読書日記「キャラメル工場から」 ネタバレ注意

読書日記
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:209 hit

最高ランク : 100 , 更新:

佐多稲子「キャラメル工場から」

概要
父の事情で家族と上京したひろ子の少女の集団労働の実話。男性主権の社会の生々しい小説です。

ジャンル プロレタリア文学

感想
プロレタリアの有名どころといえば蟹工船ですが、これは…労働環境のきつさとかの前にまず哀れ、可哀想とかそういう感じがします。

小学生の女児が酷な父親のせいで低賃金、重労働に晒されてしまうという展開は心を刺すものがありますね。

女児の父親が新聞の求人を見て、働きに行かせようと言い、母親は止めるのですが男性主権の時代です。女児や母親が反対しても働きに行かされます。

他のプロレタリア文学とは違う、女性目線のかつての社会の厳しさを知れるよい一冊でした。

プロレタリアを読んだことがない人とかにもお勧めできる、短いお話なのでよければ読んで見てください。

読了 2017年 9月28日

羽白


投稿を違反報告 / ブロック



コメントをするにはログインが必要です : ログイン


私が暫く此処から身を引いていた理由
羽白 1 1

画像でおわかりいただけるように、パクリパクられがあったからです。当然私の方が...


オオカネヒラァ
羽白 2

うちの本丸にオオカネヒラァがいらっしゃいました(チャァ なおうちの本丸には...


ベタ塗りって難しい。
羽白 5 2

初のベタ塗り挑戦。 ベタ難しい。それだけ 題材は版権物だけど、私の低画力...



雑談 華々しき誕生の日に、愛のある祝福を ともぼ 友達募集 イラリク イラスト