いながら消える犬を見た。

前を向く。

それでも足は止まらなかった。

caviarbloom0l


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そうかなぁ…?
夢に出てきたのを書いただけなんだけど←


caviarbloom0l
2022/09/03 20:21:58 違反報告 リンク