【小説】スミレ奇病診療所。２

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:402 hit

最高ランク : 9 , 更新：

前回↓
ulog.u.nosv.org/item/itigonobyouinn/1660713559

女性女性言いすぎて誰が誰だかわからんくなっておりますが

白衣を羽織った女性が前に出てきた「小柄な女性」です！

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「「まどかちゃん…ねぇ…遊ぼぉよ…」」

「！」

小柄な女性は白衣を羽織り、椅子から立ち上がった。

２つの声の先には２人の高校生くらいの女性が立っていた。

片方の女性は真っ黒な髪で、黒い角と羽が生えていて、右目に大きな傷があり、

赤い血がついたロリータ服のようなものを着ていた。

もう片方の女性は、真っ白な髪で、白い羽と光る天使の輪のようなものをつけていた。その女性は頬骨のあたりに水色で涙のようなものが描かれていた。

そして先程の女性とおそろいなのか、赤い血がついたロリータ服のようなものを着ていた。

その二人の女性の見た目はまるで………

「天使」と「悪魔」のようだった。

「っ…………て、てんしさん…あくまさん…」

まどかが怯えきって震えた声で言う。

「ねぇっ…なんで遊んでくれないのぉ？」

天使（のような見た目をした女性）が言う。

「は？まどかちゃんは俺と遊ぶの。お前が変なふうに触るから…」

悪魔（のような見た目をした女性）が嫌味ったらしく呟いた。

そして………

緑色だったまどかの髪を二人が触り、真っ黒と真っ白に変えてしまった。

「いやぁっ…やめてっ…………てんしさん…あくまさん…」

まどかが小さく言い放った、次の瞬間＿

〈続く〉

天使と悪魔↓（鏡合わせの双子メーカー様より）