【短編】はじめて、恋というものを

つきさんのイラストに文章をつけようぜ だが複数画像を貼れないので結局只の短編
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「あのね、××くん……」



どこかで、しゃぼん玉が弾けていく。

記憶が、蘇っていく。

君と共に過ごした記憶が――



『へへ、この小説おもしろいよな』

『ありがと』

『笑おう』



ぱちん、ぱちん、ぱちん。

世界に、想いが溢れて溶けていく。

それはどこまでも駆け巡って、駆け巡って、私のもとへ戻ってきた。


ああ、やっぱり君のことがすきだなあ。


そう思う前に、もう口は動き出していて――
君へのことばを紡ごうとしていて――


「嬉しかったの……っ

ぜんぶ、ぜんぶ」


少しでも、隣にいれた時間が。
少しでも、君と笑っていられた時間が。
少しでも、君と――



ああ、私のばか。ばかばかばかっ。
今伝えてなんになるの。

ふられるだけなのは分かってるじゃん。



「だから、」


やめろ、やめろよ 。
とまれ、とまってよ。

ねえ。



頭では理解してる。叶わないって分かってる。



"



君には、もう想いを向けているひとがいるんだもんね。

私しってるもん。



ずっと、見てきたんだから。



「もっと、っ、君と一緒にいたいって、……思っちゃうの……っ」

「……！！」




君の視線を辿った先に、

君が見つめていた先に、



いつも、あのこがいたんだもん。




……しってるもん。



"


「おれは……っ」

綺麗な顔が、ぐにゃりと悲しそうに歪む。

そんな表情してほしかった訳じゃないの。

ごめんなさい。困らせちゃってごめんなさい。



……でも、ね。
たとえ叶わなくても、君に想い人がいても、




君への"すき"が止まらないの――




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後から設定あったの知りましたごめん！
※ クオリティは保証しません

麒麟たみゅき*

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つきさん

おうふふ…(

かわいいさー(

頑張ってくる！


立野ちゃん

実は立野ちゃん意識した(

麒麟たみゅき*
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