【作詞第1弾】星空(シオン)のオルゴール

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今日家へ帰る途中リア友に
「今日の夢ちゃん変じゃない？」
って言われたけど割と真面目に
「どこが？」
って思った！
どうも、紫蒼夢です！(常に変)

最近気が付くと自分無意識に歌を
作詞していることに気が付きましてね…。

自分明るい音楽なのに歌詞が切ないやつ
好きなんですよ…！(同士おる？w)

今回の投稿のタイトルはその歌詞のタイトル！
じゃあ早速成り行きで(え？)レッツゴー！

シオン
星空のオルゴール

真上を見てごらん。空は光輝く星で埋め尽くされている。

いつの間にか空には流星群が見えて、
君は「願いが叶いますように」と
両手を握りしめて目を瞑っていた。

それが天が遣わした天女に見えて、
「綺麗だね」って君に声をかけた。

君は「星は生まれながらに綺麗だもの」と微笑み返した。
「星じゃなくて、君の事だよ」と言える日は…

いつか来てくれるかな。

今日もいつも通り目覚ましが自分の耳を壊そうと、
自分の目を無理やり開けさそうとけたたましく鳴り響く。

それを止めようと自身の右手が激しく当たる。
朝の始まりはすぐ終わる。

ただ朝食をとり歯磨きをし、着替えて髪をとかせばいい。

外に出ると君がおはようって言ってくれる。
そう思うと浮足立ちそうになってしまった。

でもそんな日は来てくれないのかなって思った。
今見ぬ君を、でもどこかで期待していたかった。

ドアを開ければいつも通りの日常が待っているんじゃないかって。

でもそんなのはもう「遠い思い出」だ。
そうやって僕は歩き出し、家を出た。

今日もいつも通り静かな部屋に時計が規制正しく鳴り響く。
今日は目を開けず手探りで音を止めた。
1日の朝は早い。でもやることは変わらない。

今日だって外に出ると君がおはようって言ってくれる。
そう思うと浮足立ちそうになってしまう。

でもそんな日は来てくれないのかなって思った。
今見ぬ君を、今でもどこかで期待していたかった。

ドアを開ければいつも通りの日常が待っているんじゃないかって。

でもそんなのはもう「遠い思い出」だ。
そうやっていつも通り僕は歩き出し、
そういつも通りの思考を巡らせながら家を出た。

でもふと立ち止まった。

どうしていつも通りなんだろう？
思えば「「今日もいつも通り」なんておかしい」なんて
今更気付いた。

気付けば僕は走っていた。
手には一輪の花を持っていた。
それがいつも家の窓際に飾っていたものなんて
気付いたのはそう遅くはなかった。

僕たちの思い出の場所は、時計のように
変わらず星空を美しく見せていた。

ただ違ったのは、そこに君がいなかった事だ。

君は一体何を願ったのかなんて、君がいなくなってからすぐにわかったよ。

「ありのままに」

たった一言の紙が、君のベッドの傍に置いてあった。

僕はただただ泣いた。君は何を思い詰めていたんだろう。

僕は無我夢中で紙を握りしめ、胸に寄せて、泣いているしかなかった。
ただ覚えているのは、あたりに実家を思い出させる香りがしたことだ。

僕は座った。星の見える山の中の丘の上に。
隣には僕の腰から肩までしかない石がただそこに刺さっていた。

僕はただそこに握りしめた花をそっと添えた。
それは「「遠い思い出」とのお別れの決断」と言う意味だった。

今日が最後。だから、これまでの日々を“追憶”した。

それでも君は忘れない。

僕はただ、これから新しい気持ちに切り替えて、人生を再スタートさせる。
まだ見ぬ未来の、遠方の人に、想いをはせている。

どことも知れずオルゴールが響いた。
あたりには「星空(シオン)」の花が咲いていた。

終わり