新作!短篇かな?

おそ松さん 小説
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最高ランク : 12 , 更新: 2016/08/21 7:49:42

朝目を覚ますして見える風景はどう見えますか。

天井の色や、質感が分かるように上を向いていますか。
横向いて家具やらがゴロゴロと散乱しているのを見ますか。
家族が横になって寝ているのを起きたらすぐにみますか。

僕には、見えません。

正確に、言うと全てが入り混じったどこかも分からない風景がそこに広がっています。

鏡を見ても気味の悪い人では無いような顔見てしまう。

目が多いという事は目が無いことだと僕は思う。

身体中にぐるぐる包帯を巻きつけてやっと2つの目で物を見る事が出来るようになりほっと、安堵の息をおとす。

どうやら長く眠っていたようだ。

寝た時も朝。起きても朝。分かりやすく言うと1日じゅう寝てた。

という事だ。

窓からの光を浴び頬杖をつく。
ひらひら風に揺れてこちらに近づく物がある。

べたっと、顔に張り付き苛立ちながら剥がす。
チラシというやつで中身を見ると夏祭りらしい…甘い物が好きでそれを見た彼からしたらお宝のように見えたそう。

包帯を、さっきよりぐるぐるとキツく縛り付けると痛みが走った。が、いつ取れるかも分からない。

念には念を痛みに耐えながら緑の綺麗な浴衣を身につけた。
かっかっと下駄で歩く音が妙に響く明るい屋台の通りをとぼどぼ歩いていく。

「やだっ、あの人全身包帯巻いて怖い…」

「ママ怖いよ…」

周りから恐怖の目で見られる事も、罵倒の様な恐怖の声を囁く外野ももう慣れた事なのだ。

「りんご飴3つ、いちご飴を4個、ぶどう飴を5個。」

そう言われると店主はびくっと肩を上げて商品を渡す。
お代を払おうとするが
「お、お代は要らんので…」
早くどっかへ行ってくれ。そう囁かれた気がした。
目当ての物は買えたし良いかボソッと呟くととぼどぼと帰り道を進んでいくが、
どんと男と肩をぶつけてしまった。

「あ、ごめんな!」

「い、いえ…」

また言われる囁きを聞きたくなくすぐ離れようとした。

「あ、ちょい待ってよ。なんでそんなびくびくしてんの?」

彼は、おそ松と言った。お互い名を名乗り暫く話に花をさかせた。

「あ、もうこんな時間帰らなければ…」

「あ、そなの…?あ、最後に1つ聞いても良いかな?」
こてんと首を傾げながらも俯いた。
「その包帯…なんでつけてんの?」

「い、言いたくありません…」

身体を固くさせ、足早にその場から離れようとした。
「え、待ってって!」

彼は、手を強く掴みぽろっと包帯が取れってしまった。

「え、なにこ…」「見ないで!」

言葉を発する彼に被せるように言葉を発し。包帯を巻きつけて身体を震わせた。

「見ない…で…」

震える僕を抱き彼は幻滅する事なく背中を撫でた。子供をなだめるように。ゆっくり静かに。

暫く経って彼に話した。自分は目がたくさんある化け物である事。
皆から、嫌われ傷付けられるから包帯を纏っていること。

話しても彼は笑ってくれた。

「そっか、そっか…チョロ松が話してくれたんだし…俺も話さなきゃだな」

そう言うと、彼は火に巻かれて姿を現した。大きく立派な尻尾綺麗な毛並み。
狐、いや九尾なのだと分かった。

「俺も、人を騙す化け物狐だよ…こんな化け物だけど。チョロ松も俺を受け入れてくれる?」

自信溢れた様な声の癖に…
今にも泣きそうな顔していう彼。

「ずるい…ずるいよ…」

彼を抱きしめ温かい感覚を僕を包んだ。
答えは言葉じゃ言えなかったけど。
僕も、彼も伝わる温もりが気持ちを伝えあえた。

だから、大丈夫。

夏の夜。愛し合う僕らを包む様に
大輪の花が空に広がっていた。

ホモぽいけどちゃうよ?
見てくれるとうれしい!短篇これで完結してるよー!

白の嘘兎


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妖怪松だ!文才あって羨ましい……!!(;・∀・)

まやぽんぬ@ありがとうございました
2016/08/20 14:43:07 違反報告 リンク


ちょっと誤爆らしきものがあったので.....。


安堵の息をおとす⇒安堵の息を落とす
1日じゅう⇒1日中
チラシというゆうやつで⇒チラシというやつで
ゆっくり静かに⇒ゆっくり、静かに 又は ゆっくりと、静かに

これでもいいけど、話言葉、書き言葉で書くと大体変わる部分

言葉じゃ⇒言葉では


こんな感じ。


内容は上手く纏まっているので大体いいかと。


Hinapina.@桜花狂咲
2016/08/20 17:05:27 違反報告 リンク


えへへ、まやちゃんありがとー!友達にネタを貰って書いてみたんだ!友達から好評だったとのと誰かにアドバイス貰いたかったから!文才何て欠片もないよ(笑)

紅色の死神
2016/08/21 0:05:47 違反報告 リンク


変換ミスと、、のつけ忘れ、後、文章の言い回し。ふむふむ。夜中急いで書き上げたやつだからな…。でも、いってくれてありがと!
変なところはまた直すよ!


紅色の死神
2016/08/21 0:07:20 違反報告 リンク


いえいえ~( *・ω・)ノ
私なんて小説書くときね、台詞ばっかだよ(;・∀・)
死神ちゃんが羨ましい!


まやぽんぬ@ありがとうございました
2016/08/21 0:11:15 違反報告 リンク


わー!坂田さんありがとうございます!
読みやすいだなんてうれしいです!ありがとうございます!フォローメインの方で返しておきますね!突然じゃないですよ?嬉しかったです!


紅色の死神
2016/08/21 0:11:26 違反報告 リンク


んー、私は物によって違うかな…。
ギャグ小説で行動とか風景とか言葉で表してもつまらないし会話文書けばいいと思うし!
シリアスとか、昔の話とか、ミステリーとか、話によって使い分けたり出来るし!まやちゃんの書き方で長所を伸ばしていけばいいと思う!


紅色の死神
2016/08/21 0:14:56 違反報告 リンク


そっかー(´・ω・`)
ありがとう(人´∀`)♪


まやぽんぬ@ありがとうございました
2016/08/21 0:15:46 違反報告 リンク


いえいえ!これからもお互い頑張ろうね!

紅色の死神
2016/08/21 0:19:16 違反報告 リンク


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