来歴④ 長すぎる(1万字近くある)

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最高ランク : 3 , 更新: 2022/01/20 20:08:01

ムリヤリ締めます(最悪)


2018年3月末日。物件決めのアレコレや、引っ越し作業が終わりきらぬまま、
社会人になった。忘れもしない初出勤の日。
僕は、とある新聞販売店勤務となった。

4月3日は僕が当時愛して止まなかったアイドル、天海春香さんの誕生日だった。
だから出勤前に誕生日記念イラストを仕上げ、その日は出勤した。
朝の地下鉄。その混雑具合にもまず疲れた。
出勤して当日にやった思い出深いことと言えば、事務所周辺の道路のゴミ広い、入念な窓ふきなど、掃除、掃除、掃除だ。
上司はいう。「お客さんや取引先、外部の者が会社を評価する基準、第一印象は何か?その会社がいかに綺麗かどうかだ。お前はその第一歩の作業をしている。」と。
僕はその言葉を深く胸に刻み込み、ひたすらその日の清掃作業に励んだ。
まあ、途中で『こんなことでいいんすかね...』と空しくなったのは事実だ。
4月いっぱいは、とにかく研修が続く。いわゆるビジネスマナーを学ぶというやつ。
外部にビジネスマナースクールがあり、そこにひたすら通って研修を受けていた。
ア...すげー恥ずかしいの思い出した...
この時の僕、グループワークの時の課題でなんか愛について力説してた時があった。
僕はいっぱしの社会人なんだ!!オトナとしてやっていくんだ!!という熱いモチベーションのもとに...そんなことをしていた。は、はず~

