創作審神者紹介

こんにちは、翠です。




地縛霊系審神者の幽のデザインがついに練り終わったのでお披露目に参りました！

創作審神者というか弊本丸の代理審神者というか…？


わたしの描く刀剣男士たちは、まあ例外はありますけど大体がここの本丸の子たちになるかと思います。




弊本丸のテーマは、「怪異本丸」「平和だけどどこか違和感がある本丸」

バンっとダイナミックにお化けが出てくるのではなく、日常の端っこに静かに存在する。そんな本丸です。

例えば景趣季節関係なく一年中彼岸花が咲いていたり、彼岸花畑の真ん中に緩やかな丘があって、その周辺だけやけに花の数が多かったり、離れの最奥に絶対に開けてはいけない扉があったり。


刀剣男士も付喪神の原義をリスペクトして、神様というよりも妖怪寄りの存在です。
本家ゲームでは神格のある神ですが、純粋な神というのはどうしても創作の上で扱いづらくて……

そのため、他本丸の刀剣男士よりもホラーチックです。


例えば、この本丸の初鍛刀であるいまつるちゃんは戦場から時折敵の刀身の一部を持ち帰っては庭に埋めていたり、初太刀の鶴さんは「よく眠れるから」と彼岸花畑に寝転がっていたり、兄者は夕方になると庭に出て彼岸花畑をじっと見つめていたり、うぐぴは一振りだけなのに2人分お茶を出していたり…挙げだすとキリがないです。

そんな本丸を任せるに相応しい審神者はどんな感じかなー？と考えて、生者ではきっと無理だろうという結論に至りました。


実際この本丸、幽が就任する前は審神者が来ては辞め、来ては辞めないわくつき本丸でした。




きっと人の身では耐えられないんですよね、怪異が当たり前のように日常の中にいて、それなのにみんなは普通に過ごしているんですから。
そのうち自分がおかしいのか…？という考えに陥り、精神を病んでいくのがオチです。

まあその怪異を呼び寄せているのが本丸に住み着いていた幽だったんですけどね。




幽が地縛霊になった時期ですが、本丸が初代から二代目に引き継がれる間のことなんです。幽の前で30代くらいでしょうか。
幽自身は何もしていなくとも存在するだけで怪異を呼び寄せてしまうので、みんな1、2年で耐えきれなくなり辞めていきます。




困り果てた政府は、「怪異が発生する原因である幽を審神者にしよう」と考えつき、審神者就任！という流れです。

顔布は何かの封印用らしいですがそれ以外にも何かあるようで、幽は絶対にそれを取ろうとしません。なんでも、「白くて赤いのは不吉」なんだとか。






幽は初代から二代目への引き継ぎの時期に地縛霊になって本丸にいるため、本丸のことなら大体何でも知っているのですが、初代審神者のことは決して話しません。

また、引き継ぎにも関わらず、二代目は実質一から本丸を始めなければいけない状態だったそうな。

で、気になる生前ですが、「真っ暗だったよ」とのこと。それ以上は聞いても笑顔で誤魔化します。




ってな感じで結構仄暗いです。ザ・闇よりも仄暗いくらいが一番怖いかなって。


まあでもこれは全部裏の裏設定なので、描いてる上で出てくることはほぼないです！というか弊本丸前提として平和であることがあるので、そこまで描写する余裕がないんですね。幽も幽霊だけど明るい子だし。

と、いうことで！これからは(これからも？)幽本丸の子たちをばしばし描いていきますので！よろしくお願い致します！

最後までお読みいただきありがとうございました！