Part2

パートつー
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最高ランク : 1 , 更新: 2017/10/08 16:36:04

http://ulog.u.nosv.org/item/giveaway0814/1507455210

↑Part1





【Part2】
離れたくなかった
いなくなってほしくなかった

その思いが強すぎて気付いたた頃には
レイアを抱きしめていた
ずっとずっとこのままでいたい

何発も漆黒の夜空に花が咲く
それさえも感じる暇もないほどに
レイアが輝かしく
遠い存在に見えた。
高い位置から私の肩に紛れもない、
レイアの涙がポロポロと落ちた。



帰り道、レイアの車椅子を押しながら昔の話をした。

でも、その話一つ一つが私には聞くのさえ苦しくて、でも、
話をしてるレイアの横顔は今までに見たことのないくらいに幼く、キラキラしていた。



でも、心から笑っているレイアを見ることはここから先とても限られたものだった。


ちょうど一週間後位にレイアの様態が急変。
緊急入院することになった。


それからは機械や管に繋がれて不自由なレイアを毎日見ることになった


日に日にレイアは痩せていく。

私が言葉をかけて元気づけなきゃいけない

心配かけちゃいけない

もしかしたら私が重荷なんじゃないのか


そう思うことが増えた







でもそのたびにレイアは





【ハルヒが生きてるだけで嬉しいんだ
そばにいて居てくれるだけでそれが
生きる証になってるんだ
いつも、ありがとう】



そう言ってくれた





抗がん剤やるときはいつも手を握って声をかけた

手術のときはずっと外で待ってた.

いつも、レイアは苦しいときは私と一緒に撮った写真を握っていた

「もうグチャグチャだから写真撮り変えよう」

そう言っても
「この写真がいいんだ」
そう言っていつもその写真を握っていた。




その写真は、今年の花火大会のレイアのお母さんによる盗撮だった←
















毎日、昼間は私とレイアが病室にいた。

たまに診察に来る先生は
日に日に険しくなる



それが怖くて仕方なかった

それは比例して、いや、私より何倍もレイアは怖かったでしょう。

考えたくなかった
現実を見たくなかっただけだけど
時間は過ぎていく

何をやっても砂時計の砂の流れを止めることなんてできないのだ、そう日々感じていた



レイアが、なくなる一週間前、

声にならない声でレイアは、言ってくれた


「生まれ変わったら、ハルヒの子供になりたいかな、
だってそうすればハルヒを独り占めできるでしょ?
また、長い間一緒にいられるでしょ?」


って。






















_____一旦切ります______

緒方華蓮


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お花←女子力という名の破壊力w
2017/12/15 21:52:03 緒方華蓮 7 17

手術終わりで院内学級に行ってる子達から 『おねぇちゃーん! おかえりいい...


オガタフッカツ
2017/12/15 18:03:46 緒方華蓮 15 13

頑張りました( ´∀`) 上半身動かすと痛い(笑) ごはん味薄いし まずい...


緒方頑張る
2017/12/15 2:26:40 緒方華蓮 16 17

華蓮、頑張る やれるよ!よし! 今日のあと三時間後くらいにね! かんたん...



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