小説【恋雪】

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最高ランク : 23 , 更新： 2016/11/22 2:41:15

私には彼氏が居る。名前は拓斗(たくと)。私は亜歌利(あかり)。
今日も拓斗くんとかえるの！親友の沙夜(さよ)も！

拓「…亜歌利帰る前に少しはなしが…沙夜ちゃんも。」

拓斗はあまり浮かない顔をして来た。

亜「どうしたの？拓斗？」

拓「あのさ、亜歌利…俺と別れよ？」

いきなり親友の居る前で別れ話を振り出された。
私は、頭が真っ白になった。

拓「おれ…沙夜ちゃんが好きなんだ！」

沙「えっ！？」

う、そ…でも、これで私がいいなら。これが、拓斗のためならば…。
沙夜ちゃんに…

亜「…そ、そっか！それなら今日の帰りは私は邪魔だね！
拓斗、沙夜泣かせたら駄目…だからね！」

私は、涙を堪えて電車の駅へ向かった。
沙夜の引き止める声も無視してただひたすら走った。

ー電車の中ー

亜「…グスッ…なん、で…」

私は泣きつかれたのかいつの間にか寝てしまった…。

終点！終点！
私が目を開けると電車は終点になっていた。
おりるはずだった駅から２つ離れたところまで来てしまった。

亜「やば！」

外は、雪がチラチラ降っていた。
私は急いで車内から出たせいかこけた。

亜「いててぇ…」

ースッ…

手が差し伸べられた。

？「大丈夫かぁー？」

亜「ありがとうございます。」

そこには、朝よく見かける男の子が居た。
どうやら、関西人のようだ。

？「いやぁー、派手に転んだなぁーｗ俺、兵寺(へいじ)や！お前は？」

亜「亜歌利…です。」

兵「おぉー亜歌利かぁ！いい名前してるやん！」

…拓斗に言われたのと同じだ…。

ーポロリ

兵「！ちょ、泣くなや！どうしたんや？」

私は、兵寺さんに全てのことを言った。
兵寺さんは真剣に聞いてくれた…。

兵「そっか…そいつ最低やな！」

亜「…」

私は、なぜか拓斗のことを悪くいえなかった。
ただ、最低とたった2文字の言葉をいえなかった…。

兵「そういうときは叫ぶんや！…スッ！拓斗のバカやろぉぉぉぉ！
ってなｗｗやってみ？スッキリするでぇ！」

亜「うん…スッ！拓斗さいてぇぇぇぇ！好きだったんだば
かぁぁぁぁぁぁ！！…」

兵「スッキリしたろ？」

私は首をただ縦に振った。

帰りは、兵寺くんと話しながら帰った…

兵「なぁ、亜歌利はスキナヒトもういない？」

亜「うん…兵寺くんは？」

兵「うーん…今出来た！」))二カッ

ートクン…

私は、兵寺くんにおちた…///
でも…兵寺君に出会えたのはきっとこの雪のおかげだ…。

亜「…私も、今出来た！」

…なんて。
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ずいぶん長くなりましたすいませんｍ(－－)ｍリクお願いします。