消えてしまっても

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最高ランク : 58 , 更新： 2016/08/05 22:52:05

今日は大森靖子ちゃんのライブを見に行ってきた

はじめてのライブ.わたしにとって神様の靖子ちゃんのライブ.周りの人たちがみんな靖子ちゃんが出てくるのを待っていて，なんだかとってもそわそわして落ち着かなかった.靖子ちゃんっぽいものも持っていなくて，持っているというかかろうじて，マイメロのタオルと、娘。のiPhoneケース．だけが，私も靖子ちゃんのこと好きなんだよ！って言ってるみたいな感じだった.

渋谷をぶっ壊しに来てくれた靖子ちゃんは，かわいくて，暑さに負けないような声で歌って叫んでいた.いままで動画の中で，画面の向こうでしかみることができなかったそれらを見ることができて，私もう死ぬんじゃないかなって本気で思った.やめてくれ、私はまだもう少しだけ生きていたいんだ．

でも、私は靖子ちゃんみたいに渋谷を嫌いになることが出来なくて，終わった後，バカみたいに渋谷の街を歩きまくった.嫌いになれそうどころか，興味の湧くものしかなくて，靖子ちゃんみたいになるには長い月日がかかりそうだと炎天下の中で考えながら，メイドさんに道を聞いた.

東京は何でも揃ってる.
小さなときから，東京に行くのが目標だった，夢だった．私が小さな頃に引っ越してきて，未だに住んでいるこの街は，何でもあるって顔してるくせに何にもなくて不便な街.そもそも，街なんて言えない田舎.でも，みんなスカしてあるいてる．ここは、都会なのよなんて顔して滑稽な歩き方をしてる.
そんな感じだから，もう東京に嫌いな場所なんかなくて，でもきっと今日みたいに渋谷が消えても困らないと思う.だって、他の場所に行けば何でも揃ってるもの.こんな日に食べる梅味のお菓子は最高に美味しいよなんてね.

疲れたのでここまで