ネタばらし

小説 ネタばらし
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こんばんわ、またまた夜中に失礼します。

突然の思いつきで、『オリジナル小説』のネタばらしをしようかなと思いました。
ネタばらし…というよりかは、用語解説?の方が合っているのでしょうか………

以前に『オリジナル小説』の流れを書きましたが、そこに出てくる単語とかは自分で考えたものですので、見てくれた皆さんには理解しがたいものがあるかと思います。

それに……この小説、更新がかなり遅め(*_*)
そこまで書けるかもわからんくらい遅いのです。
一応、書き終わるまでやるつもりではありますが………

かなりの長文になりますので、ご了承ください。
では、解説いきます!


・『クリス』という人物について。

クリスは元々、現代から約二千年前の王国で生まれました。
過去の世界では、魔法の存在は当たり前で、扱えない人間はかなり少なかった時代でした。

しかし、時が流れるにつれ、世界に充満していた魔力は枯渇していき、現代では魔法を信じる人が少なくなったため、魔法を扱えるという事実は『極秘事項』扱いになってます。

クリスが生まれた国『クリスタル王国』は、始まりの一族『時の民』の血族が治める国であり、クリスは純血の時の民。
そのため、『時を止める』など、時間に関係することはある程度出来ます。

そして、クリスは自分の大切だった王国を『魔力の暴走』で破壊し、滅ぼしてしまうという過去を持っており、『自身への罪』として、自分の身体の時を止め、永遠に生きる道を選びました。


・過去の記憶がない

実を言うとクリスは二度、死んでます。
上を見る通り、罪として時を止め『不老不死』となったが、強制的に命を絶つ方法はあります。
クリスはその方法を取り、一度死にます。
そして死んでから約800年後と1000年後に転生。
800年後では、過去の記憶(死んだ時のこと)を持ち合わせていたものの、1000年後に転生した時には一切の記憶はなかった。
(ここで物語がスタートした時点に繋がる)


・『時空討伐隊』

時空討伐隊とは、現代世界で人々に害を及ぼしている魔物を倒すための機関。
現代の日本では存在自体が知られていないが、海外では知られており、依頼の数も多い。
(海外の方が魔法などを信じている所が多いため)

『時空』とついている理由は、『魔物が時間に左右されない生物』だから。
彼らは何年時が経とうが、姿も形も変わりません。
一切の成長がない、とも言えます。
しかし、そう言いきれない魔物もいるため、すべてが左右されないとは限りません。


・『クリスタル王国』と『クリスタル』の関係性

『クリスタル』とは、太古の昔、人々から『神の結晶』と呼ばれていたもの。
『時の魔力』を宿しており、それを手にした者は『神と等しい』とまで言われていました。
しかし実際は、クリスタルに認められた人間のみが結晶の力を使うことができ、その人間を『クリスタルの番人』と呼びます。

『クリスタル王国』は、世界でその名を知らない者はいないほど大きく平和な王国で、自然豊かな場所だった。

関係性としては、『クリスタルを守るために王国が造られた』という感じです。


・『時の歌姫と闇の帝王』

世界を闇で支配しようとした闇の帝王を封印するために旅をする歌姫を主役とした伝説。
伝説にはクリスが出てくるが、本当に闇の帝王を封印したかは本人でもわかっていない。
しかし、闇の帝王・レオンはクリスを恨んでいることから、封印されていたのは事実ではある。

『闇の帝王』とは、闇の世界(黄泉や死後の世界、とも呼ばれている場所のこと)において『帝王』の名をもらった『生者』のこと。
闇の世界が死者の世界だと言い切れないのは、『生きた人間が生活している』からである。
しかし、事実上人としては死んでいるため、一説には『魂だけで存在している』とも言われている。

『時の歌姫』とは、時の魔力を持つ姫が世界のためにと歌った姿を見た人々がそう呼んだ。
クリスのことだと言われている。


・『魂の契約』

言葉通り、自身と他者一人の魂を『繋げる』契約のこと。
繋がれたら切ることはできず、死なない限り永遠に続く契約で、意思共有などの感覚を共有することはないが、怪我はお互いに反映される。
クリスとレオンがこの契約で繋がれていたが、グレンが『すり替える』ことによりクリスは死なずに済んだ。


