国語の授業でかく物語の下書き。プロローグ

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最高ランク : 92 , 更新： 2016/03/06 4:27:25

『夜桜』
この町には、ある有名なアイツがいる。
春、桜が満開に咲き誇り、
夜桜が映える頃にのみ出没する奴。

彼奴は、様々な桜の名所に前触れもなく現れ、
客のネックレス等の装飾品を盗む。

だが決まって必ず、2日後にその持ち主の家に
返される。

その身軽な身のこなし方、マジックの様な去り方、そして必ず夜桜見物の時のみ現れるあいつをいつの間にか人々は『怪盗夜桜』と呼ぶようになった。