で、5月。このときに現場に投入される。
販売店員の主な業務は、新聞の配達、集金、営業、そして従業員さんの管理という事務作業だ。
5月はひたすら配達や集金、諸々外回りの同行した。先輩にひたすらついていく日々。
先輩、といっても、僕の勤務先は、周りの人たちは40代、50代の人たちがほとんどだった。
それが新聞販売店の現実である。こういった業界の現場の高齢化...これについて書き記すと内容が膨大になるので今回はやめておこう。
まあそんなオジサマがたで占められた現場で、とにかく僕は、若い、若い、とちやほやされたし、ミスなんかがあっても最初はそんなもんだ、と優しく扱われていた。そんなだから、なんか図に乗っていた所はあったかもしれない。
6月。この辺りから実務に実際に関わるようになる。ようは、先の集金配達営業といった描く業務のひとり立ちだ。まあ言ってしまうと雑なんだけど...仕事ってあたってくだけろでやっていけば覚えるもんで、最初はそりゃ大変だった。まとめ雑すぎる。
忘れられないのは初めての配達の日。雨がざんざん振りのなか、しどろもどろで配達し、自分だけおおいに遅延していたらしく泣きながら配達をした。それを大先輩が車でフォローに入る。僕がおたおたしながら受け答えをする中、流石にしびれを切らしたのか時折「チッ」とか舌打ちを慣らす大先輩。この時はほんと自分の使えなさに死にたくなった。事務所で戻ったとき、別の上司から、(このとき他業務との絡みもあって)「悪いのはナオ君じゃなくて上司のほうだから、君は一切悪くない」という言葉をもらって、僕は一人ロッカールームですすり泣いた。(これは僕を慰めてくれた言葉でもあったし、組織論として至極当然の言葉だとも思う)
仕事もある程度ルーティンが身についてきた6月の後半ごろからポケモンUSUMをやり始めた。発売からじつに半年以上ぶりである。
なぜこのタイミングでやり始めたか。これには明確な理由があった。それは、この時にして翌年2019年のWCSへの出場を目論んでいたからだ。
一年あまりの機関で取り組んでいけば、勝てるようになる。そのような目論みのもと購入し、まず最初の一ヶ月間、二ヶ月間あたりは、ひたすら図鑑生めや育成環境を整えることに特化した。そうしている内にWCS2018が開催されていたが、僕は翌年に目を向けてスルーしていた。9月ごろになると、はやくも翌年のルールが発表された。これに併せて僕はパーティ制作にいそしんだ。社会人だというのに、伝説ポケモンの色違い乱数調整に躍起になった。(ちなみにそれにいそしむあまり睡眠時間1時間ほどの日や、翌日深夜の配達に遅刻するなどザラにあった)勤務半年近くにしてこのナメ具合である。
しかし10月頃、11月頃。ひとり立ちもできてきたということで仕事量が増え、どんどん余裕がなくなってきた僕は、ポケモンバトルに取り組む精神的余裕も、時間的余裕も消え失せていた。そのことにより、この辺りからポケモンにはふれられていない。どころか、仕事生活ですら辛いのに、「ポケモンのネットバトルで上位ランカーになる」という目標の元にガチバトルに身を投じる、というのもある種メンタル力を要求されるものであり、僕にはその両立はこの時とうていムリだった。そんなこんなで12月。雪が降る。冬場の外回りというのは本当に大変で、中でも集金業務が大変だった。交通の便は悪いわ、寒がりの僕に氷点下何度という世界は応えるわ、さらにそういった外敵状況が悪化するにも関わらず段々と増える外回りの仕事量。これには本当に応えた。ぶっちゃけた話、働いて1年目の12月あたりから2月あたりまで、キツかったという記憶以外無い...と思いきや、それなりにあった。
まずガンダムNTの公開。自分の仕事のキツさと、同作の主人公ヨナ・バシュタくんのあまりにも悲惨な境遇に自分を重ねて、「生まれてこなければよかったんだ」と漏らすほどの悲運の中でも「それでも」という希望を示すラストに救われていた。そんなだから3度劇場に足を運び、Blu-rayも何度も見返した(この作品は当時ガチではまってた)。
後、2019年1月。大学時代の友達T君と会う。彼は合コンを通じてだったかな?彼女もできていて、一歩先を越された気分だった。社会人になってから会うというのも不思議な気分で、まあその境遇なりに互いが当時考えていた色々な話をし合った。
余談だがT君話。彼は公務員系の中でも中々倍率が高いとされる市職員志望の合格者だった。実際彼は、大学時代僕がポケモンや絵にいそしんでいる間、ちゃんと続けて勉強していたし、対策に余念が無かった。やるべきことを見つけ、それに注力する。それをきちんと実行していた。立派だった。立派だったからぶっちゃけ僕は気後れして、大学時代では一時期、彼を遠ざけていた。僕のリアルの知っている人では、ほんとに性格というか軸が定まっている人だと思う。
でまぁ...社会人一年目もなんだかんだ終わりを迎える。休みの日は休みなさい、と大先輩方には言われるが、業務量的にムリだ。実質的に、途中からは休日出勤上等の様相で働くのがデフォルトとなった。これが現実です。とはいえ、そういう毎日も、それはそれで上等だオラ!!と思う気力はあった。与えられた義務だとか、社会的責任だとか、限られた時間だかのなかで、いかに時間を作るか?能動的に生きるか?そんな風に考え、生きることに、「自発的に」生きる喜びをどこかに見出していたこともまた事実だ。
