便所は待つな、ためらうな

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最高ランク : 5 , 更新： 2024/03/10 21:11:34

「便所は待つな、ためらうな」。ルネサンス期に多方面に才能を発揮した万能の天才、レオナルド・ダヴィンチがその手記に残した言葉である。

「待つな」。「ためらうな」。同様の意味を持つ語句をわざわざ二度並べるところになんとも言い難い迫力を感じる。きっと辛いことがあったのだろう。

思い当たる節は幾つかある。まずは日々のストレス。不足する人員と減らない業務。子供のころから緊張に弱かった。それから、乱高下を繰り返す気温。季節の変わり目はどうにもダメだ。暖房が効いているのをいいことに布団を掛けずに眠ったのもよくなかった。骨身に染みる寒さから、コンビニの四川風麻婆豆腐丼に手を出したのも良くなかった。胃腸が弱いことは自覚していたのにも関わらずである。そういえばこのところ乳製品を取ることを怠っていたのも良くなかったかもしれない。思い返せば旅先のビュッフェで食べた妙に活きの下がった鮪の寿司も胃腸への負担になったのかもしれない。

ためらった

屁だと思った

遅かった

白アザラシ