タイムリミット創作

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参加させていただきます！
小説でいきます！

1年の始まりは一般的に２つある。
１つは新年、もう１つは春。

この２つはわかりやすいよね？

でも私はもう１つあると思う。

『いつでも』

この単語だけだと不明だよね。だけど私、優香は
この『いつでも』が、1番わかりやすい始まりだと思ってる。

「莉緒最近凄い元気だよね〜何かあった？恋とカー？」

「ふふ、わかる？私最近好きな人できちゃったの！」

「へー！よかったじゃん！で、誰なのー？」

優香には隠し事できないんだね。と莉緒は自慢の笑顔で笑う。

吉野莉緒は私のいちばんの親友。

いっつも明るくて一緒だと楽しい。
それにクラス委員をしていてクラスからの信頼も高い。

そんな彼女の笑顔はこの前まで女子の闇という名の雲で覆われていた。

誰にでも優しい彼女のその性格が他の女子には気に障ったみたいだ。

女子って怖いよ？限度を知らないから。

でもまた最近笑うようになったと思ったら。

原因はやっぱり恋愛か。

「あのねーこの学校の人じゃなくてら習い事の子なんだけど…」

「別の学校なんだ、かっこいいじゃん。」

話を聞くと、イケメン！って程じゃないけどそこそこカッコいいらしい。

話を聞く限りいい人だから私も嬉しくなる。

ここまで来て変な人とか莉緒可哀想すぎるもんね。

莉緒がまた恋を、笑顔を始めたのは春でも新年でもない。

でも、ここからまた莉緒は新たな階段を進んだ。

ね、始まりなんて『いつでも』できるでしょ？