*帰ろう。[前編]

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最高ランク : 26 , 更新: 2022/08/09 1:39:07

タイトルェ……
どうも、しょぅゆ。です!


いやー、服考えるの楽しいね。めためたに楽しいっすわ。
こんなに服考えるの楽しい時期があっただろうか……???

っていうかたまに「天使勝手に使っちゃっていいのかな」って
思うときあるけど祖国には「聖☆お兄○ん」だったり
神様に手を出しちゃってる人もいるわけなんで
まぁよかろうと勝手に思ってる。

p|i|x|i|v|百.科.事.典見ると
「色々な意味で日.本.人にしか描けそうにないマンガ」だとか
言われてますからねww(気になる人は百.科.事.典レッツチェック!!)

そんなだから日本でしか発行できないマンガ…って思われたんだけど
「イ.エ.スとブ.ッ.ダの休日」というタイトルでフランスで翻訳されて
発行されているらしい。
タイトル色々とアウトそうだけど大丈夫なのか……??

ちな、イギリスではあの大.英.博.物.館に展示されているらしい。
どこ情報かっていうともちろん百.科.事.典。
だから今展示されてるは知らんけど!!!!!!!(スパァン、)

まぁ春画展やっちゃう国ですから?R-18発信地の主要国ですから?
そこまで驚くこともないのかもしれないけどね……(笑)
(電話ボックスの中のポスターとかに堂々とそういうことが
書かれてたりするらしい(現地に行った人情報))

ていうかあの漫画神様だけじゃなく
四大天使(ミハイル、アウリエル、ジブリール、ラビエル)が
登場するらしいんだけど、私としては

「ミカエルはカラオケをソロで歌いきるとテンションが
クライマックスになり、ラストに世界の終末の合図の
ラッパを吹こうとする(その度にウリエルが止めている)。」

って設定がすごく好きかなぁ。多分私の中の妄想関係に当てはめると
吹こうとするのはアウリエルで止めるのはジブリールですわ、はい。
(ていうかあそこの世界じゃアウリエル真面目だってさ嘘だろ……??)


話長くなっちゃったけどそろそろ始めます。
ガブリエルもといジブリールさんと、
ミカエルもといミハイルさんが話してます。

時間軸としてはルシファー+大量の天使が堕天して
神様を裏切った(公式)ことによる
天使vs堕天使の壮絶な戦争(妄想だけど多分調べたら書いてあるかも)。
七大天使も勿論駆り出されます。

服装はこの前見せた戦闘ポーズ集かなぁ???
多分ラビエルとミハイルがポーズ理由で一番明確に
服装描かれてる気がするよあの絵……。
舞台としては天界に神殿があって、そこで暮らしてるイメージ。

あと天使、そうやって暮らしてるとき必要以上には飛ばないと思ってる。
天使に体の性はないから天使って胸だったりとかそういうのは
ないんだけど、心の性はあるといいなぁ。

































































































「ミハイル!ミハイルどこだ?!」

慌ただしく走る音と共に天使を呼ぶ声が神殿中に大きく響く。
息を切らしつつも走るのは、かつて救世主の誕生を
聖母に知らせたことで有名な天使、ジブリールだ。

「…ジブリールさん?どうかしましたか」
「!良かった、お前に聞きたいことが……って、」

後ろからドアが開く音と共に聞こえた、聞きなれた声に安堵しながら
ジブリールは足を止め振り向く。しかしその体はすぐに硬直した。

「お前、その恰好………」

ミハイルの恰好はいつもと違っていた。
いつもは淡いピンクを基調とした服を着ているのに、
今の彼女は青を基調とし赤い布を纏う軽装だったのだ。

「……行くのか?」
「…ええ」
「……その髪の毛は?」

加えて、いつもの彼女の髪はストレートだったが、
今の彼女の髪はくるくるとカールされていた。

「…どう、でしょう。似合って、いますか?」
「似合ってはいる、が……一体どうして」
「…今から戦場に行くので」
「……相手は」
「……………ルシファー。私の双子の姉、です。」

そして、かつての天使統率者であり最高位であり神に最も愛された天使。
しかしミハイルが今刃を交えるのは、神に愛されておきながら
神を傲慢だと、妬み、憎しみ、堕天し、数多の天使と共に
反旗を翻した裏切り者、大罪人――反逆者だ。

「(きっとルシファーと戦う相手にミハイルが選ばれたのは、ルシファーがいない今一番強いこと、そして何より姉妹だから…。妹として、姉にけじめをつけろってことか)」
「主を裏切った今、ルシファーは…すでに、私の姉ではありません。だから、これは決別の証、でしょうか。」