忙しいとは、それはそれで、ある種幸せなことなのだとも思う。
2019年4月。社会人生活二年目。後輩が入ってくる。ひとりは、僕の日記に度々登場する、2022年1月現在絶賛鬱中の後輩Ks君、そしてもうひとりはKn君。Ks君はなんというか、いい塩梅にオタクが入っている。話してみると、アニメもいっぱい観てるわ、音楽好きだわ、小説も書いたりするわでとても文化的な男だった。エヴァという共通点もあったし、オタク的情報のアンテナも高かった。Kn君は野球、次いでサッカーの知識が異常に豊富で、歴代仮面ライダーシリーズに非常に詳しい、そして雑学的な部分に強いという性格だった。個性的だったと思う。僕の管轄の後輩としてはKn君がつくことになり、彼に度々僕が教えることもあったが、なんというか...彼は一見マイペースに見えるが、優秀だった。いや、マイペースであるがゆえに優秀だったというべきか。しっかり丁寧に与えられた業務をこなし、言葉にも嘘がない。仕事はどの内容においても正確で、本当にミスが少なかったと思う。去年の僕なんだったんだ...というショックはこの時抱いていた。
二年目となると一年の仕事の流れもだいたい把握したし、後輩もでき、後輩にふる仕事もできてきた...ということでプライベートの時間の使い方もまぁ分かってくる。そこで某アプリを使ってネット恋愛にいそしんだりもした。これについては...いいんだか悪いんだかという話ではあるが、経験にはなったということで、いい話としておく。そして、四苦八苦することもあったが2019年11月15日。そうこうするうちにポケモン剣盾が発売。発売タイミングに併せてどうにか3連休を獲得した僕は、3日間中ずーっとポケモン漬けであった。忘れもしない、あの幸福な日々は。剣盾のアスリーティックな世界観にふれ、各ジムリーダーやライバル達の勝負へかけるそれぞれの熱い想いに強く同調し、涙を流した。ジムリーダー戦のダイマックス演出に感動をした。...そんな冒険をさておき仕事は再開しつつ、以降はまたもや育成環境を整えたりする日々。12月頃になってランクマッチに参加し始める。剣盾発売以降、プレイはし続けてはいるものの、やはり真冬の時期は仕事の拘束時間がどうしても増える。まとまったプレイ時間を確保することが難しく、以降のランクマッチ参加へのモチベーションもまちまちな状態が続く。そんなこんなで、日常に埋没するまま19年度の仕事も終わりを迎える。
2020年4月1日。新たな後輩A君が入社してくる。彼はとても背が高くて愛想もよく、とにかくよく笑う人だった。人当たりがよく周囲の大人からの受けもよく、よくかわいがられていた。僕もその朗らかな人柄が好ましく、いい相づちを打ってくれるものだからつい自分の知識をひけらかしたりもしていた。
3年目になると、現場の様相は大きく代わった。事務所の営業部員は僕、Ks君、Kn君、A君、そして2018年の夏頃からこちらへと異動してきたこれまた大先輩のWさん(40いかないくらい)という組み合わせ。上司から、自分はキャリア組的な育て方をするという名目で、明確案役職はないものの主任候補としてリーダー的役割を与える、とされそのように立ち回ることを命じられていた。
...で、ポケモンはというと、この時調子が良かった。4月シーズンの剣盾のランクマッチでは最終53位を記録。本当は30位以内を狙いたかったのだが、それでも自分の剣盾のバトルの中では最高成績を残せて満足していた。しかし、以降のシーズンの戦いは環境の移り変わりもあり苦戦し、想うような成績を残せないままでいた。そんなポケモンバトルに注力する生活が災いしたのか、このあたりのタイミングで、僕は上司から声をかけられる。「お前、最近たるんでないか?仕事っていうのは、ただ言われたことをこなすだけじゃない。与えられた業務をこなすだけなのは、仕事でなくて作業だ。簡単な作業ならAIによって取って代わられるかもしれないこれからの時代、必要なのは『考えて行動する』ことだ。お前。それできてるか?...』といった言葉を突きつけられ、僕はショックを受けた。以降、上司からリーダーシップ研修への参加を打診され、資格取得なんかも案内された。結論からいうと、僕はそれらの話に乗った。
7月になると、ポケモンをきっぱりやめ、資格勉強に励んだ。大学生御用達かもしれないが、「ITパスポート」なる資格だ。それだけじゃなく、彼女を作ろう!と意気込んだ僕は、幾度となく街コンなるものへ参加していた(ただ、これは最終的に失敗に終わる)。
仕事、資格勉強、恋活...。この辺りの僕の日々は、そんなだった。こうやって書くとめっちゃ社会人って感じするね。
結果から言うと、仕事はするものとして、資格も恋活も、途中でほっぽり出した。(資格はのちにリベンジして取得しました)
8月。事務職としてIさんという女性が転職してくる。僕より2つ下くらいで、年が近しい人だった。彼女はなんというか、立ち回るのがうまい人だった。
そして9月頃になると、ふたたび絵を描き始める。
