ヤツが真っ直ぐ私に迫ってきた

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最高ランク : 9 , 更新： 2020/07/02 8:44:49

こんばんは…。
元気ないです…。

一瞬にして心臓バックンなってどっと疲労が押し寄せました…。

タイトルの通り、ヤツが私に向かって真っ直ぐ迫ってきたんです…。

そう、ヤツの名は…ゴキブリ

「ひぉあ！？」という謎の奇声上げました。

今日は学校終わりに叔父さんが迎えに来てくれて、弟と学校から直接叔父さん家に向かったんです。

それからいつも通り宿題やらを終えて、分からないところを叔父さんに教えてもらったり、空いた時間は遊んだりと色々…そこまでは良かったんです。

問題はその帰り。

お爺ちゃんが車を使うという事でその日は叔父さんに電車で送ってもらう事になりました。

家が駅前から離れているのでバスで駅まで。
そこで喉が渇いてホームで電車を待つ間にジュースを1人1本ずつ買ってもらいました。

それから電車に乗って、私の家のある駅に着き、そこから私の家まで帰る途中。

ここで事件が起きたんです。

街灯のともす道を3人並んで歩いていき、曲がり角。
その先に私の家があります。

が！！！！

何気なく曲がろうとした私の視野範囲にスーッと黒いものが動きました。

私は忘れていたのです。

古い家が並ぶその曲がり角はヤツらの住処である事を…ッ

上の通り、おかしな奇声を上げて後ろに仰け反り跳んだ私と、それを見て釣られる様に同じ行動を取る弟。
そしてそれに驚く叔父さん。

何とか避けれましたがまだすぐ隣にゴキブリがいる、のにも関わらず叔父さんは気付かない。

叔父さん「え、何」

私「そこ！！そこにゴキブリが！！あぁ！！そこにも！！！」

更に何とゴキブリは複数。

しかも1匹は私に迫ってきたヤツで既に通り過ぎて行きましたが、もう1匹は壁に張り付いていました。

叔父さん「あぁ…早く通ればいいじゃん」

私、弟「無理！！！」

確かにさっきのヤツは通り過ぎた。
しかし、まだすぐそこにはいるんです。

つまり、

迫ってきて通り過ぎたゴキブリ●

私、弟、叔父

壁のゴキブリ●↓(こっちに曲がる)

の状態！！

背後のゴキブリもめちゃくちゃ触覚動かしてるしいつ動き出すか予測出来ない。
壁の方を気にしてたら、狭い道だし背後から奇襲かけられそう。

でもそんな壁なんて目線の高さにいるヤツが羽ばたいたらと思うとその前は通れない！！！

叔父さん「ふーん」((バキャッ

そう叫ぶと、バキャッと音が。

んんんん？？？？

何？イマノオト？？？

恐る恐る見ると、叔父さんが持ってた空のペットボトルで壁のゴキブリを潰した音でした……

もうね、何の躊躇もなく一振り横にブンッ、バキャッですよ！？

しかもあの短い方のペットボトルで！！！

叔父さん「これで通れる。はいはい、行くよ」

って、ペットボトル持ってない方の手で背中押されて、私は呆然としたまま家まで連れて行かれました。

潰したペットボトルは途中で捨ててましたけど。

叔父さんは虫全般ゴキブリ、蜘蛛含めて平気なんですよ。
ゴキブリは流石に触ろうとは思わないけど別に怖くないし殺せるって。

私なんて嫌いとか以前に怖いから近寄れないし殺さないし…。

とりあえず、結婚相手の必須条件にゴキブリを殺せる人を書きたいですね。