【BL掛け合いセリフ】貴方だけ

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更新： 2019/12/24 2:28:00

紫輝(しき)…若様。男だけど、公には女として発表されている。ゆえに、公に出る時は女の格好をする。普段は男の格好。女のように美しく、見目麗しい。

蒼桜(あお)…紫輝専属の執事。事情は把握済。紫輝のことを男として好き。愛し合っている。男。

※翌日に紫輝が公に出るという事を知った蒼桜が
紫輝の部屋に来る。

紫輝「お前のことなど呼び出してはいないぞ、蒼桜」

蒼桜「申し訳ございません。紫輝様が公務の席に出席なさると奥様が仰っておられたので……」

紫輝「…まさか私自ら出たいとお母様に言ったのではと心配になったのか？」

蒼桜「…え、えぇ」

紫輝「そんな訳無いだろう？私ではない。お母様からの命令だ。仕方ない」

蒼桜「……そうでしたか。ならば良いのですが…。ただ私以外の方が、紫輝様のお体に触れると考えると…とても耐えきれないのです」

紫輝「耐えなくともよい。私はお母様にこう申し上げた。『蒼桜をボディーガードとして傍で私を守って欲しい。蒼桜以外の男に私の体を触って欲しくない』と」

蒼桜「紫輝…様…。それは本当の事ですか？」

紫輝「あぁ、本当だ。当たり前だろう？私はお前のものだ。他の者には触れさせない。だから安心しろ」

蒼桜「…紫輝様！(ハグ)……貴方だけです、紫輝様」

紫輝「苦しい、離れろ」

蒼桜「嫌です」

紫輝「離れろと言っている。私の命令が聞けないというのか？」

蒼桜「……申し訳ございません(しょんぼりしながら離す)」

紫輝「蒼桜、明日のことよりも今を優先しろ。私が欲しくないのか？」

蒼桜「…そんなこと…ある訳がないでしょう」(キス)

紫輝「んん……」

蒼桜「心も体も…私で一杯にして差し上げます、紫輝様」

紫輝「あぁ、そうしてくれ。お前がほしい。お前の全てが欲しいのだ」

蒼桜「そのお言葉……他の方には言わないでください」(キス)

紫輝「んん。当たり前だ。お前だけ。私の言葉は全てお前に捧げる」

蒼桜「有り難き幸せ…。(キス)」

紫輝「(キス)」