初心LOVEで小説書いてみた【読み切り小説】

小説 じゅりコミュ
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こんはろ‼️

じゅりちいです。

今日はなにわ男子さんのデビュー曲の【初心LOVE】で小説を書いてみました。

初心LOVEって曲知らない人に説明すると。

歌詞の冒頭↓↓↓

もっとあんな恋がしたくて

こんなはずじゃなくて

ハジメテは全部キミだけ

一歩ずつ叶えよう

My First Lover…


で始まるそれはそれは可愛い曲でして。

まぁそれでわかんなかったらググってくださいw


むっちゃ長くなりそうなので暇な時に読むのをおすすめします👍✨

それでは、始まり始まり〜

【初心LOVE】

唐突に思ってしまった。

俺は、同じクラスの明日香って子に恋をしてしまったんだと。

明日香を見ると心がざわめいてしまう。

自然とあの子に目がいってしまう。

「かーなーた‼︎」

「うぉっ!」

不意に名前を呼ばれ、吃驚した。

「何ボーっとしてんの?俺の話聞いてた?」

「いや、わりぃ。」

にこやかに笑う俺の親友、シンはいつものように俺の肩をつついてきた。

ちなみにシンというあだ名は、あいつの本名が慎之介だからではない。

子供に大人気のアニメ、クレヨンしんちゃんの主人公、しんのすけのモノマネが上手いからというところからきている。

そのあだ名をつけた人こそが明日香なのだ。

「叶多って最近ヤケにボーっとしてるよな。…なんかあった?」

「…別に。」

だって、明日香に恋してるって言ったらシンはなんて言うだろう。

俺のこの感情は隠すつもりでいる。

…親友でも。

あぁ、でも誰かに見られたらどうしよう…。


俺だって明日香の本音知りたいよ。

気づいたら、ノートに小さく相合傘を描いてしまっていた。

…俺と、明日香の。

今日は席替えを行った。

順番にくじを引いて行く。

ドキドキしながらくじを引き、すぐにバッと中の数字を見た。

12番。

黒字で濃く、はっきりと書いてある。

その数字を見たシンが言った。

「…、お前の隣、明日香だなー。」

「えっ…!」

俺と明日香は、磁石みたいにくっつかれた。

席を移動させ、明日香の隣に座る。

「よろしくね、叶多くん。」

「よろしく」

うわぁー、緊張するんだが⁈

「じゃあ、隣の人と自己紹介するか。名前と、そうだな。好きな曲を言って。」

好きな曲か。

「こんにちは、明日香です。好きな曲は…『小さな恋の歌』、かな」

彼女は照れ臭そうに言った。

まって、やばい。可愛い!

「叶多です。好きな曲は…Greenとか?」

「それ、歌手じゃない?」

うわぁぁぁ‼︎そうだった‼︎

叶多、最初にしてヘマやらかす。



ある日、授業の準備していると明日香が小さな声で言ってきた。

「叶多くん、…あの、LINE交換しませんか?」

フラグ立つ。

左胸が、ドクンと聞こえたような気がした。

…明日香に聞かれてないよな?

吃驚して、声が少し震えてしまう。

「いいよ、交換しよう」

まって、女子と交換するだけでこんな緊張ってするもんなのか?

…相手が好きな人だからか。

そんな自問自答しながら明日香とLINEの交換をする。

「ありがとー。」

「おう」

笑顔で立ち去る明日香に無意識に手を振っていた。

「叶多ー、次音楽室だよ?速く行こうぜ?」

え?あうん。

俺の右手に持っているのは音楽の教科書ではなく。

…数学だった。

俺は慌てて音楽の教科書を用意するとシンの後ろを歩く。

「叶多さぁ、違かったらマジごめんだけど。」

「どうしたの?」

シンと俺で、購買で買ったパンを食べながら話す。

いつもは教室で昼食を食べているのに、シンは珍しく「屋上行こうぜ」
なんて言うから、少し不思議だった。

「…お前、もしかしてだけど明日香のこと好きなの…」

「うわぁぁぁぁぁぁああ‼︎‼︎」

シンが言い終わらないうちに大声を出してしまった。

なんで⁈なんでわかったんだ?

シンは「図星だな」って苦笑するとさらに続けた。

「結構わかりやすいぞ、お前。明日香と楽しそうに話しているし。」

「いや、そうなんだけど…。」

「告白は?しないの?」

「コクハク…。」

いや、無理だろ。ぜってー、フられるわそれ。

「まぁ、とにかく頑張れよ。俺、応援すっから」

シンは最後の一口を飲み込んでからそう言って、俺の肩をぽん、って叩いた。


午後の授業が始まるので俺は自分の席に着く。

隣で明日香がニコニコしながら言ってきた。

「今日の叶多くん、叫んでたね。聞こえたよ」

明日香に聞かれてんじゃん。

シンが後ろの席でガッツポーズをした。

その日の夜、俺は不意にあいつの好きな曲をずっとリピっていた。

するとLINEの通知が来て、恐る恐る開けて見るとなんと明日香からだった。

『明日の昼に屋上に来てください。』




これ、チャンスじゃないのか?

俺が明日香に対する気持ちを言うのを。

昼になり、俺は緊張する足取りで屋上に向かった。

ドキドキしてて、ジェットコースターみたいに息ができなくて…。

ゆっくり屋上のドアを開ける。

長い髪を風で揺らしながら、明日香が立っていた。

「ごめんね、呼び出して」

「あ、ううん」

どうしよう。

何から伝える?

どうにもならない?

この一言で、世界は変わるんだ。

「あのね、叶多くん。私…」

俺も口を開ける。

でもやっぱ言えなくて。

袖をギュっとする。

明日香が笑顔で言う。

鼓動がざわめいた。

「俺、最近、ドキドキしてて…」

「叶多くん?」

「あのっ…!」

そうだ。




「今もだよ」






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーfinー


如何だったでしょうか?

書いて見たけど結構難しかった。

もしかしたら他の曲でもチャレンジしてみようかなって思います!


じゃこの辺で。

👋

じゅりちい


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