ただいま!! & 時音ちゃん。【月島蛍夢小説】

ただいま! 月島蛍 小説
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*




皆様、大変お久し振りです!


お待たせしました(果たして、待っていて下さった方がいらっしゃるのでしょうか)。



やっと無事、祖母宅にネット環境が整いました!!



ですが本当に申し訳ないことに、なかなか浮上出来そうにありません。


というのも、私の新・JK生活が想像していたよりも忙しくて……。


内部進学だから大して変わらないだろ(笑)と馬鹿にしていたのですが、思っていたより環境が変わりまして(周りの先生とか、後顧問の先生も代わりました)。


この生活環境に慣れるまでは、頻繁に浮上することは出来なさそうなんです。いや、もうとっくに1ヶ月経ったはずなんですけど……。



ですが出来るだけ、皆様の記事は読んでいきたいと思います!



…………あ、そういえば、自分のGメールアドレスを取得したので、pixivを始めました。


占ツクを更新出来ないのと同様、そちらもなかなか更新出来ないと思うので読む専という感じではありますが。


アップするとしてもこちらでは晒せないような作品ばかりだと思いますので、IDなどは載せませんが、探そうと思えば一瞬で見付かると思います(笑)




低浮上ではありますが、これからまたよろしくお願い致します!!




復活記念に1つ小説を。久し振りの時音ちゃんです!!


たまに、無性に時音ちゃんが書きたくなるんですよね……時音ちゃん可愛い……。




*




十分の一



例えば僕は、月島蛍という人間が嫌いだ。


嫌味や皮肉ばかりが口を突いて出てくる。そのクセして、いつだって大切なことは口に出来ないまま。


人を傷付けることしかしない。


むしろ、そんな僕をどうやって好きになれと言うのだろう。




「寒いねぇ」


――大学生になると同時に上京して、時音と共に暮らし始めた。最初は慣れない環境や自分の理性との闘いだった同棲生活にも、冬を迎える頃にはさすがに慣れていた。



夜中、スーパーからの帰り。冷えついた風が頬を撫で、時音は赤くなった鼻を擦りながら白い息を吐く。


うん、と僕は頷いて、マフラーを口の辺りまで上げた。


空では星が瞬いている。



「今夜は鍋にしましょうか、ツッキーくんや」


「……良いんじゃない」


「締めはラーメンですな」


「ご飯」


時音の言葉を即座に否定した僕に、時音はあからさまに不機嫌になった。むすぅ、とむくれている。



「この前はラーメンだったデショ」


だけどその不細工な顔も、手を握ってやったら打って変わって明るくなった。分かり易い奴。なんて僕はマフラーの中でこっそり笑う。



「仕方ないなあ。じゃあ今日はツッキーのお願いを聞いて、締めは雑炊にして差し上げましょうかね」


「ちっさいクセに上から目線なのムカツく」


「ちっ、ちっさくないし! ツッキーがおっきいだけだもん!」


どっちもデショ、とは言ってやらなかった。怒った顔で抗議する時音が可愛くて、そんな彼女を見てるのが楽しかったから。……とも、勿論口にはしなかったけれど。



「ツッキー」


高校時代、夕暮れの帰り道で時音に好きだと伝えた日の僕は、こんな風にずっと時音の隣を歩くことになるなんて思ってもみなかった。一人の人を愛し続けるなんて芸当がまさか自分に出来るとは。




「好きだよ」




時音は時々、なんの脈絡も躊躇いもなくそう言う。



「……照れるなら言わなきゃ良いのに」


一旦繋いでいた手を離し、顔を赤く染めた時音の頭を撫でてやった。幸せそうに口元を緩める時音を見ていると、つられてこちらまで破顔しそうになる。



再び手を繋ぎ直した頃、時音は口を開いた。


「ツッキーは、『好き』だとかって言うのが得意じゃないでしょう?」


「……うん、まあね」


バレてたのか、と苦笑する。



きっと僕は怖いんだろう。『好き』の返事が『好き』じゃなくなることが。


時音は僕を好いてくれている。その自負はある。ただ、もしも、万が一。


『わたしはそうでもないかな』


そんな台詞が返ってきてしまったら。そう考えると、気が気じゃないのだ。



「だからわたしは、ツッキーの分まで好きって言いたいんだ!」


照れるけどね。そう、時音は星の輝きにも負けないくらいキラキラと笑った。



…………綺麗だ。らしくもなく、僕は思う。こんなに綺麗な笑顔が、僕のものであってくれるだなんて。僕の傍に居てくれるだなんて。




ああ、僕はなんて幸せ者なんだろう。




「じゃあ、時音には相当好きって言って貰わなきゃね」


「二人分だもんね~」


えへへ、とだらしなく時音は笑う。


そうだよ、何回だって言って貰わないと。だって僕は、君が思ってるよりずっと、どうしようもないくらい君が好きなんだから。



「好きだよ、ツッキー」




――例えば僕は、月島蛍という人間が嫌いだ。


嫌味や皮肉ばかりが口を突いて出てくる。そのクセして、いつだって大切なことは口に出来ないまま。


人を傷付けることしかしない。


むしろ、そんな僕をどうやって好きになれと言うのだろう。



……それでも君は。キラキラと輝く君は。




「大好きだよ」




愛しい君は、そう言って僕を好きでいてくれるから。



だから僕は昨日までも、今日も、明日からも。月島蛍を嫌いなままでいられる。


時音咲摘綺という唯一無二の存在が、僕の傍に居て、僕を受け入れてくれるから。




「愛してるよ、時音」




十回の『好き』に一回くらいは、僕も勇気を振り絞って愛の言葉を呟いてあげよう。飾りっ気のない真っ直ぐな言葉を。



「……知ってるよ、ばーか」



照れながら笑う、その可愛い顔が見たいから。




*

凜逢


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すーちゃん≫
すーちゃん、久し振り! そしてただいま!!
やっと帰ってこれました……。勿論覚えてるよ!!
低浮上ではあるけど、また絡んでくれたら嬉しいです!


凜逢
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