小説第二話！<ゲーム１ークラス>

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更新： 2019/03/04 8:39:31

小説第二話です！どうぞ！
<ゲーム１ークラス>
チャイムがなり終わるのとほぼ同時。
三原果林は席を立つ。
ここが運命の分岐点。
「ねぇ、宮内さん！あたし、三原果林！友達、なりないなぁ✨！」
ここで少なくとも、は？といった反応は🆖だ。
もう8回目だ。間違うことはない。
「いいんですか？私なんかが」
「もーぅっ！自分を過小評価しすぎだってば！ね？」
満面の作り笑顔を張り付ける。
「ありがとうございます。三原さん。」
ここで絶対に自分から果林と呼んではいけない。演技がばれてしまう。
「もーぉぅ！果林でいいってばぁ！」
もーもーうるさい。牛かお前は。
そう言いそうになった口を閉じる。
「ありがとうございます。果林さん。」
「もー♪だから、果林でいいよぅ！」
「…ありがとうございます、果林」
「えへへ♥️」
気持ち悪い。でももう失敗もできはしない。
私の日々の平穏のためにも。
不意に。
肩に。
じんわりと温かみが伝わった。
振り向くと、三原の片想いの相手ー鳥籠龍騎が私の肩に手をおいていた。
「三原。それくらいにしとけ。牛かお前は？もーもーうるせぇ。」
驚いた。
前の７回ではこんなことなかった。
よくこんなことが言えるな。三原に。
少しだけ、尊敬する。
「りゅ、龍騎君、、、。」
「あん？」
心の中で思う。
この魔物を、果林を、倒す方法を。
この魔物への、復讐を。

どうですか？？ご意見アドバイス御願いします！！！by菜っぱ&カナヘイのスタンプ。