もしかしたら知ってる人もいるかもだけど、NETROOMのイラスト部屋が居心地よく感じ、絵を再開するにいたった(もちろんそれ以前にもちょいちょい描いてはいたけど)。この時になってようやく、絵描き界隈的な文化、トレンドの絵柄だとかに意識を向けるようになっていった。
ちなみに、個人的にショックなことだったのだが、僕が絵を描くことへのモチベーションがあるにも関わらず、職場で「絵が描ける人」といえば、この年入ってきたA君だった。ナゼか。ある日、彼は事務所の案内掲示板に、鬼滅キャラ達を画用紙に模写し、それを切り抜いて貼り付けたPOPを提示したことで社内で話題になっていたからだ。そこで、うまいね、すごいねと賞賛されていた彼に、(僕も彼をホメはしたが)内心ひどく自尊心を傷つけられたというか、ぶっちゃけて言うと嫉妬した。形をつかむのはよくできていた。それでも、僕のほうが上手いだろ...と。まあでも、職場で僕の絵を誰にも見せてないのにこの嫉妬するのもちゃんちゃらおかしいんだよな。認めてもらえたければ、見せればいい。それだけなんだけどね...。
そしてA君もまた、ミスが少なく作業も早い人であった。言われたことは、表面上はイヤな顔せずきちんとこなしてくれる人。そんなであった。
ちなみにA君は野球に熱い人で、近場の草野球チームにも参加したり、ジャンプ系をメインとする少年漫画を愛する人であった。そしてアニメ作品への懐が広く、僕がガンダムの逆襲のシャアを布教しBlu-rayを貸した所、なんとそれを二度も視聴してくれたほどだ。「なんというか、すごい作品だと思った」「シャアがめっちゃかっこいい」すごくいい感想だと思った。食わず嫌いしないで観てくれる彼が尊かった。
3年目は業務的には存外きつくもなくつらくもなく...だろうか。いつも起こる突発的なイレギュラーには手を焼きつつも、先輩Wさんがいつもサポートしてくれていたので心強かった。業務の割り振りなどある程度僕ができたこともあり、初年度に比べると「人にやらせる」ことができるようになり、休みの日の時間を確保できるようになってきていた気がする。そんなこともあったので絵を描こうと思えた次第だ。
そして僕のいた事務所は、世にも珍しいチーム構成だったと思う。メイン担当の事務Iさん、営業部の僕ら、皆20半ば、Wさんだけ40いかないくらいという年で、全員に役職があるわけではなかった。そんななので、上意下達やパワハラ的なプレッシャー的なものとは無縁だった。いわゆる報連相というやつはかなりできていた。今思えば、なんというかかなり柔軟なやり取りができていたような気もする。が、自分に明確に、現場的判断の「コレをしろ!!」と言ってくれる人(=直属の上司)がいなかったのは、それはそれで自分の判断基準に明確な指針が持てないかも、というような不安はときたまつきまとったが。ま、ないものねだりだね。後、A君への嫉妬というのは実は先の絵の件だけでなく、この女性社員Iさんとやたらと仲が良いことへも嫉妬していた。A君とIさん、事務所にいる時はいつもおしゃべりをしていたような気すらする。デスクが隣なこともあったが。この嫉妬の仕方が実にひねくれていると思うんだけど、Iさんがスキだから嫉妬をしている、というより、女性とそれだけコミュニケーションをとれる能力がある、ということへの、A君への嫉妬だった。なんで自分にそんなプライドがあるのかわからないが、そのような嫉妬の仕方をしていた。そして、僕はその嫉妬心を、誰にも明かしていない。ひたすら隠し通していて、抑圧をため込むばかりだった...という、二重三重にもひねくれた当時の僕のめんどくささである...。で、A君とIさん、いっそ付き合っているならばなんか諦めもつこうが、当時、ふたりは付き合っていない、どころかIさんには付き合っている彼氏がいるということだった。ああ、男女の友情は成立するってやつ?なんというか、そんな状況に僕の倫理観はおかしくなりそうで、こういうことに関しては途中から何も考えないようにした。
まあ、ドロドロに見えるが、僕が一方的にそう心の中で「捉えている」だけで、仕事的には険悪な雰囲気というのは本当になかった。...というか、業務が業務で、つねに対応におわれたり、暇という暇もそこまでなかったから、人間関係をこじらせるとかそういう場合じゃなかったのかもしれない。
とまあ...そんなこんなで3年目も過ぎていくが...年は明けて、2021年1月。
この日、上司から事務所閉鎖、つまり倒産解雇の通達がきた。
ひらたくいえば、コロナ流行を起因とする会社...というより新聞社自体の業績悪化に伴い、存続困難な為に畳む、ということになった。これも、もっと文脈があることなのだけど、ざっくりこう記述する。
さて、僕はその知らせを受けどう思ったかというと..........
内心嬉しかった。この仕事、やめたかったからだ。
こんなことを続けていて、何のキャリアになるのかとか、
そして、会社の奴隷として働いて病に倒れ(内蔵がだめになる系)、そのまま亡くなった人もいたくらいだ。葬儀に立ち会ったこともあった。
ぶっちゃけていうと、ここにいたら、天寿を全うできないという気しかなかった。

