【小説】[06:罪と過去](東方二次創作)

神の風をふかしにきたぜ! 小説 #この世に一人の俺と君
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最高ランク : 3 , 更新: 2022/08/29 2:19:28


「...確かにそうだが、俺はもう足を洗ったんだ。ぐちぐち言うのはやめてくれ」
そういって、俺は男の横を通り過ぎる
後からさとりも横についた。
「ねぇ...今の話って...あなた...」
「...屋上で話そう。今ここで話すべきことじゃない」
俺はそう、彼女に話した。

にして放課後。
俺は屋上にて彼女と二人きりの状況を作っていた。
「...さて、少し古い話だ。俺が中学生だった頃の話...」
そういって、俺は話し始める。
「...3年前くらいだろうか、俺は中学でいじめをやっていた。”力”あるものを徹底的にな...そして、学校にいた6人の”力”を持つ人間が、集団自殺をした。遺言書には必ず...精神系統にまつわる事が書いてあったそうだ。」
心など精神に関わる遺言、それが中学生となると、必ず自殺要因は「いじめ」か「虐待」etcに絞られる。そして俺は自分でいじめをしていたからこそ、原因が俺であることが余裕で分かった。
「..ッ...あなた...嘘でしょ...」
さとりは失望したような表情だった。
「...嘘じゃない。真実だ」
「...なんで...そんな酷いことを!」
「...自分でもわからないな。それは」
激情的になっていくさとりに対し、俺は冷静に話す。
「自分より価値のない相手を見つけては...妬み嫌い迫害することで、そいつが絶望する様を見て、楽しんでいたのだろうな」
「...ふざけないで!」
さとりは俺のそばに近寄り、俺にビンタを入れる。
「ッ...」
「あなたも結局あいつらと一緒なの?私に味方したのは嘘だったの?」
「違う!」
彼女の目は少し涙ぐんでいるように見えた。
「何が違うの!?昔あいつらと同じことをしていたくせに、今更私のような人間を助けようだなんて都合がよすぎるのよ!どうせ...裏切るつもりなんでしょう!?」
「ならその”第三の目(ちから)”で俺の心を覗いてみろ!」
「え...?...ッ...」
彼女は俺の心を覗いたのだろう。一瞬表情が怒りから別の何かに変わり、落ち着いて俺のそばから離れる。
「...続きだ。俺には一つ下の弟がいたんだ。」
「弟?」
「...そうだ、そして、俺がやんちゃしていた報いなのかもしれないが...」
俺は少し間をおいて、話し始める。
「...中学二年生の時、俺の弟はいじめで死んだんだ」
俺は自分の過去を、思い出すように話し始めた。

神風はやと@ゆ茶劇制作中


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ごめん語彙力幼稚園児かもしれんwほんと,すごいしか言えないっすよ先輩(((
続きを楽しみに待ってます!!


Enakurona
2022/08/28 1:46:39 違反報告 リンク


沙夜ち>あはは...w
ちゃんと続きかくよ!


神風はやと@ゆ茶劇制作中
2022/08/28 3:26:51 違反報告 リンク


ゑ…弟くんもいじめで??

月瀬零
2022/08/28 15:03:59 違反報告 リンク


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私は___
2022/09/30 3:18:45 神風はやと@ゆ茶劇制作中 5 21

犯した過ちはもう戻らない 過去というものは人間の真の平和をがんじがらめにする ...


さようなら
2022/09/26 18:34:11 神風はやと@ゆ茶劇制作中 20 23

鏡写しの自分。 「俺」が「はやと」であり 「はやと」は「俺」 でも自分の「好...


【小説】[27:可愛い](東方二次創作)
2022/09/26 11:51:01 神風はやと@ゆ茶劇制作中 2 23

「...昨日狂夜が会ってた人って...どういう人なの?」 「あ?...ああ...小傘のこ...



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