まぎかさんの今年の読書記録!的な何か!

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最高ランク : 37 , 更新: 2017/12/21 20:22:52

この前(の投稿の最後で)言ってたので今年のまぎかさんの読書まとめ〜!的な自己満だらだら書いてくー!

一万字語り尽くす勢いでー!!!
(めっちゃ長文で申し訳ない〜!!)

有栖のやってた読書歴……とはちと違うかもしれない……?
今年版読書歴みたいな感じ((
折角なのでタグお借りしよう(タグちだったら消しますので……!!!)


その前にちょっと文アルの話題いいですか?!
北原一門イベ間に合いませんでしたー!
なんとか白秋先生の衣装を20日の朝5時に貰いきって、犀は諦めました……。
衣装はまだしも、回想全部貰えなかったのは辛い……。
14000以上の回想貰えてないから……誰かネタバレしてくれ……
久米さんしんどい……絶対ゲットするもん……



もう気分も沈んじゃうので今年のまぎかさん読書ランキングー!

今年はねえ、1月から今日まで33冊読んだ!って!
私忘れっぽいからノートに読んだ本と日付(あと、著者、出版社とか)メモるようにしてるのよね。
それを数えたら33冊!少ない!!!

多分勉強に追い込まれてたのとかもあるし、夢小説読む時間も長かったかなあ。
あとは短編集とか多かったから一冊読むのに時間かかったかな……。
青空文庫で読んだのとかは多分カウントしてないし……。

ま、私が読むの遅いのもあるんですけどね。




漸く本題……
私が選ぶ今年面白かった小説堂々のベスト一位は、
サマセット・モームの『月と六ペンス』
ですかね。

(文章引用とかと混ざるので本のタイトルの括弧は上記のやつで)

●HaTaさんというボカロPの方が月と六ペンスをモチーフにした曲を作っていらして、ツイッターで小説もオススメされてたので何気なく読んだのがきっかけ。


元々外国文学は登場人物の名前が覚えられない(カタカナが基本苦手)こと、
翻訳を読まないといけないと言うこと自体が原文じゃない(=改変版)みたいな概念かあって、手を付けることがほぼ無かったんですけどね。

翻訳者どの人がいいんだ……とかですでに悩む。

でもHaTaさんのオススメは結構当たりが多いこともあって手に取りました。


●序盤はセリフ少なめで結構読むのが苦痛。
人の名前も長くておぼわらん。
でも買ったからには読了しないとな……という気持ち。

でもこの小説面白くなってくるのがその後なんですよ……!!!
まず、文章の視点が
死後になって名声を得る主人公の友人「私」の一人称
という特殊なものでこれが中々面白い。

その語り手が作家という設定も活かされている。
偶々ありつけた日本語訳が特に私の性癖撃ち抜いてるのもありましたけどね。
「私」が常に敬語キャラなのが好き。

そしてテンポの良い会話文。
情景描写、心理描写などは長々とかかれつつ、その会話文のテンポ良さったらないです。
もうね、ハマる。

あまりネタバレは出来ないんですけど、個人的に前半部分の終わりのほうがとても好きです。もう其処の部分だけ何回読み返したか……。


●あらすじだけいうと……
「私」がロンドンで出会った男、ストリックランドは家庭と何一つ不自由ない暮らしをしていた。
ある日突然ストリックランドが姿を消した。
彼の妻に頼まれた「私」はパリにて彼と再会する。
「奥さまに頼まれてきました」
「もう奥さまのことは愛してないんですね?」
「かけらもね」
「あなたは最低の男だ」
40を過ぎた彼がすべてを捨ててまで決断したこととは……?

本当にネタバレしてしまうからあらすじも冒頭しか書けないの辛いー!
面白いのはあらすじの後くらいからなの……!

モームは名言多いですしね。
本当、本好きさんは読まないと人生半分損してるレベルですよ……!

「描かずにはいられないんだ。川に落ちれば、泳ぎのうまい下手は関係ない。岸に上がるか溺れるか、ふたつにひとつだ」

悲劇が起こったあとの「私」の心境で
「彼らの素朴さ、優しさ、親切なもてなし。それらがみな、残酷な巡り合わせによって粉々に砕け散ったかと思うと、辛かった。」
「だがなにより辛いのは、実際、ふたりの悲劇で何もたいして変わっていないということだ。地球は回り続け、あの事件で不幸になったものはひとりもいない……」

からの晩年のストリックランドは客観的には不幸に見えるが、彼にしては人生で一番の幸福な時間だった。みたいな所も見どころです。
前半の山場に並ぶくらいいいクライマックスっていう感じ。


堂々の一位は『月と六ペンス』だったわけですけど!

