少しばかり思い出話

吹奏楽部 パーカッション 先輩
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:399 hit

更新:

どうもこんばんは(?)

きのこ🍄 です






高校でブラスバンドに入ってるんですが、



テスト前に部内の新入生歓迎会兼3年生受験組仮引退日があったんですよ。



私の高校は付属校なので、内部進学をする先輩は夏のコンクールまで残留、



外部受験をする先輩はこの時期に仮引退という制度なんです。



少しばかり先輩とお別れです。




ただ、まだ同じ校舎に通っているので、いつでも会えるんですよね笑



そんなこんなで、話は少し変わりますが



全く別れの季節でもなんでもないけれど、


去年(1番最近の)3月で卒業した先輩の思い出を


綴って見たいと思います。



長くなると思うし、【備忘録】みたいなものでもあるので



無理には読まなくていいですよ。



めんどくさいことを察した方は折り返すのがいいと思います。







私は打楽器パート、いわゆるパーカッションを担当しています。


このパートには当時、
1年生→私・1人男子
2年生→2人女子の先輩
3年生→N先輩(男子)



というメンバーが所属していました。



なんと言っても私たちのパートは仲がいいのが特徴です。



練習中もずっとおしゃべりをしているようなパートでした。



もちろん1~3年生全員で話しています。



N先輩は1年生から絶大な人気を誇っていました。


技術もあって、優しくて、教えるのもうまい、しかも、話も面白い。(ちなみにイケメン笑)



1年生から見て理想の先輩像であり、憧れの存在でした。



それは他パートの1年生もおもっていて、


同じパートであることが羨ましいと何度も言われました。




5人の中で私は1番の初心者で、吹奏楽は長くやっているものの打楽器は未経験でした。



もちろん一つ一つの動き、叩き方も1から教わらなければなりません。



リズムを任されるような太鼓系はまだ難しいということで、鍵盤楽器を多く任されるようになりました。



N先輩について話すとキリがないくらいたくさんの話がありますが



その中の一つの話を紹介したいと思います。



年度末に毎年行われる定期演奏会の最後の大曲(くるみ割り人形)でとても難しいパートを任されることになりました。







本来はピアノのような楽器で弾くようなパートを
木琴(マリンバだけど)で演奏することになったんです。




未だかつて無い難しさで、、、、、、




わかる人はわかると思うんだけど、
♩=60で64分音符があるっていう、、、、





でも、一番大変だと思ってしまったのは



そのパートがr先輩との連弾だった





ということでした。


ほんっとうに死ぬかと思いました。





しかもどれだけ練習しても上手くいかないんです。




まだ1年もやって無い私には演奏方法のレパートリーがありません。




あまりにもできない私はほかの4人とは別メニューでずーっとそのパートの練習をしてました。



本番も近くなって、先生に


「ホンマにそれで間に合うんか?もう、3年1人でやるか?」


って言われて、本当に泣きそうな時期でした。




そんな中、先輩が



「俺も研究してできるようになったから、一緒にやってみようか」




声をかけてくれたんです。





仲は良かったんですが、一対一で話すことはほとんど無かった私に声をかけてくれたんです。





そこから約2時間、付きっきりで教えてもらいました。










やっぱり先輩はすごかったです。




次の合奏ではもう3分のには仕上がってるんです。



それでも、その日の練習には先輩はいなくて、
先生には




「前よりはほんとに上達したけど、今のままじゃホンマにあかんよ。
間に合うん?」





言われてしまったと思いました。





ただ、







『明日には完成させます』












これが私が出した答えでした。




先輩に教わったことを死ぬほど復習して、、、、








次の日の合奏で初めて宣言後に先輩と演奏しました。




そのパートの合奏が終わって先輩の顔を伺ったんです。





👍






こんなジェスチャーをしてくれました。







あとは先輩と合わせるだけ。















当日は3部の最初の曲の3楽章でした。





始まる前。
私はもう緊張で押しつぶされそうで。
今すぐにでも逃げ出したくて。

ずーっとウロウロしてました





「大丈夫だよ。練習でも上手くいってたんだから。力を入れすぎなければ行けるからね」







先輩はそう声をかけてくれました。





3楽章が始まる直前。




本番中。しかも曲の少しの合間。













こっちを向いて頷いてくれました。











大丈夫だよって言ってくれてるみたいでした。







結果、本番も上手く演奏することができました。














翌日は3年生を送る会でした。









パートの卒業する先輩から手紙をもらい、渡すのが恒例でした。








家に帰ってその手紙を読みました。













「難しい曲で、大変な試練だったと思います。

よく頑張りました。





自分は大変な状況だと思うとなかなかうまく行きません。
気持ちも疲れます。
自信を持って頑張ってね。





''でも、無理はしないように。''」











もう泣きました。


ちゃんと自分を見ててくれて、応援してくれているって。










今でもたまに先輩とはやりとりをしますが、

やっぱり、尊敬できる大好きな先輩です。















私の超個人的なお話にお付き合い頂きありがとうございました。

れいん


投稿を違反報告 / ブロック



コメントをするにはログインが必要です : ログイン


中3生以外読まないでぇー!!!!
れいん 1

どうもぉ!!!!!! 1日2回目の更新でございます。 ...


実は高2に
れいん

はい、どうもお久しぶりです きのこ🍄 でございます~ ほとんど...


いろいろなお話
れいん 4 4

お久しぶりです! いやーほんとに久しぶりですねー! 私の性格上平日更新す...



ともぼ 友達募集 雑談 華々しき誕生の日に、愛のある祝福を イラリク イラスト