ミハイルはそっと髪に手を触れる。姉とお揃いだった、ストレートの髪。
身長差が、髪色が同じであればきっとジブリールですら見分けが
つかないであろう双子の二人。

「……そう、か。」

はんば俯くジブリールに、ミハイルは困ったように眉を下げた。

「貴方が私を呼んだのはきっと…アウリエルに関すること、でしょう?」
「!」
「わかっていますよ。貴方とアウリエルは、とっても仲良しでしたから。腐れ縁…というやつでしょうか?」
「ち、ちがっ…アイツとは別に仲良くねーんだぜ!!!!!」

からかうようにそう口にすれば、ジブリールは顔をバッと上げ、
赤面しながら答える。
それに対しミハイルはおやおやとクスリ、笑った。
いつも騒いでいる二人だけれど、そのやりとりはどう見たって
軽口をたたき合う親友同士、腐れ縁だというのに。

「聞きたいのは…その、アウリエルの居場所だ。アイツは今……どこにいる?」

少し躊躇いながらジブリールが聞けば、ミハイルは少し考えるような
素振りを見せた後、口を開いた。

「ラビエルは下界でしょう。アウリエルは今頃…“ソドム”と“ゴモラ”に向かっている頃だと思います」
「“ソドム”と“ゴモラ”……!?」

――“ソドム”と“ゴモラ”。
恋に溺れ、愛に溺れ、欲に溺れ、官能に溺れ、色欲に溺れた二つの街。

「そんなところに、なんでっ……!」
「…いつかは、“清掃”をしないといけないとは、思っていました。ついに、その時が来ただけです。」
「それでも、何でアイツが!!!」

若干声を荒げるジブリールに、ミハイルは少し目を伏せる。

「先の件は、ご存じでしょう?」
「先の件…?」
「この戦争が始まる“原因”です」
「!!!!!!」

その言葉に、ジブリールは激しく動揺する。
戦争が始まったそもそもの原因は、ルシファーが反旗を翻したこと。
けれどルシファーが堕とされた冥界から天界への道は強力な天使に
よって守られ、扉は聖なる力で守られている。仮にルシファーが
天使達を倒しても、神といくつかの天使によって聖なる力を
施された扉に触れはしないだろう。

そしてそんな扉を守る天使達のリーダーは、アウリエルだった。
しかし彼は冥界から天使に化けて上がって来たルシファーを……


天界へと、通してしまう。


「…でっでも!アレはしょうがないだろ?!そもそも天使には“偽善”を……、偽物の天使を見破る力はないんだぜ!そう【創られてる】!だから、だからっ…!神様のせ「ジブリール!!!!!」」

声を荒げ続けるジブリールへ、ミハイルは叱咤するように叫ぶ。

「………それ以上は、言ってはなりません。」

そして静かに、諭すように、言葉を紡いだ。
ジブリールが我を忘れて放とうとした言葉は、自分達天使を、
この世界を、人間を、ありとあらゆる生命を創造した
主への愚弄だ。きっと今ミハイルが止めなければ、ジブリールは
瞬く間に堕天していただろう。
それに気付いたジブリールは慌てて自分の口を塞ぎ、
目を見開き、肩で息をする。今自分が堕天していた
かもしれないと思うと、怖くて仕方ない。

「ミハイル、どうした?物凄い声が聞こえてきたが」

ふいに、ミハイルが先程出て来た扉が開き、赤い髪がひょっこりと覗く。
七大天使ではないものの、それに次ぐ力を持つ天使…スリエルだ。
不思議そうな顔をしており、声こそ聞こえたものの言葉は
わからなかったのだろう。しかし今となってはそれが幸いだ。
ジブリールが放ちかけた今の言葉は、聞かない方が良い。

「あぁ、すいませんスリエル。何でもありません。」
「そうか。ところで話の続きをそろそろしたいんだが……」
「えぇ、わかりました。」

先程まで軍事作戦をしていたのだろう、扉の奥に覗く机には
数多の書類が散乱している。
ミハイルはスリエルに一つ謝るとくるりとジブリールへ背を向け、
部屋へ戻ろうとする。

「………追うなら、今ですよ。貴方に未だ下すべき戦闘命令はありません。」
「!」
「貴方がご友人を止めたいと思うのなら、お行きなさい。」

それだけ言って、ミハイルは扉の向こうへと消えて行った。
一人残されたジブリールの脳裏には、今の言葉がずっと
響いていた。


「何があったのだ?」
「彼のことですから。戦場で“強敵”と戦う私を心配してくださる余りに……ね」
「成程。彼らしいと言えば彼らしいが…少しは声を抑えて欲しいものだ。ただでさえ普段からアイツとアウリエルは騒がしいというのに……」

困ったように笑うミハイルをスリエルは一瞥したあと、
そう愚痴をこぼして席に着いた。

「(かつて世界が大洪水に飲まれ、“清掃”されたとき。あの子は文字通りの助け舟を出したというのに、今は“清掃”する側に回ってしまった。―――おお神よ、貴方は何を考えているのです……?)」
「ミハイル、どうした?」
「…あ、いえ、何も。続きを始めましょう」