二位以下は中々順位つけられない……
作家で挙げるなら

梶井基次郎

夢野久作

は良かったなあ。

梶井さんは『檸檬』と『愛撫』が特に印象に残った。

梶井さんは全体的に短めの話多いから読みやすい。
特にあまり知られていない『愛撫』は私の今年の読書感想文のテーマにもなりました(
タイトルでちょっといかがわしさでてるけど全然そんなこと無いです。

「私は子供のときから、猫の耳というと、一度「切符切り」でパチンとやってみたくて堪たまらなかった。これは残酷な空想だろうか?」
そんな空想を抱く、猫が大好きな「私」の想像がを通して展開する物語。

多分梶井基次郎全集とかに入ってると。
小説でいう八ページくらいだし、青空文庫でも読めますよ!
猫好きには、おすすめ!(覚悟は必要かも……?)

『檸檬』は知名度的にも態々紹介しないけど、
『桜の樹の下には』は紹介したい……!!
本当に、幻想的というか何というか!
かの有名な「桜の樹の下には死体が埋まっている!」という文章の元ネタです。
でもこの一文しか知らないのは本当に勿体無い!!!


梶井さんは比較的万人受けする感じの文章だと思う。
読みやすさ度は高い。しかし其れがそのまま理解しやすさに繋がるかといえば、うーんって感じなんだけど。いい意味でだよ!
何か読んだ後に考えさせられるというか、奥が深いというか……。


対して夢野久作は人を選ぶような感じだよね。

あの人は私の性癖ちゅどーん!って感じ(?)

恥ずかしながら未だに【ドグラ・マグラ】には手を出せていないのですが、
【少女地獄】や【瓶詰地獄】が表題作の小説はいくつか読みました!

個人的に【瓶詰地獄】は面白かったです。
読んでみれば面白さが分かります。私は解説読むまではて?って感じでしたけどね!!(読解力)

あと知名度低いのだすと、
【一足お先に】
【煙を吐かぬ煙突】
あー…タイトルと作品名一致しなくて曖昧なんですけど多分【死後の恋】
とかすごい好きです。
【支那米の袋】も好きなんですけど!

上の四作は全部短編で、気になった方は三十分もあれば読めるので是非とも…!!!


あとはね、今年はね、坂口安吾氏も初めて読みました!
【堕落論】がどうしても気になって。
個人的には【続堕落論】のが面白く感じましたが。
あとは【風博士】良かったです。
私短編好きなんですかね……?(

今は【不良少年とキリスト】が読みたい。切実に。
無頼良き……。でも織田作はまだ手付けてないんだよ!!
織田作の小説図書室とかで見ないんだけど、探したりてないのか……?
太宰さんの【織田くんの死】(みたいなタイトル)も読みたいねん……。


小林多喜二の【蟹工船】と
シェイクスピアの【マクベス】は難しかった……。

【蟹工船】は船とかその時の時代背景の知識無いとちょっと分かりにくいかも……。
私の読解力の問題もあるねんけど!
でもその中の「納豆のような雨」っていう比喩がすっごいときめいた……。
鬱屈とした感じとか、どよ〜んみたいな、心の中の重い感じが凄く上手く表れている比喩!!!
一目惚れしましたよ多喜二さん……。


【マクベス】はSERVAMPというアニメのキャラクターが作中で引用してた「人は歩く影法師、あわれな役者だ」っていう言葉に惚れてw
先ず、マクベスの引用なのすら知らなかったのでググって調べましたけど。
調べてみれば第五幕第五場ときた……。
これは最終局面なんです。(多分第六幕まである)
冒頭なら立ち読みしようと思ったけど、これは読むしかねえってw

結局あまり翻訳が私に合わず半分くらい理解できなかったのでこれは今度リベンジしたい。
翻訳自体がだいぶ昔のやつで言葉的にも時代の差で読みにくかったというか。



ここまでひたすら文豪の話ししてきたけど他にも読んでましたから……!!
確かに今年は文豪漬けでしたけど!

例えば
フリゲ原作の【マッドファーザー】とか
【魔女の家】とか……
青い鳥文庫も気が向いたら息抜きに読んでますよw

最近は【泣いちゃい】シリーズ多いかなあ。小学生のときはもっと色々読んでたけど最近は泣いちゃい率すごい……
睦月くん好きなんですよ……!修ちゃんとかも良き……。北斗七星も好きだよ!可愛い!でもあのショタの子……真澄くん?も可愛い!(ロリショタコン←)

あと、漫画なんですけど、【文豪失格】!
文豪好きにははたまらない!図書室に置いてあったので読んでますけど史実に忠実だー!!!
サンタ・マリア……(((
中也がいじめ並みに背が小さいwwww

ラノベ?でいうと今は西尾維新の【美少年シリーズ】ハマってます!!
西尾維新さんは文才凄い……。
最近推理ものに手を出そうとして出会ったのがこれ……。
キャラクター皆好きです……。
めっちゃアニメ化してほしい……(
眉美ちゃんのクズっぷりが気持ちいいw

