天宮セナの朝【創作短編】

創作 短編 そろそろキャラデザを決めなければ…
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最高ランク : 75 , 更新: 2015/05/11 8:38:24

__某国、某日、某アジトにて。



「アカちゃん!アカちゃん!」
「うるっさいなぁ修斗君!酷いよ!?泣くよ!?」


朝起きてみれば、早速波瀬アカと関修斗の"じゃれあい"が耳に入ってくる。
泣くよといい、泣く人はほとんど見たことがないか、アカの声は確かに鼻にかかったようなものだ。

「(今度、私も言ってみよう。)」

そう思いながら天宮セナは、キッチンにいるロゼのもとに向かった。


「おはようございます、ロゼさん」
「おはよー!セナ、今日眠そうだねぇ」

そう言って、セナの水色の髪の毛に手を伸ばす。
咄嗟に「朝ごはん作ってるんですから、触ったら不潔ですよ!」なんて言ってしまった。

「あっそだね。ごめんごめんご」

軽い。
この人は限りなく軽い。軽い人はセナの苦手なタイプだ。しかし、ロゼのことは好きなのだ。



なぜかと問われれば、間違いなく"あの日のこと"を口にするだろう。
ロゼがセナに手を差し伸べた、あの日のことを。




この人は軽く見えるだけで、実質そうではない。
場を和ませるため、時によっては強張らせるため、身に纏う空気をあやつっている、だけ。


「あ、セナ。小湊起こしてきてくれない!?」


あの子全然起きなくてさー
そう笑っているロゼの目からは、怒りの感情が読み取れた。

小湊カナタ。

純白の髪を持つ、綺麗な美少年。しかし、性格に難あり。なんでもかんでもテキトーに済ませたがり、面倒事があれば知らんぷり。
当然のごとく、セナは小湊が嫌いだった。
だから、起こしになんて行きたくはないのだ。もっと言うと、この《革命団》に小湊が入っていること自体気にくわない。

「(……でも、ロゼさんが決めたことだから)」

ロゼは間違わない。
そう、セナは信じているのだ。



「わかりました!起こしてきます!!」




それから、数分後のこと。

上の階からセナの怒号が響き渡り、それを嘲笑う小湊の笑い声が聞こえてきたのだった。

立野 真


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夜途ちゃん≫
それはね、きっと運命なの((
小説書くの、もっと上手になりたい!!だから書きまくる、きっと!!


立野 真
2015/05/09 5:35:24 違反報告 リンク


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「人は何にでもなれる」
2015/06/12 10:11:05 立野 真 3 6

. それが例え、 救いようのない悪だったとしても。 ------------...


帰ってきたよ!!
2015/06/12 6:32:34 立野 真 2 7

ただいま!! 誰も告白してなかったよ!!(イキナリ) 女子部屋に入って来...


お知らせですよーーッ!!
2015/06/09 9:48:31 立野 真 2 6

明日から移動教室が始まるので、 3日間程度、まったく出現いたしません! ...



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