投稿 : 華月らいが

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私は知ってる。
私という存在が創作物という事を。
私は知ってる。
この世界には神がいる事を。
私は知ってる。
存在したはずの人間が消されたことを。
私は知らなかった。
その人間が私の相棒だった事を。
私は知っていたはずだ。
相棒が人間だということを。

この世の全ては神に創造されているらしい。
私も、私の仲間も。
この世界のものは全て存在しないものらしい。
私はここにいるのに。
だけど、1人だけ創造されていなかった。
彼は神だった。
彼は言った。
所詮は作り物の世界だと。自分さえ、使いやすい肩書きを作られたただの人形だと。

だが、彼も私もここにいる。
この作られた世界で生きている。
外側の世界だって、実は作り物かもしれないのだから、作り物だということを悲しむ必要は無いんじゃないか。

正直なところ、私はそんなことは興味なかった。
只、相棒と今後の人生に不安を抱いていた。

私の残りの人生は長い。
しかし私を知っている人が居ない今、生きている価値は無い。
だからその存在を証明するため、私の価値を見出す為、私はここ印を残す。

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