俺の答えはこれやと叫び

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本を買いました(出オチ) 床が汚ねーーっ

まだどっちも2巻までしか読んでないんですが感想

・時間割男子
成績不振の小5の女の子(まどかちゃん)が訳あって捨てた教科書たちが男子の姿(通称・科目男子)(……どっちかというと教科男子では?となった)になってまどかちゃんの元に現れ、一緒に日常生活を送りながら勉強のシゴキを入れられていくというストーリーの児童書です
科目男子はあくまでも“まどかちゃんの教科書”の魂の具現化なので付喪神とかそういう感じだと思いますこいつらはなぜかミーム汚染能力を持っていてとても恐ろしいです
社理のキャラは個人的には微妙でしたが、無愛想で理詰めの嫌味っぽい言動ばかりしてくるがどこか抜けている算数と、優しく包容力がありつつちょっと(けっこう)メンヘラで、俺が必要とされないなら消えます……って極端な方向に行っちゃう国語のキャラは普通に萌える感じでよかったです
キャラデザは英語が一番好きだけどまだ彼が出てくるまで読んでないので早く読みたいですね
まどかちゃんの親友の優ちゃんがまどかちゃんに親友以上の情を抱いている感じだったのも良かったです 3巻の最初の方で嘔吐さえも受け入れそうな言動をしていて良さを通り越して恐怖を感じました所々でまどかちゃんと科目男子との恋愛的な展開を匂わせていますが、私はどうせ恋愛やるなら優ちゃんとくっついてほしいなと思いました
教育をテーマにした児童書らしく計算の公式とか慣用句とか豆知識とかいっぱい出てくるんですけど、私は義務教育をまともに受けていないので勉強になってよかったです義務教育を受けていない方は読んだ方がいいと思います
あとまどかちゃんが抱えているものがかなり重くて普通に泣けるシーンもありました
創作の設定を作るために土地や時代背景のことを調べるという自分もよくやっているものが勉強法として肯定されてたのがちょっと嬉しかったです

これを買ってきた際児童書コーナーに異常成人女性一人で行って8巻分をゴソッと取り出して早足でレジへ行ったので多分そばにいた女児姉貴たちに不審な目で見られていたと思います、恥ずかしかったです

・ペリリュー楽園のゲルニカ
太平洋戦争中にパラオのペリリュー島という所で起きた日本軍VSアメリカ軍の激戦を日本兵視点で漫画化した作品です史実の戦いがベースですが一応登場人物とかはフィクションです
戦争漫画ですが兵士のカッコよさとか栄光とか正義や悪とかそういうのは強調しない形で、線と頭身の少ないかわいいタッチで描かれた日本兵(たまにアメリカ兵)たちが戦争に愚弄される一人の人間として苦悩したり人間性を剥奪されたり死んだりする描写がただただ続く感じです
敵を倒して爽快とかそういうカタルシスは今のところ本当に無いし、主役っぽい二人以外は出てきては次々と死んでいくので、軍人萌えとリョナ性癖がない人には読むのはけっこう辛いだろうなと思いますデフォルメながら描写はキツいです
パラオ戦に関しては現地民とのあれこれで日本軍の正義性みたいなそういう美化がされやすいテーマだと感じるんですが、その辺もけっこう無味乾燥に描かれていてスッと読めた印象があります
私の超Love映画・スターリングラード(1993)に通じるものがあって個人的にはとても好きですフレンドリーファイアも死にかけの敵兵の「ママ……」という呟きに心を乱される描写もあるしな
買いに行った店に1~3と飛んで6巻しか無かったのでとりあえず3巻まで買ったんですがぜひ続きも買いたいです
田丸と吉敷以外名前覚えてないんですけど目が怖い兵長といちばん偉そうな人の顔がかわいいなと思いました

企画の絵は色塗ったら終わりそうなので次記事で載せたいですよく知らないキャラを描いたので解釈違いだったら申し訳ないです

猫は手術痕から抜糸をしてきました
あと2、3日でカラーも取っていいらしいです早く取りたいな

おわり