【鐘付き鴉の唄】詩を作ってみたヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ

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最高ランク : 115 , 更新： 2015/11/22 6:53:05

夕焼け紅く染まるならば

鐘付き鴉が来るだろう

鐘を自分の主とすらば

鐘を鳴らして目立たせる

鐘付き鴉が来る頃は

遊ぶ子等は帰り始める

早く早くと急かしても

鴉は鐘を鳴らすだろう

鐘が危うくなるならば

鴉は鐘を守り抜く

自分の命をかけてでも

たとえ自分が死のうとも

鴉も所詮は生き物で

必ず命の終わりがある

鴉が消えて悲しむは

果たしてどちらの方なのか

命の尽きた鐘付き鴉

鐘を残して消えてゆく

鴉が消えて悲しむは

果たしてどちらの方なのか

鐘付き鴉のない鐘は

唄を奏でられなくも

鐘付き鴉の名と共に

永遠(とわ)にその名は続くだろう

鐘付き鴉と鐘の唄

鐘付き鴉が奏でるは

音美しき鐘の唄

鐘の音色が教えるは

鐘付き鴉のその努力

鐘付き鴉自分ならば

守るべき人は誰だろう

紅き夕映え見えたなら

幼い子供が歌いだす

幼き子供の声聞いて

どうか思い出してほしい

鴉が消えたその日には

夕映え綺麗だったこと

鴉が消えて悲しむは

いったいどちらだったのか

鐘付き鴉の協奏曲〈コンチェルト〉

鐘付き鴉の協奏曲〈コンチェルト〉