【短編小説】死んだ君と忘れられない私 ※死ネタあり

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死んだ君と忘れられない私

ねえねえ
どこからか声がする。ああ、この声は知っている真希だ、私の親友でもう亡くなっている。
ん、、？亡くなっている、、、はずだよねいや、亡くなっていなきゃおかしいんだ、、
あの日私が真希の家までいかなかったから。あの日真希に家に誘わなかったから

真希は交通事故で死んだんだ。

もう8年もたって、顔も、声も記憶が曖昧になってきたころなのに
なんで声がするんだろう。なんで声を覚えているのだろう。
もう....思い出したくないのに。

ある秋晴れの金曜日
小3の少女が二人
仲良く歩いていた。
いつも通り帰って、遊ぶ約束をして「また4時に公園で待ち合わせね」なんて会話をして
でもその日、一緒に遊ぶことはなかった。

真希は帰り道に事故にあった。

会ったのは薬品臭い病院の、ひと際狭い個室で、家族が泣きじゃくる中まだ赤い擦り傷を付けた真希の姿だった。
その時のことは今となっても目に焼き付いている。
処置してもしきれなかった、傷のある顔の縫い跡
いつも白くて素敵だった顔がもっと白くなっていた事
子供ながらにどういうことか探って死について向き合えなかった事

全部。鮮明にではないが覚えている
だから真希が死んだことも分かっている

じゃあなんで声がしたんだろう夢でもなく幻でもない
奥から声がする。長い川の向こうから声がするみたいに水に広がる波長のように声が響いて
ああ、思い出した。
私は自殺したんだ。
いじめもあれば家での父から母に対するDV
全部全部投げ出したくって。あの高い校舎から今までの楽しかった事だけを思い出して。
私は飛び降りたんだ。
真希にあったら言おう。「久しぶり真希」って
もっと人生を楽しみたかっただろう真希に自殺したなんて言ったら怒られるだろうか。
それとも許してくれるかな。
そんなことはいい。今はもう川に流されてゆっくりとこの天国への道を歩いていきたい

【あとがき】
どうでしたでしょうか～～！！！
この子の真希が亡くなってからのストーリーはリクエストされたら作ります！！
短編のつもりだったので入れたい言葉をギュッと詰めたから見ずらいかもですが精一杯描かせていただきました(*´ω｀*)
裏で主は「真希ちゃん、、、(泣)」ってなりながら書きましたｗｗ
ふー、、がんばった。

ストーリー考えるの頑張ったのでいいねくーださいっ！！
ではでは、しーーーーゆーーーー！！