[小説]good morning all

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最高ランク : 8 , 更新： 2022/07/22 8:53:28

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...ふと、小さな明かりで目が覚めた。

その小さな光は太陽の光であり、月のよりは明るく、火よりは暗い。そんな光だった。

自分は地面に寝転がっていた体を起こして、太陽を見る。

「...おはよう」

誰もいない。荒廃した世界で、自分はポツリ呟いた。

※ ※ ※ ※ ※

今日もまた、荒廃しきった砂の道を歩く。

どこにいこうかなんて考えてはいない。もう、全ての場所を見てきたから。

自分はとある洞窟に入った。

そして、奥へ、奥へ、奥へと進む。

光が見え、さらに奥へ、

視野が広がると、木々が生い茂っている場所にたどり着いた。

自分は、その木々の下にある少し白く濁った水を飲む。

「...ぷはぁ...あなたたちもおはよう」

水を飲み終えると、うにょうにょ触手のように動いたり歩いたりする「木」に挨拶をした。

そして、最近見つけた新しい本を木の下で読み始める。

この世界に存在する書物はほぼすべて見た。

この世界の色んな場所もすべてみてきた。

この本は、最近見つけた新しい本。

新しい事を知るのが、自分の唯一の楽しみだった。

※ ※ ※ ※ ※

...空が暗くなり、本の字が読めなくなってきた。

「...バイバイ。また明日」

私は木に向かってそういうと、洞窟に戻っていった。

...

......

.........

自分はどれだけ生きたのだろう。

そんなのもわからないくらい、自分は生きた。死ねなかった。

月明かりの照らす空で自分はふと思う。

いつか、この毎日に終わりが来るのだろうかと。

...そんなことを考えていると、いつの間にか朝になっていた。

自分の知らない間に眠っていたようだ。

また太陽を見て、思った。

昨日本でみた言葉。朝に告げる言葉。

「good morning all...」

みんなおはよう。と言う意味らしい。

でも、自分は別の意味で使うことにした。

おはようという相手など自分はいない。なら、せめてこの毎日が、ずっと楽しいものであるといいな、そう思って込めた意味。

「...今日もまた、素敵な朝になりますように」

そう。自分は告げた。

※ ※ ※ ※ ※

今日も今日とて洞窟の奥に向かう。

だが、その途中、奇妙な何かを見つけた。

...なんなのだろう。この訳のわからないけむくじゃらは。

体の半身はいつか本でみた「羊」のようになっていて、

もう半身は...自分に似ていた。

「...う...」

奇妙な何かが目を覚ます。

いつぶりだろう。こんなにも胸が高鳴ったのは。

こうして、私は奇妙な何かに話しかける。

「あなたは、人...なの？」

かみはややぞー！

とあるクトゥルフ神話TRPGを題材に作った単発ー！

１日二本もすまんなー！暇なんだよー！

「ロボしにグドモ」これ知ってるなら何のシナリオを選んだかわかるはずだよー！

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それでは！ばいちゃ！