何か今並行して読んでる小説が
【美少年シリーズ】(西尾維新)
【江戸川乱歩傑作選】
【十二大戦】(西尾維新)

っていう。もうなんか分けわからないぞ((
美少年シリーズは江戸川乱歩の少年探偵団をもじって、タイトルも江戸川乱歩の小説参考にしてるから……。

十二大戦は最近出た方の十二戦犯のやつ。
ドハマリした友達が買ったので貸してもらった。
私乙女座やから美少女確定や……と思ったら素晴らしい男の娘(((

十二戦士での推しは憂城だよ!!!
怒突さんとか砂粒もすきやねん…!!
皆すきだけど!!!
最近は肉ちゃんの好感度上がってるぅ!

江戸川乱歩も面白いんじゃあ……。
『人間椅子』がもう、良すぎて!!あれは才能やわ……。
『D坂の殺人事件』とその続編の『心理試験』も好き……!!いやあ、推理もの良い……

最近ミステリー界隈読みたくってウズウズしてる。
あまり手出ししたことないジャンルだから……。
京極さんとか気になってる。
オヌヌメ教えて……。


話題が尽きなくって自分でも焦る……。
まだ詩集の話もしたいんよ……。


今年は今まで読まなかった詩集というジャンルも手付けた……。
ベスト詩人は中原中也だった……。

新美南吉は詩よりも小説のが好きかな。
春夫先生、朔先生、白秋先生あたりも読んだ面白かったけど!
中也さんの暗い感じが凄く好きでね。

中也さんの詩は癖になったなあ。
ゆあーんゆよーんゆあゆよん!!!!
秋蝉はもはやかしこにないている!!
サーカスのオノマトペめっちゃ癖になる。

あとは『骨』っていう詩が良かった。



白秋先生はね!『薔薇二曲』良かった!
ちょっと紹介してもよい……?




薔薇ノ木二
薔薇の花サク。
ナニゴトノ不思議ナケレド。




薔薇ノ花。
ナニゴトノ不思議ナケレド。

照リ極マレバ木ヨリコボルル。
光リコボルル。



薔薇の木に薔薇の花が咲く。
何も不思議な事ではないけれど……。

当たり前のことが書いてあるのになんか考えさせられる!面白い。


新美南吉氏は『疲レタ少年ノ旅』という詩が好き
これは長いから載せられないけど!
結構寂しい感じの詩です。



もうここらへんで辞めとかないと終わらないなあ。
そこそこ、語り尽くした……。

来年はもっといっぱい読みたいですね。

文豪好きすぎるんですけど、そろそろ最近の芥川賞作家とか、話題の住野よるさんとかも手出そうかなあ。

とは思いつつ
あんまり読む気にならないんですけどね。


「奈須きのこ」さんとかは読むんですけどね。
グロい厨二病感堪りませんよ。
文豪除くと今一番推せる方。

では、長々と、すみませんでしたー!
いやはや、読書の思い出を振り返るのは中々楽しいものです。

本好きな人と語りたい……。
いつでも友達とか、語れる人募集してるんですよ……(小声)
FF外でも……

それでは、また!
今度は夢小説の話でもするかなー!って言う予定!



(テキストコマンド的な何かを試そうと試みたけど、このサイトブログなのに非対応だったー!)(泣く泣く消した)
<strong>太文字</strong>
<b>太文字</b>
で太文字になるはずだけど、多分なってないから、非対応ってことだよね……?
(試行錯誤してるの全部通知いってるかもしれないのめちゃくちゃごめん……)

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すっかり貼り忘れてた……。
ここに貼っておこう。
犀ほんとごめんてええぇお願いだからその椅子を手から離して!!()


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2017/12/21 20:42:46 違反報告 リンク


大丈夫、私も間に合わなかったぞ⋯⋯
今年一年の読書歴いいね!
私もやろうかな〜(笑)


妃有栖
2017/12/22 0:13:44 違反報告 リンク


何かめっちゃ記事内誤字多いー!(今気づく)
読みづらくって申し訳な……。
でも今直したら通知行ってしまうよね……



有栖>>だよねえ。復刻なだけあって鬼畜……
え、是非やって〜!見たい!
私が人生読書歴やると優柔不断だから一万字でもたりなさそうなんだよね……

姫蛍>>やはり……
あと、あの表紙が手に取りづらくない……?


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2017/12/22 1:33:20 違反報告 リンク


電子辞書ー!ww
お高い電子辞書だとめっちゃ小説入ってるよね!!しかも朗読してくれるぅ(白目)


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2017/12/23 4:07:19 違反報告 リンク


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生きてます!!!
2018/04/08 9:48:00 --- 9 6




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