時雨紅凛の日常壱

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最高ランク : 37 , 更新： 2015/06/24 8:52:37

教室の前でふぅ、と一息ついてガラリ、と扉を開ける。

「おはよ。」

少し微笑んで教室に入る。

クラスメイトたちは同じクラスだった友達と固まって雑談を繰り広げている。
ちらほら聞こえてくる話の内容は、やはり主に新入生の事の様だ。

誰か知ってる人居るかな。
ざーっと見たからなぁ…

そんな事を思いつつ自分の席を探して座る。

隣の人は誰なのかなー

とか思いつつ、確認はしない。

あまりない物を机の中に仕舞い、窓側に行って同じクラスである双子の妹の想亜を待つ。

今日も良い天気で桜が綺麗だな…

ぼーとしながら外を眺めているとばたばたという足音と共に聞きなれた声が聞こえてきた。

ガラリと扉が開けられるとｾﾞｪﾊｧという息切れと共に二人の安心した話し声がした。

少し呆れ気味に顔見知りの二人に近づいて声を掛けた。

「想亜どうしたの？一緒に来たのに…」

恋詠には軽く会釈して、想亜にﾑｽり、として問いかける。

想「あのねｯｯ‼こよみんにマフィンもらった～❤」

恋詠はにっこりと笑っている。
その笑顔に呆れたように溜息を吐いて眉を寄せて困ったように笑った。

「ゴメンね。いつもお菓子一杯もらっちゃって。」

恋「いいの♪」

「何時も妹のお世話してもらって…、ありがとう。」

恋詠にふふ、と笑いかけると想亜が時計をちらりと見て私たちに告げた。

想「そろそろ体育館に行こ？」

ｺｸﾘ、と頷くと2年生の新生活に胸を躍らせ体育館へ向かった。

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何か色々と勝手に出してごめんなさい

-らぁこさん-

勝手に進めてごめんなさい

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