世田介くんがすき(ブルーピリオド話)

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最高ランク : 16 , 更新: 2021/12/29 3:45:26




(出典:ブルーピリオド コミックス10巻より)



世田介くんかわいい大好き

11巻まで読み通したけど僕世田介くん一番好きかもしれない

世田介くんが絵を描く理由ってなんなんだろう
好きとか嫌いの次元じゃないと思う

好きだから描きたいと思うっていう理由はまあすごく普通の感情だと思うのだけど

世田介くんのそれは 勝手に体が動くというか
それって好きってことなんじゃないか?といえば 多分そうなのだと思う
僕は言語化できない 世田介くんが絵を描く情動みたいなものが



描いてる瞬間が好きなのだろうか
世田介くんは課題でもなければ”人”を描かず 動物を描く
というかうさぎ...1年次の進級課題で描いているのがそれだ
僕は 自分と自分が所属する世界の関係性の出力装置として絵を描く という行いがあるのではないかと思うが
世田介くんにとってのうさぎはそれなのじゃないかと思う
世田介くんにとっての自分と外界をつなぐファクターかのような
それがうさぎ
世田介くんの目には人が入ってこないのかもしれない
というか、入れないでいようとしている節がある
”どうしてみんな俺に構うんだ”という描写があるから...
まあこれは半ば事実っぽくて、世田介くんが何かをしているときに周囲の人間が声をかける という描写で一貫されている
世田介くんから誰かに声をかける という描写は全くない
しかし、世田介くんはそんな自分をフカンする視点を身につけた
それが10巻のできごとだ 世田介と八虎君で渋谷でオールするというエピソード
それを通じて描いたのが やはりうさぎ
一方の八虎くんは人を描いた 人が好きだから人を描いたと自覚している
この対比は面白いなぁと思う
しかし 世田介くんは人を拒絶してうさぎを描いたというモチベーションではなかった
自分と”対象”とのコミュニケーションへの距離感のとりかたに自分で俯瞰し自責というか自己批判する視点を身につけて オリに閉じ込められたうさぎ を描いた
世田介くんは コミュニケーションを”コントロール”ととらえている
檻にとじこめられるうさぎ それによって行動範囲が制限されるうさぎ
コントロールの要素が 世田介くんの描いた絵に表出されているんでないかと思った
何度も描いているかもだけど 世田介くんはそのことを自覚し始めた
今後の世田介くんはどんな絵を描くのだろう 自発的に”人間”を描く日もくるのだろうか
...という世田介くんの内情の変化(これは僕は成長とはとらえていない )に対し 君の絵は個人的すぎると一笑に付す猫屋敷先生
このやりとりがめちゃくちゃ大好き
猫屋敷先生の制作に対する原動力はただ一つで 自分の作品を世に知らしめること だと思っている
先生のその価値観からすれば 世田介くんのあまりにもパーソナルすぎる表現手法は小さすぎると捉えているのだと思う
先生の評価基準は”世に知らしめる何かをつくること”なのだと思う
それに対して世田介くんの制作の根幹は”自分の見た世界を出力すること”だと思う
これは両者の行動半径何メートル、何キロという視野で制作をしているかという違いにもなるのだと思う
猫屋敷先生は世田介くんに問い詰める





”君さあ ホントの自分みたいなもの信じてるの?”
”そうやって自分を大事に大事に守ってて...”
”みんなそうだよ!いろんな人と関わってどんどん自分を変えていくものでしょ!?"
"そのままじゃ君 何者にもなれないよ?!"

それにたいしてしっかり反論する世田介くん

ブレないと思う
すごくいいシーンだ
人は 人を変えることはできない
多分 ここでの猫屋敷先生はそうしようとした
ここ、というか 猫屋敷先生の世田介くんに対する接し方の基準がそうだ
世田介くんはその猫屋敷先生の気質を分かっている

世田介くんを導こうとする猫屋敷先生
というより、もしかしたら、猫屋敷先生は、そういう役割を大学側から与えられているのかもしれない
だから 仕事としてそうしているのかもしれない
それでもはねのける世田介くん

...僕思うことを言葉につづるのこんなヘタだったかなぁ
結局似たような言葉のリフレインばっかりだ

世田介くん好きだなぁ かわいいすきっていう好きのなり方は
世田介くん絶対嫌な感情抱くかもしれないなぁ でも好きだなぁ...

あと世田介くんと猫屋敷先生ってほんとにスタンスが何から何まで対照的だと思う
”生きものと本人”という関係性でちょっと考えてみたけど
世田介くんにとっての”うさぎ”は、自分と外界を表現するためのファクターとして用いて、そしてその関係性のいびつさに自己嫌悪するっていうナイーブさが出ていたけど
猫屋敷先生の”ねこ”は、自分の名前を売るための”わかりやすさ””伝わりやすさ”という部分に特化していると思う
”ねこ”。かわいいとされている存在。かわいいっぽい名前。それを名前に用いる。猫屋敷あも。アーティストとして、一度聞けば、まず”猫なんちゃら~”みたいな名前の残り方はすると思う。自分を焼き付けさせるために”猫”要素を利用する。

ナオ


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2022/10/14 10:38:18 ナオ 4 15

とりあえず いめろぐで絵のせてこうと思いまつ (とりあえずフィアちゃんの絵のせ...


たそ ver 0.98
2022/10/13 7:04:16 ナオ 1 13

お顔のかげとかチークとか目とかバケッチャキーホルダーの塗りとかなおします コロ...


たそ 色決め
2022/10/12 4:45:42 ナオ 2 10

要所こまい装飾とかもうちょい足す 紫色加えたいな~~~~ 色バケッチャちゃんを...



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