*＊ULOG学園新学期［佐久間さん］

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桜が満開の今日、遂に私･佐久間遊佐は2年生。自慢の黒髪ポニーテールに、少し短めのプリーツスカート、袖は邪魔だから常に巻くっている。これが私のアイデンティティとでも言っておこう。

友達はそれなりに多いし、学校生活は順風満帆で楽しんでいる。なのにどうして…

｢なんで彼氏できねぇんだよぉぉぉおおぉぉ！！！！｣

頭に両手を当てムンクのように叫ぶと周囲から、珍獣を見るかのような視線を浴びた。そうか、お前らまるごと焼け野原にしてやんよ(やめろ)

まぁ彼氏の件は置いといて(非リア路線まっしぐら)、とりあえず今は新しいクラスを見に行こう。

あーあー、可愛い女の子いねぇかなぁ…。そんなことを思いながらクラス表が貼ってある掲示板へと向かうと。

｢何あの子べりーかわいいｴｯプロポーズしたい｣

前の方にモブ顔なのにどこかヒロイン要素がある女の子がいましたよ。よっしゃ、いっちょ(重い)愛のダンスでも踊ったろ。が、私のそんな儚い思いはひらひらと舞う桜の花びらのように散っていった。

｢ごめん、待った？｣

｢ううん！見に行ってくれてありがとう！｣

女の子のもとにメガネかけたイケメンが来た。つまり→リア充でした。よっしゃ滅ぼす

くそ…可愛い子とはお友達(あわよくば大親友)になりたかったがイケメン彼氏がいるとは…！！まぁ私コミュ障だから自分から話しかけられないんだけどね！ﾃﾍﾍﾟﾛﾘﾝ

まぁいいさ。新しいクラスでコミュ障治してエンジョイしてやるさ…！

｢打倒コミュ障！｣

｢佐久間うるせぇ！！｣

体育の先生に怒鳴られた。解せぬ。

新しいクラス、新しい友達、新しい学園生活。扉の向こうには何が待っているだろうか。

｢佐久間遊佐と申しますｱｯ聞いてませんよね知ってました！｣

かっこよく決めたくてもコミュ障で全てが台無しになる。そう、これが私佐久間遊佐という人物なのだ。

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佐久間さんのプロローグおかしいね！＼ｲﾐﾜｶﾝﾅｲ!／
ｱｯほぼ現実の私に等しいですからね(白目)