言葉の影響力というもの

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最高ランク : 11 , 更新： 2022/05/21 19:11:32

駄文なので読まなくていいです。
適当なこと書いてるので信じると足元をすくわれます。

思い込みや勘違いの力は意外と強いもので、自分でそうだと思い込んでしまうとそこで思考が停止してしまい、それ以外の可能性について頭が回らなくなります。
誰かにそこを指摘されてもﾑｷｰ！ってなってしまい、聞く耳を持たないことが多々あります。
太古の昔から「恋は盲目」とか言われてるやつですね。
ちなみに「恋とは勘違い、愛とは思い込み」という言葉も同じように古から伝えられています。

人はよくわからないものがよくわからないままだと不安な気持ちになりますが、何かしら「名前」を付けてしまうと安心する生き物らしいです。

最近やたらとLGBT以下略が話題になっていてデリケートな問題にもなっていますが、
・同性愛等の性的嗜好 (LBG)
・心と体の性別不一致 (性同一性障害 or トランスジェンダー)
だけでなく、派生や別枠も多くて面倒なんですよね。

ちなみに今ちょっと話題になってるイギリスのチケット販売サイトの性別欄がこちら↓

性別の選択肢が60個あります。多様性に満ちてますね。
正直もう馬鹿だろって思っちゃいます。いずれ日本もこうなる運命です。ディストピア万歳です。

この性別/性自認の話については
■【感想文】性同一性障害やLGBT以下略について思うこと
https://uranai.nosv.org/u.php/hp/lgbtry/
にも書いてるんですけど、そういうのに埋もれる形として、
・周囲から「男性」または「女性」を押し付けられた不快感やストレスによるもの
・過去の人間関係のトラウマ（異性恐怖症）によるもの
・インターネット（どこかの赤い犬）等の影響で思い込み/勘違いをこじらせたもの
・誰かに見てもらいたい/気にしてほしいためだけの単なるファッション
みたいに、本当にLGBT以下略なのか疑わしいのも混ざっていたりするわけで、何が正しいのか他人が判断するのは難しいです。
下手したら本人もよくわかっていないかもしれませんが。

繰り返しですが、人はよくわからない感情や症状に名前がついて説明できるようになると安心する生き物らしいです。
よくわからない感情に「名前」をつけて納得がいく「説明」をする行為は、心理療法のテクニックとしても有名だったりします。
実はそれが間違っていたとしても、外部からそのように言われて納得しちゃったら信じてしまうのが人間の心理です。

たとえば性別が云々で悩んでる人が、誰かからLGBT以下略だYO！と言われると、割と簡単に受け入れてしまいます。
自分でもそう思っていたなら尚更ですね。欲しかった言葉をもらって気持ちが楽になって解決！めでたしめでたしです。よかったですね。

でも先ほど説明したように、本当はLGBT以下略ではなく、ただ単に心の問題という可能性もあり得ます。
さて、この場合どのような問題が起きるでしょうか？
LGBT以下略じゃないんだけどそう思ってる人が、周りの意見に押し流されてどんどんソッチの方向に足を踏み入れてく可能性もなきにしもあらず…というわけですね。
言葉巧みに薔薇や百合を量産できるかもしれないですね。画期的な技術かもしれません。やったぜ。

なので、心や身体の相談で素人がよくわからずに適当なことを言うのは危ないので気をつけましょう。（自戒の意を込めて）
言葉や説明のインプットを間違えると、時と場合によっては事故が起きたり、相手の人生をとんでもない影響を与えてしまう可能性があります。
もっとも、これは心と身体の話だけでなく流行やら自殺やら他の話でも同じことが言えるので、そういう意味では一番の害悪はマスゴミメディアだったりするのかもしれません。

おしまい