だから、辞めた後しばらくどうなってもいいように、貯金もあった(今もある)。
上司からは関連会社を斡旋してもらえたが、すべて断って、就職先を決めないまま、そのまま年度末の業務、3月末まで働いた。

僕のいた会社がつぶれた理由は、僕にも想像できる余地がある。
元々、新聞業界自体が斜陽産業であること。「情報を得るのは、ネットでいい」という意識のもと、新聞を読まなくなる人がいかに多いことか。
次に、うちの会社の人件費がかさんだであろうこと。上司の方針で「社員の若返りを計るために毎年新卒者を1,2名雇う」としていた。当然だが新卒者が業務全てを賄えるようになるまで1年かかるだろうし、教えるという仕事も増える。そうなると、二重人件費というやつだ。先行投資という考え方も当然できるが、見ようによってはカネの垂れ流し、ともとれてしまうかもしれない。新卒者が1年間働いたとして、300万円そこら人件費を年間に要する。そして社員が増えていくと、居座る年数分いると、必要な人件費は一千万円単位と増えていく。...ということを、新聞が売れていれば、正のサイクルで回せただろう。社員が増える。人手が増える。働き手が増える。新聞も売れる。人手がいるから、かゆいところに手が届くように良い具合に売り込むことができる。モノが売れるから、会社も給料を多く渡せるようになる。...という繰り返し。
感覚的に、そして数値的にも、当時の新聞発行部数の売り上げでは、そんなの賄えないことはわかりきっていた。
ではその補てんをどこからするかというと、新聞社からだ。新聞社側から業務費の補てんが入っていたことで、やりくりを可能にしていたみたいだ。で、元の新聞社側は銀行とのつながりでおカネを保持している、銀行がおカネを貸してくれる理由は、新聞という社会的使命を帯びたものへの信頼性だろう...と、サマリー的なお金の出所をみると、そんなだ。
が、新聞社から、うちの会社はそれらを打ち切られた。赤字を出し過ぎたのだろうな。その赤字を出しすぎた理由が、先に書いた僕らのような新卒者を雇いまくったこともあるだろう。カネの垂れ流しの垂れ流し。...これだと思う。ああ、なんというか、書いていたら書いているぶんだけ、当時の経費の使い方の「ムダ」っぽいこととか、あれやこれやについて考えたくもなるのだけど...おさえる。
でも、感謝している。それはそうだろう。働いてお金をくれたのだから。平たく言うと、現状の僕はニートだ。時たま友達の手伝いをして生きている。2021年4月以降、僕は失業者となった。以降半年近く、「失業保険」というものを貰いながら過ごしていた。失業者はなるべく早く次の仕事を探さなきゃなのだけど、僕はそんなことには目もくれていなかった。駄目人間。