・『グレン』

正式名称は『グレニア・アルカバス』。
クリスの生きた時代と同じ時代に生まれた。
下に弟三人、妹一人がいる。
父親は学者で、中でも考古学と医学において右に出るものはいない。
グレンも父親譲りな面があり、医学(解毒や薬物に関して)はかなりの博識。
自身で薬を作るなどの技術もある。

クリスと出会った理由は、死に場所を求めていたから。
両親が火事で亡くなり、弟たちも泥棒に殺されてしまったため生きる気力をなくすも、同じ悲しみを持つクリスと生きることを決める。

それからクリスと古城で生活をしていくが、外の町の女性・ソフィアと恋仲になったことをきっかけに、クリスの待つ古城には帰らなくなる。

ソフィアと仲を深め、彼女との結婚をクリスに告げて幸せになろうとしたが、結婚式の翌日、古城へ戻るとクリスが亡くなっていた。

クリスも、ソフィアと同じようにグレンを想っていたことを手紙で知り、そこには『グレンの幸せの邪魔をしたくないから伝えない』ことや『守られなかった約束』のこと、『会えなくなっても好きでいる』ことなど、クリスの抱えていた『大切な想い』が綴られていた。

クリスにとって、グレンが『最初で最後の大好きな人』だと知り、グレンは彼女に謝るため、彼女の口から想いを聞くために『戻す』ことを決める。
しかし、昔の魔法でも『死者の蘇生』は『禁忌』であり、その方法さえどこにも存在しなかった。

諦めたくないグレンはそれからも旅を続けるが、突然『時代を飛ぶ』という現象により、約800年後の時代へと飛んでしまう。
そこでクリスに再会するが、つかの間に戦争が起こり、クリスが死んでしまう。
死に際に駆けつけたグレンは、クリスから『伝えることを諦めた想い』を聞き、彼女の望みを叶えるため、隣にいるために『最後の約束』を果たそうとする。

それからまた『時代を飛ぶ』現象で200年後へと飛び、そこで記憶のないクリスを見つける。
しかし、そこでグレンは『本来のクリス』の姿を見る。
一緒に暮らしていた頃に見せることのなかった『笑顔』がそこにあったことを見て、グレンは自分のやろうとしていることに疑問を持つようになる。

次第に戻っていく記憶に、クリスは笑顔を減らしていく。
その様を見たグレンは、自分の犯した罪の大きさを知るのと同時に、クリスを縛り、苦しめ続けていることを知る。

そしてレオンとの決戦が始まり、クリスを守るために戦い、傷付いた神田、ラビを死なせないため、クリスが死ぬことを選んでしまった。
クリスは、泣きながら『死ぬことが怖い、だけど…それ以上に、大切な人が死ぬのは見たくない』と言い、自分だけが消えることを決める。
グレンはそこで、クリスが大切な想いを告げなかった本当の理由を知る。
『クリスの生きる世界を守ること』…それが、クリスを死なせてしまったことへの罪滅ぼし。



……すみません、ものすっごく長くなりました。
というのも、グレンくんの説明書いてたら、涙が出てきちゃって………
なかなかに書けなくて奮闘してました。

これ、ものすごく悲しいお話なんですよね。
クリスはグレンのことが好きだったけど、グレンは別の人が好きになった。
クリスは、グレンの幸せの邪魔にならないよう、自分の『好き』という気持ちは伝えずに死んじゃったんです。
本当はグレンのことが大好きで、引き止めたかったけれど…それは『自分の望み』であって『グレンの望むことじゃないから』という理由で、伝えることを諦めたんです。

それを考えると……とても悲しいです。
この場面を小説で書こうとしたら、たぶん何時間かくらい泣きながら書くことになりそうです………

ですが、ちゃんと二人は結ばれますよ。
結構色々あった末に………


よくよく見たら3000文字超えちゃってる!!
長文で失礼しました。

何かあれば、気軽に言ってください。

名もなき作者


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すごく...深い......
切ない気持ちになりました...
こんなに作り込まれていて、尊敬します...!


bside5834
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わあぁ、ありがとうございます……(*_*)
これ考えてる時って、大抵泣いちゃうんですよね………
しかもかなりの長文に……

読むのすごく大変だったと思います。
すみません。


名もなき作者
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