夢小説に入れてみたい表現セリフなど

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最高ランク : 229 , 更新： 2015/05/05 10:29:53

ふと鏡を除けば震える私の顔が見える。
頬には一筋の雫が伝っている。
嗚呼あの人に顔向け出来ないわ。
そう考えながら私はラメの入ったルージュで
震える唇を隠した。

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「ねぇサキさーん？居ませんかぁ？居ますよね－？」

さっきから驚く程早い連打回数に堪え切れないほどのチャイムの音が部屋に鳴り響いてる。
ピンポンピンポンピンポンピピピピピピピピ……

「（うるっせえええええ！！！！）」

心のなかで叫びながら私は被っていた毛布をさらにぐっと被りこんだ。
……しかし鳴り止まないそのチャイム。

このまま布団の中に入っていても寝れないので、一応布団からは出ることにした。
ドアを隔ててきっとその先にはアイツが立ってる。
この寮で最大の変人だ。変人だ。

大事なことだから二回言った。

「どうしましたー？具合悪いんですかー？心配ですー、お見舞いにきました～」

ピンポンピンポンピンポンピンポンピピピピピピピピピンポーン

「……………」

「はぁ…まだ寝ているんでしょうか。困りました…」

ぺたぺた…

アイツが足音をならしながらドアの前から遠ざかるのが分かった。
ほっと一息。
それと同時に溜息まで出る。
ほんとに、なんであんなやつに好かれちゃったんだろう。
しかもそれを私も好きだなんて、おかしいわ。

そう思いながらドアの前に座り込む。

と。

ガタァン！！

「！？」

「あれ、なんだ。起きてるじゃないですかぁ」

ニッコリ。その表現が似合いそうなアイツが、

天井の壁を一部破壊して

部屋に入って来た。

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