好きだよ8

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ペナルティーが終わった人たちにもドリンクを渡す。

「麻美さん、ドリンクください。」

1年生の高野くんにいわれる。

「あ！ごめんねっ！はい。お疲れさま。」

「っ////あざすっ！」

高野くんの顔が赤い。大丈夫かな？熱中症にならないといいけど…。

「麻美、配り終わったー？！」

「あ、なっちゃん。」

なっちゃんがこっちに来た。

「終わったー？」

「うん。終わったよ。」

「じゃあ、涼たちのところいこっか！」

「え…。」

涼くんたちのところ…。また、涼くんに何か言われちゃうかもしれないからな…。

「よしっ！いくよ～！」

なっちゃんに腕を捕まれて引っ張られる。

「なっちゃんって好きな人、いるのかな…」

「へっ？！」

「はっ！声に出てた？」

ふと思ったことを口に出してしまう癖が私にはある。

「で、で、で出てたよ！」

「いつもなっちゃんはわたしのこと応援してくれてるから…私も応援したいなって思ったの…。」

「私の事よりもまずは麻美とを考えなさーい！」

ってことはなっちゃんにも好きな人、いるんだね。誰なんだろう？私もなっちゃんに協力したいな。