書類を手に持ち不思議そうな顔をするスリエルがこちらを見つめてくる。
それにハッとしたミハイルは今までの思考を振り払うように、そして
何でもないことをスリエルに伝えるために軽く首を振る。
そして、席に着いた。
























どうだったかな?大分予想より長くなっちゃったけど……。
戦争の原因であるルシファーを通してしまったアウリエル。
実はこれ公式です。でも過去妄想のために一部加工しておりまして。
本来は

「ルシファーを通したせいでルシファーは楽園へと赴くことが出来、
アダムとイヴに知恵の実を与えてしまった」

っていうお話なんですけども。最後のミハイルの台詞を入れたかったので
加工させていただきました。


「文字通りの助け舟」とは、まぁ、アウリエルは大洪水の際
ノアに“箱舟”の作り方を教えると言う名のお救済―助け舟を出した。

で、完成した“ノアの箱舟”。でも実質アウリエルが教えた=与えた
ようなものなんでね。ノアを「助ける」ための「舟」。

という両方の意味でかけてます。でもこの台詞入れちゃうと、
「ルシファーを通したせいで」~を変えないといけないのよ。

あのままいくとアダムとイヴに実を与えたことでルシファーが
天界に忍び込んだことが発覚して戦争なのに、
ノアについての台詞いれちゃうと時間軸狂うのよね。

ノアはアダムとイヴの子孫。だからあのままだとまだ
アダムとイヴはいて、ノアは生まれてない。
だからちょっと加工させてもらったん。


……想像より長くなっちゃって、本当は書きたい所っていうか
「本題」があったんだけど書けなかったから
次回に回そうかなって思ってる。

今回のタイトルはあの小説のタイトルなんだけど、
どこにも「帰ろう」的要素なかったでしょ?
肝心なところ書けなかったし、だから次回に。

ワンチャン中編、後編になるかも?


描写にあった「淡いピンクを基調」とした服、
絵に描いてたんだけど色付きで。
まぁ記事で一度も見せてないんでいつか見せれたらなって。

ミハイルの服とかカール髪はほんと戦闘ポーズ集見てくれれば。
アレ一応この戦闘時の服装で、戦争終わった後の服は変わってるのよ。
で、彼女ルシファーと戦うって言ってたよね?

あのポーズ集で“何か”と戦ってるポーズしてるよね?
そういうことです。

一応ルシファーに対するミハイルの想いとか評価とか、
裏切りによる評価の変わり方とかこれまた
無駄に妄想してるんだけど。
これもまたいつか書けたらいいなって思ってる。

途中ミハイルが言ってた「ラビエルは~」の所、
あれはトビアスに会いに行ってます。

まだ調べてないから何でラビエルはトビアスっていう少年の元へ
わざわざ行ったのか、何の目的を持っていたのか、
詳細までは分かってないけどね(笑)


あと天使同士の会話の際は神様のこと「主(しゅ)」って呼んでくれてたら
いいなって妄想もあって。
作中ミハイルがそう呼んでるシーンあるんすけども。

ジブリールは「神様」って言ってましたよね?
いや、あそこは単純に「主」だとなんか
イントネーションとかその他諸々がおかしくなるように感じられたんで。
それだけの理由です。

一応神様は創造主なので、天使同士だと「主」って呼んでる。
まぁ「主」って「主人」って意味もあるからね。
「主人」って父親を指す意味もあるし。

キ.リ.ス.ト教じゃ「偉大なる父」とか言ってるから
きっと男神だろうし創造主=生みの親=父親だから
間違ってはいない、うん。

ちなみに人間相手のときは「神」って言う妄想です。
「神」って言葉は一応人間が生み出した言葉…
つまり人間語だから、わかりやすいように「神」って
言ってくれてたらいいなていう。


てかこの作中シーンさ、そもそも天使が神様を愚弄すること、
そして疑問に思う事自体聖書じゃありえないからね。
うん、確かにこれは日.本.人にしか書けないものだわ(笑)

まぁ愚弄したり疑問に思うのは堕天の兆しなんだろうかなーって
勝手に思ってる。



ではっ!

しょぅゆ。


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いやめっちゃよく出来てるじゃないですかしょーゆさんや…
イマイチ聖書分かってない私でもちゃんと理解できるぞ
やっぱこういうのは日本人にしかできないことなんだねぇ


テイル
2022/08/09 0:59:22 違反報告 リンク


の、伸ばされた…w
私も聖書は最後まで読んだわけじゃないよ。
カインとアベルまでしか読んでない(あとはかいつまんでノアの箱舟かな)

せやね、外国の人というか、外国がやったらめためた怒られそう。
「愚弄とはどういうことだ!」って。
実質無宗教で神様のとかに無関心な日本人だからこそなのかな?
まぁその分陛下とかバカにされたら
外国からの「大人しい」ってイメージが崩れるくらい激怒するけどね(笑)


しょぅゆ。
2022/08/09 1:17:30 違反報告 リンク


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