現実と向き合う気持ちなんてない【フィニファ】

フィニアスとファーブ nottestory
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最高ランク : 25 , 更新: 2015/10/17 19:06:02

我慢出来なくて書いちゃいました.......

あてんしょん!
これは兄弟愛です。腐ったものではありません(多分)
もう一度言います
腐ったものではありません!
ファーブ死ネタ、フィニアスside、フィニアス病んでる
昨日記事に書いたものを元に作成しますた。
交通事故設定です。よく考えないと分からない所も
あると思いますがご容赦ください。
ハッピーエンドなんてここにはありません
.......今のところは



























ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ファーブが死んだ。
ファーブを土の中に入れたとき、キャンディスは泣いていた。
僕は泣かなかった。
この夏で一番僕が驚くドッキリ作戦だと思って
珍しくファーブから仕掛けてくれた大掛かりなドッキリだと思って。
何日かしたあとイザベラが来てくれた。
イザベラはいつも通り、なーにしてるの?って微笑みながら
聞いてくる。ちょっとあんまりだ。
そう思って僕はイザベラにこういった。

「ファーブが死んだって言うドッキリもうやめてよ。」

イザベラはそれを聞いた途端とても悲しい顔をして、
それから怒気を含んだ声で僕に怒鳴った

「フィニアス。いい加減目を覚ましなさいよ!
いつものあなたじゃない!ファーブは.......」

言わないで。

「ファー、ブは.......」


言わないで。嘘をついて。





「死んだ、のよ」

つーっと頬に涙が流れた。
そう、僕は、本当は。






『キャンディス!ふぁ、ぶがふぁーぶが』

知っていた。

『大丈夫よ。ファーブだもの。あんたの大事なの弟だもの。
きっと、無事に戻ってくるわ』

目の前でファーブが事故にあったのを見て


『午後2時20分.......ご臨終です。』

目の前で





目の前で





彼の死ぬところを見た。

全て見ていたことなのに。
全て知っていたことなのに。
彼の死を受け入れたくなかった。
彼が隣にいたときの温もりも、
毎日ジェットコースターとか楽しいものを一緒に作ってた時の温かさも
全部、全部。
それが一瞬の出来事で消えるのを受け入れたくなかった



「........ごめんなさい、フィニアス。」

イザベラが暫くたってから言った。
いつの間にか彼女も泣いている。

「ごめん、イザベラ。僕、本当は分かってたんだ。
ファーブが本当に死んだってことも
これがドッキリなんかじゃないってことも。」

イザベラは少し驚いてから微笑んだ。

「フィニアス、フィニアス.......うん、いつものあなただわ」

「いつまでも、逃げてちゃ駄目だね。ファーブに怒られちゃうよ」

そう言って涙を拭い、微笑み返すとイザベラは僕に抱きついてきた。
お帰りなさい、と言いながら泣いていた。

「ごめんね、イザベラ」

そう言うと良いのよ。と言って笑った。
でも、僕は君が今思ってることについて謝った訳じゃないんだ。
それでも、許してほしい。


ねえ、ファーブ。



今日やること決めたんだ。


前にタイムマシン君と作っただろう?


もう一回僕、あれ作ろうと思うんだ。



やっぱり君に






生きていてほしいから



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
報われないイザベラの心配の気持ちと
フィニアスのファーブへの思い
長く一緒に過ごしてきたからこそ
フィニアスはファーブが大切な存在となってるんでしょうね。
【あ、腐った意味ではないですってば!】

notte ±


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