読書

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最高ランク : 18 , 更新: 2018/06/29 4:44:21

本、皆様本を読むのはお好きですか?
私が小学生4のころ……いや違う!!!!2回目の5歳を迎える頃はまだ読書と呼ばれるものが嫌いでしてね、宝石の図鑑とか花の図鑑とかをずっと読んでおりました。
まじになって本を読み始めたのはだいたいの皆様が小学六年生と呼ばれいていた頃です。かいけつゾロリも怪談レストラン?も読んだことのなかった時なので、初めてシリーズ物を読み終わった時は感動さえ覚えたと思います。
その時手に取ったのはNo.6というあさのあつこさんの作品でした。まだギリギリ腐に目覚めていなかった時期ですが、ネズミとシオンくんのやり取りで完全に目覚めましたね。女装男子とかそこで知りましたよ、ネズミ様美しすぎるでしょ……みたいな。
まあ一番好きなキャラはイヌカシだったんですけど。沙布ちゃんのコートが見つかった時と言い、沙布ちゃんがマザーになってたのを知った時とか、もうボロボロ泣いておりました。記憶が曖昧なのですが、その時にネズミがシオンのことを制止したのが印象に残っています。

読書っていいですよね、舞台が現代であっても、人によって「現代」の捉え方が大きく変わります。例えば、大学生の些細なツイートに燃えて油掛けに行ったら自分にまで引火しちゃったことで有名かもしれない古野まほろさん著作の「禁じられたジュリエット」とか。
あれも「ミステリー」が法律で禁じられた現代が舞台のお話だったと思いますし、あのフィクションと現実が交差するような進み方が大好きです。最大に好きなシーンは最後なのですが、言っちゃうとネタバレになるので気になるなら図書室や図書館、書店を駆けずり回って探してください。あるいはネットで買ってください。
あとはなんでしょうね、うーん。大好きなSF作家伊藤計劃さんの「虐殺器官」でしょうか。あれはどっちかってーと近代SFなのかもしれませんが、時代が近づいているので現代でいいのです。
虐殺器官の設定の中に「テロ対策として先進国では個人IDがある。銃火器なんかも紐付けされていて……」っていう設定があるのですが、なんだかマイナンバ〇さんみたいですよね。ちなみに虐殺器官の最大の魅力は主人公の語りで最初から最後まで構成されているところです。いわゆる一人称視点の小説ってやつですね。最初から最後まで主人公クラヴィス・シェパードの見る「現実」をじわじわと感じさせてもらえます。ちなみに伊藤計劃さんの書いた作品をまとめた作品があって、その中に「The Indifference Engine」という虐殺器官のスピンオフ作品があるのですが、そこにはウィリアムズというクラヴィスの親友ポジションの男性がちょこっと出てきます。それとは関係無しに大好きなシーンが最後にあるのですが、主人公のセリフで「のっぽもせっかちもみんな一緒に歩こう。必要なのは自分を証明するためのAKだけだ(要約)」的なものがあるのですが、あれは本編読んだ上で読んでほしいです……主人公の生い立ちとか全部すっ飛ばしてお話していますが、読んでいるとなんとも表しがたい感情を抱くはめになります、お前らSF嫌いじゃないなら絶対読め(ごめんなさい)

そうそう、そのThe Indifference Engine(※これは最初にくるスピンオフのタイトルですが、小説全体でのタイトルでもあります)に「僕、蛮族、セカイ」という作品があるんですよ。ものっそ短い作品なのですが、読んでて切なくなるので読んでほしいです。1ページ目で主人公はパンを器用に咥えながら走ってきた女の子を犯します。いいですか皆さん、女の子は犯されます、犯されるんです(※大事なので3回言いました)本人の嫌悪とは別に定められた運命というのに抗えない切なさを感じ取ってください(壮大なネタバレ)



……あ( ´〇௰〇`)(話が逸れに逸れまくっていることに気づいた顔)

もう一作……もう一作くらい紹介……してもいいかな、いいですよね?お前らここまでダラダラ読んできてるってことは別にまだ読めるってことですよね?なあ、そういう事だろ?そうって言えよ!!!!!

ということでまだ続きますからね、お目目が疲れてきてる方は1回お休みするなりしてください。打ってる本人も疲れてきました。

だいぶ前に「文章探偵」という草上仁さんという方の作品を読んだんです。あらすじ貼っておきますね。

『中堅ミステリ作家・左創作は、文章からそれを書いた人間をプロファイルする文章探偵である。彼は、審査を務める新人賞に応募された作品の中に、自分が講師をしている創作講座の生徒のものらしき作品を発見する。しかしその作品内容に酷似した殺人事件が起こり、左は文章プロファイリングを開始する。 』―Google booksより引用

あのね、この作品凄いんですよ、喋るだけでネタバレになるので驚くほど何も喋れないんですがただ一つ言えるとしたら
「 最 後 か ら は 絶 対 に 読 ま な い で く だ さ い 」

いいですか皆様、

絶 対 に 最 後 か ら は 読 ま な い で く だ さ い 。

こうやって念押しするとフリだと思って絶対後ろから読む愚か者が出てくるんでしょうが、この作品は素直に前から読んでいくことにこそ意味があります。話が長いからオチ先に読む畜生がいるかもしれませんが、そんな人にはオススメ出来ない1作になっております。何故かって?騙されることにこそ意味がある作品だからですよちくしょう、間違っても私みたいに後ろから読んで内容を理解しようとする真似はやめてください。面白みが八割減くらいしますから。

他にもおすすめしたい作品は数多く存在しています。なのでまたいつかこういう形で宣伝をするかもしれません。何か一つでも読む機会がありましたら、その時は感想の一つでも送って頂けると私が喜びます。

最近はやばいぐらい一気に暑くなってきたので。
熱中症とか気をつけてくださいね、あれ最悪死ぬかもしれないので。

それではここまで読みやがった暇人の皆様、ごきげんよう。

5歳児な初心者


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英様>>

ほんそれです、友情とも愛情とも取れぬ感じ……本屋さんによってはBLコーナーに置かれていたらしいですが、そういう感じともなんだか違う感じが好きでした。
そういえばそんなシーンありましたね!!あそこにも結構衝撃を覚えたことをなんとなく思い出せます。


5歳児な初心者
2018/06/30 0:18:50 違反報告 リンク