【短編】笑って私の神様

短編 小説
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ビュロウビュロウと激しい風がロボットの白い体に当たっては消えていく。鼠色に染まった瞳には黒く暗い森が映り込んでいた。


「ここに捨てるんならバレないだろ。」

「不法投棄はダメだって看板あるけど、これ意味ねぇよなぁ。」


男二人に投げ出され宙に浮いたロボットの身体は、ガシャンと大きな音を立てて
雨を吸ってぐちゃぐちゃの泥に落ちた。
その衝撃なのかロボットの頭は簡単にぽろりと取れてしまう。


「帰るぞ」

「あぁ」


男二人が車に乗って去っていった。








ポタポタと雨が降り始めた。
横殴りの雨粒が薄汚れたロボットの体に落ちていく。
泥の匂いが漂い始める。
首も取れて腕も無いロボット。
後ろには不法投棄のゴミの山。
ばしゃりと音が鳴る。











「……ロボット」


















これは、心優しい少年と感情の無いロボットの物語。
















「あ、起動した。」

「……」


君の名前は?
少年が優しくロボットに声を掛ける。


「ffーr37」


ロボットは口を開く。
しかしその瞳には光は無い。


「…僕の名前はウィル。ウィル・ユークレース」


ロボットはウィルを認識したのだろうか。
ウィルを見つめながら「ウィル様」と呟いた。


「ウィル様。何か御用でしょうか。」

「用事…じゃなくてね。お願いがあるんだ。」


ウィルはロボットに言い放つ。


「僕の…友達になってくれないかな…?な、なんて」

「……トモダチ」


ロボットは心底訳が分からないと言う表情を浮かべる。


「あぁ〜…なんか恥ずかしいな。うん。友達。」


ウィルは赤面しながらロボットに向き合う。
ロボットには分からない。
友達とは何だろう。
インターネット上での情報しか知ることができず、
ましてや命令しか聞けないこの体は理解が到底不可能だったのだ。


「……私にはトモダチが分かりません。」

「じゃぁ、僕と一緒に探そうよ。友達。」

「?」

「友達の意味を一緒に探そう。…ね?」

「……命令と言うならば。」

「よろしくね。フォレク!」

「フォレク…?」

「そう!君のあだ名だよ。ffだからフォレク。」


鳥の囀りが森中に響いた。
雨が止んだ森には鏡のように反射した小さな雫が二人を写していた。














みたいなロボットと少年のお話が読みたい。

あ、どうもセーバーです。

今回は思いついた短編を書いてみました。

ロボットと少年って組み合わせいいよね。

少年大好きだから仕方ない←

最後まで書くならエンドはまぁ。ご察しの通り。


誰かが読みたいなーなんて言ってくれたら多分書きます。



取り敢えず設定だけ↓

ffーr37
道案内の為に作られた人形ロボット。
人間のことを自分の主人だと思っている。
↑(そう思うようにプログラムされてる。)
基本的に命令されたら何でもするが自分からは動かない。
ロボットだから命令されないと動けない。
フォレクなんて呼ばれるとは思ってなかった。


ウィル・ユークレース
見習い魔法使いの少年。
茶髪で外ハネな髪型をしている。
おっちょこちょいでかなりの頻度で魔法薬を作るのを失敗する。
今までずっと森を守る為に一人で生きてきた。
お友達が欲しい。フォレクの事を気に入っている。
人間とはまた違う生き物であることは確か。お仕事は森を守ること。




ここで一旦終わりにする〜

じゃぁね〜

good-by!
I want vivid times!

caviarbloom0l


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話の始まり方が好みすぎて死ぬ( 死にません )
お願いします,続きを読ませてください( 誰 )


Enakurona
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文だけでわかる、これ私が好きなタイプの少年だ()

CONANlove1
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沙夜ちゃん
そんな褒めて頂くと恥ずかしぬ…オワ
頑張って書いてみるね〜

カイ殿
それは良かったwww 趣味が合いそうでなにより!


caviarbloom0l
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すきです , イラスト描くから続きを描いて欲しい^т ·̫ т^

👾 ㍿ 真 田 o 👾
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頑張って書くのでぜひキャラデザよろしく^ ^

caviarbloom0l
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