な か じ ま ゆ う と 。《りんの無責任短編》

奏多りん 《りんの無責任短編》 小説
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最高ランク : 2 , 更新: 2018/07/09 16:22:42

―――困った。手が届かない。

放課後の図書室。
私は今、絶望的な状況に追い込まれている。
どうしても取りたい本に手が届かない。

よいしょ、よいしょと呟きながら手を伸ばす。

かすりもしない。

諦めよ。とは思ったけれど、やっぱり諦めきれない。
じっ、と本を見つめていたとき。

すっと私の読みたかった本が引き抜かれた。
と同時に、ぐっと後ろに引き寄せられた。


「先輩。取れないなら僕に言ってくれたらいいのに」


後ろに言う誰かがそう言う。
目の前に本が差し出され、驚きつつ振り返る。


「裕翔・・・、くん、」


「中島裕翔です、先輩。まぁ、知ってるか」


裕翔くんはすこし笑った。


「先輩。そーゆうの僕は好きですよ」


「あぁ、この本裕翔くんも好きなの?じゃあ・・・」


「違います、先輩が」


「ん?」


あぁもうっ、と裕翔くんが頭を掻く。



「先輩。好きです。」


「あぁ、ありがとう・・・って、えええ!?!?」


恥ずかしくなって、裕翔くんから目をそらす。


「・・・そういうこといって先輩をからかわないの。
この本、ありがとうね。じゃあ」



ぱしっ


「まだ、終わってません」


裕翔くんに腕をつかまれた。


「・・・やめてよ。どうせ、冗談でしょ?」


「・・・・・・もし、冗談じゃないって言ったら?」


ぐっ、と抱き寄せられて唇が触れた。


「・・・私も好きだよ」


「知ってました」


「どうして?」


「先輩と、すごく目が合うから。目があってすぐに顔を赤くして目をそらすから」


「見透かされてたんだね」


「そうですね」


夕日射す放課後の図書室。

夕日は、ふたりを濃いオレンジに染めた。


―――




どうでしょうか・・・??



急に小説風のなかじまゆうとの短編書いてみたりしたんですが。




ただ単に授業中に思い付いたネタ …φ(:3」∠)_





久しぶりに小説をパソコンでぱちぱちしました~


最近はもっぱらノートに書いてて笑









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《りんの無責任短編》




ではでは、。


こーゆうのまたやっていこうかな~




はいび

りん


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あるある〜

CAPTIVE1526
2018/07/12 0:37:05 違反報告 リンク