それでも、会社が事務所を閉鎖する2021年3月あたりから、僕はどこか虚無感でいっぱいになりながら日々を過ごしていた。し、無事無職となった4月以降もしばらく鬱気味に生きていた。体がまともに動くようになった(大げさ)のも5月あたりからだったと思う...。

とまあ、僕の現状はそんなです。
こう書くと、いつの間にかポケモンの話も、ましてや趣味の話も消えかかってしまい、現実のお話ばかりしてしまっているな。つまるところ、僕の関心というか、関心せざるを得ない部分の大きくがそれにあった。でも、現実のこと、現実のこと、現実のこと、ばかり考える。これはつまらないことだと思う。そんなんで年をとっていくのは、本当に悲しすぎる。
ヒトが重力の束縛からある程度解き放たれ二足歩行という能力を得て、脳を肥大化させ、より複雑化した思考能力を得ることができるようになったステキなことは、「文化」についての審美眼だとか、感受性を身につけられるようになったことだと思う。僕の両親は、その分野において明確な好きな分野があったから、その方面においてはよかったかもしれない。
「手」を使うことによって、ヒトは多彩に道具を使いこなせるようになった。そうなると、千差万別の道具の使い方によって、千差万別の表現を生み出すことが可能となった。言語能力と道具を使う能力。これは地球上に存在する他の生物にもみられない大きな差だと思う。そのような生物として命を産み落とされたからには、そのアドバンテージを実感できることをしたい。
仕事、生きるため、義務感、そういったものに囲まれて生きる、生きていく、そうすることも、命をつなぐということで、ごく自然なことだろう。しかしそれは、動物的、本能的な倫理だとも思う。また、こうすることが社会的に定まっている、というのはロジカルでない。そもそも、地球がうまれ、そこに生命が生まれ、生命活動を営むなんてことに、僕は使命だとか、意志なんてものは関係ないと思っているからだ。...それでも、ヒトは生きることを考える。考えざるを得ない。死ぬのが怖いとなぜか知っているから...。

アレなんでこんな壮大な話になってるんだ。富野由悠季展いってトミノイズムを思い出しちゃったからかな?()
でもまあ、今は今で考えてることがあるんです。
そして僕が文字を書くとこのようにいつも支離滅裂になるから、ひそやかにこういう場でやりたい放題文章を書き散らかしている。そんな次第です。

こういうの書いていて思ったこと。僕は自分がニートだとか書くのが(誰の目に触れなかったとしても)いつぞやまで怖かった。学生のうちは、とくに自分の劣っている部分を見せるのが怖かった。
が、今、そんなことはどうでもよくなった。自分を隠すということが、なんというのか、相互ゲーム的に、かえってマイナスが多くなることを知ったような気がしたからかもしれない。それに、そこまで自分が自分を信じていないということ、そして、他者がそこまで自分に興味をもたないだろう、ということからも、自分のことを偽りなく書けるようになった気がする。

世の平均寿命は70年だとかいうのに、たかだか二十数年生きた程度で、ああもこうも全方位的に書き綴って振り返りたくなっている今この心情。なんなんだろうなぁ。

自己記述というものは、終わりがないと思うから、ここらでムリヤリしめることとする。

まとめ
「言い切れることはない 言い切れたことは自分に言い聞かせてること」(ztmy)ということを生きていて思っています(意味不明)

ナオ


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2022/10/14 10:38:18 ナオ 4 15

とりあえず いめろぐで絵のせてこうと思いまつ (とりあえずフィアちゃんの絵のせ...


たそ ver 0.98
2022/10/13 7:04:16 ナオ 1 13

お顔のかげとかチークとか目とかバケッチャキーホルダーの塗りとかなおします コロ...


たそ 色決め
2022/10/12 4:45:42 ナオ 2 10

要所こまい装飾とかもうちょい足す 紫色加えたいな~~~~ 色バケッチャちゃんを...



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