たんぺーんしょうせつ
NAOMIKU☆ 雑談 LDH最高ランク : 67 , 更新:
『お願いっ!』
「……コスプレ?」
「そう、コスプレ」
今彼の家に来ている。
突然「1つお願い聞いてほしいんだけど」と言われいつも小さなことでも何かと聞いてもらっているので「いいよ」と言ったところだった。
「…何考えてんの?やだよ」
「玲於いいよって言ったじゃ~ん!」
「そうだけど…」
早速さっきの言葉を後悔することになるとは思ってもみなかった。なんということだ。
「はぁ…、分かったよ。何着ればいいの、」
「ショーパン」
「ショーパンっ?」
彼の予想外の言葉に一瞬戸惑ったけど定番メイドよりマシかと思い用意された物を受け取った。
「……これでいい訳?」
受け取った袋には尻見えそうなほどの短いショーパンとブカブカの真っ白のパーカー。まぁ組み合わせは悪くないと思うけど…
相変わらず変態亜嵐くんは鼻息が荒い。
「あ、あ、脚触らせてください…」
「却下。」
変態染みた言葉を遮る様に言えば分かりやすく項垂れた。俺は優しくないからね。と心の中で意地を張った。
「えーとえーと次はこれです…。」
「まだあるの?もー、」
中に入ってる物を聞かずに着替えるために寝室に入った。
「……これは、何。」
中に入っていたのは猫耳と尻尾が付いたパーカー。サイズを間違えてるのかと思うほどのブカブカさに腹が立つ。下は脱ぐのがめんどくさかったのもありショーパンのまま。
「うはぁっ!玲於様拝みますぅ!」
「……亜嵐くんだからキモいって」
睨み付けたら興奮する、此方が項垂れたら興奮する、俺はどうしたらいいんだろう。
「玲於、こっち」
ちょいちょいと手招きする亜嵐くんに近付くと首に何か付けられた。
「なにこれ、」
触ると銀色の大きな輪っかと黒の革製の太い首輪みたいなもの。……え?首輪?
「ちょっとまさか、これ!」
「うん、俺の飼い猫だよっていう印。」
「ふざけんな取れ。」
清々しい笑顔で言う亜嵐くんに全力でキレる。亜嵐くんはそれでもにこにこ。何処からか鉄製の鎖型リードを取り出して銀色の大きな輪っかに繋げようとする。
「止めろばかっ!」
全力で抵抗するもほぼ効かない。これでも食らえ、と頬にビンタを食らわす。
「いっ…た、」
「自業自得だ馬鹿」
本気で痛がる亜嵐くんに、ふんっ、と鼻を鳴らす。
「…飼い主にそんなことするもんじゃないでしょ……?」
低い声で下から俺を睨み付ける亜嵐くん。
「えっ…?ちょっと、何でそっちがキレて…やっ!」
後ろに下がっていくも下がりきれなくて床に押し倒された。
「飼い主に逆らえないようにしっかり躾してあげるからね、」
「ひっ、あっ…ぁっ」
目を怒らせたまま口元だけ歪ませた亜嵐くんは先程のリードを何の躊躇もせずカチッと付けた。リードを手に巻き付け引き寄せる。首が強制的にクッと上げられた。
「今日から二人だけの世界だね、玲於」
この日から俺達は世間では行方不明となった。
まぁ、ちょっとノリで…w
別に私は病んでないからねっ!?
玲於パレス⚓️🤟🐷
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もっきゅんについて語ろうじゃないか、
玲於パレス⚓️🤟🐷 4 2
はーい筋金入りのもきゅたみ、玲於パレスです笑 モトキについて語るだけっ...
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